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園長ブタゴリラ☆ブログ

文部科学省のいじめの調査について

今日(日付は昨日)の午前中は電気工事のため立会いました。電源をいったん切るため園児がいる平日はできません。子どもの命を預かる仕事をしているため日々のメンテナンスは欠かせません。建築士、大工、水道、建材、塗装、電気、ガス、鉄工業等様々な職人さんや会社とのお付き合いがあります。ほとんどの方が先代からの長年にわたってお付き合いさせていただいており何かあると親身になってしてくださりありがたいことだと思っています。

先月の運動会の際は建材屋さんが前日から降り続いた雨による園庭のコンデイションを心配していつでも土を運搬できるよう社員を勤務時間よりも早く待機してくださったり前日の設置の際の放送機材のトラブルがあった時はすぐに駆けつけて支障のないようにしてくれた電器屋さんなどありがたいことです。

前日の各新聞に文部科学書の「いじめ」についての調査報告について大きく報道されていました。関心を持って読まれた方も多かったと思います。
原則幼稚園ではいじめはありません。ただし最近は幼稚園でもいじめの兆候がみえる場合があるようです。そうした幼稚園に共通するのは教員が園児を評価の対象としすぎたり園児にゆがんだ行き過ぎた競争をさせている幼稚園にどうも見られるようです。評価や競争から落ちこぼれた子どもがより弱い立場の子どもを自分のはけ口としていじめる構図のようです。人間には色々な立場や違いがあり、そうした違いをふくめた人間関係を初めて学ぶ社会集団であるはずの幼稚園でそうしたことがあること自体、ほんのごくごく一部の幼稚園と思いますが、恐ろしくも悲しむべきことのように思います。幼稚園も幼稚園ですが、それを望む大人(社会)の存在もどうでしょうか。ニーズがあるからするわけですから。私も実際に園長先生からお聞きしたことがあります。

ただ最近の親は「いじめ」に関心をもたれるのは良いのですが、「いじめ」と「仲間はずれやけんか」が一緒に混同されるかたが増えてきていると園長同士で話題になります。遊びのルールを守らなければ友達から遊びに入れてもらえませんし仲間はずれにされます。自分のわがままばかりいっていても同じです。でもそれはいじめとは明らかに違います。自分で認めてあやまったりなおせば、友達はいつもで入れてくれます。この点がいじめとの大きな違いです。「仲間に入れて」「いいよ」友達同士の暗黙のルールです。また保育者はそうした時に子どもを見守ったり手助けしたりしながら、そうした解決ができるように子どもに援助することは大きな仕事です。特に最近は兄弟が少なくまた少子化の影響で幼稚園に入園するまで友達と遊んでこない子どもが着実に増えています。

幼稚園集団のなかで経験し学ぶことで人としての付き合いを学び、大人になっていくのは皆さんご承知のとおりです。
けんかも子ども同士はお互いさまなのに、親がでることで逆にこじれたりあげくのはてに「幼稚園では○○さんと遊んではいけません」と家でこどもにいったらどうにもなりません。子ども同士は仲直りして、遊んでいるのに、子ども心にどうしてよいか困ると思います。
昔は「子どものけんかに親が出たらその親が笑われる」といわれましたが、今はそうした言葉は死語になりつつあります。
そういう親はわが子の為にとおもっているのですが、長い目で見るとはたしてどうでしょうか。

今、幼稚園はそうした親とのトラブルを避けるために、子ども同士で自由に遊ばせる時間をどんどん少なくしています。当然子ども同士のトラブルなどは少なくなります。親は大満足、幼稚園も多少後ろめたさを感じつつ少子化で顧客のニーズも無視できず満足をよそおい、子どもは・・?
その顛末はすでに社会の中で皆さんご承知のとおりです。
「子どものけんかに親が出たらその親が笑われる。なぜって子ども同士で解決できるから」復活させたいものです。
  1. 2007/11/18(日) 03:03:48|
  2. 幼児教育への思い
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