12月8日に音楽発表会があります。先週ぐらいからぼちぼち発表会に向けて少しずつ練習しています。ただ今年度から発表会その時だけに集中的に楽器をするのではなく、1年間の指導計画の中で年齢にあわせて色々な楽器を経験できるようなカリキュラムにかえています。
私が園長になってから従来の学校で使う一般的に知られている楽器以外にも様々な楽器を購入し、色々な音色を聞かせたり実際に演奏するようにしてきました。音楽は人間が生活していく中で、とても素敵な大事であるというのが私の持論です。音楽がなくても生活そのものは成り立つかもしれませんが、どんなに味気ないものなってしまうのかと思います。子ども達にも音楽を何か特別なものとしてとらえるのではなく、生活の中の一部として親しめるようになってもらいたいと思います。
本園の音楽についての想いはHPトップページの「子育て支援事業」の項目の冒頭に書いています。興味のある方はご一読いただければありがたいです。
また従来幼稚園では当たり前のように弾いていた何か物事を片付ける際に弾いていた「お片づけの歌」や昼食の前に弾く「お弁当の歌」はやめました。園庭で集合するときの合図の音楽もやめました。片付ける時や集まるときは肉声で「片付けましょう」「集まりましょう」と伝えればすむことです。音楽をそうした形で使いたくない思いがあり、園生活の中で今でも見直しています。
私が園長に就任した頃、香里先生も子育てが一息つき、幼稚園の音楽の専任講師として手伝ってくれるようになり、また前後して保育科の学生に教鞭をとる機会もあり子どもにとって無理のない形で歌や合奏に力を入れてきています。曲も年長、年中、年少それぞれの年齢にあわせて合奏向けに編曲した曲を使うようになりました。
合奏することが楽しい、歌うことが楽しいそうした思いをたくさん経験して欲しいと思います。
写真は年長、年中の合奏に向けての練習しているところの様子です。
合奏ではあらかじめどの子どもにもすべての楽器を触らせ、そのうえで自分の気に入った楽器を選んで合奏するようにしています。今回年少組の風景はありませんが、機会があれば紹介したいと思います。
①年中がミュージックベル(ハンドベルににたもの)を使って練習している風景です。
②年長の木琴の練習風景です。
③年長の鉄琴の練習風景です。
④年長の鍵盤ハーモニカの練習風景です。
⑤年中のシンバル、大太鼓、小太鼓を紹介、教えているところです。




- 2007/11/18(日) 21:37:02|
- 音楽
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0