今日は年賀状の当選番号を決める抽選日でした。年々発行枚数が減っているとのことですが、SNS隆盛の中、時代の流れかもしれません。ここ数年は友人たちからいただく賀状も今年で最後とかラインにするのでメールアドレスを教えて欲しいとといった文面を目にします。
そうした中、卒園生からいただく賀状は嬉しいものです。中には結婚して我が子の誕生を知らせてくれたり、家族の近況を教えてくれるものもあります。
卒園して20年以上経つのに、送ってくれる気持ちが嬉しいですね。
私はどちらというと仕事はメールでプライベートは手紙です。
確かに暮れの忙しい時に年賀状を準備したりまた普段会うことのない人ととのやり取りも難しいかもしれません。
特に仕事関係で印刷だけのものでしたら、虚礼廃止の面からも有りかもしれません。
私は原則印刷した文面に出す相手に合わせて、必ず一筆したためています。普段忙しない中で、1年に一度相手を想いながら書く時間も嫌いではありません。
メールの一斉送信ですと、そうはいきませんしまた逆にメールで相手により文面を変える手間暇を考えると、手紙のほうが楽かなと思います。
年賀状(手紙)も趣向もあるので、それぞれの思いで続けていくことが肝要かもしれません。但し、これからまずます減っていくのもある意味時代の流れかもしれません。また地球環境の負荷に鑑みて、配達に伴うエネルギーや紙資源も焦点になるかもしれません。人間の文化面の営みとの損得はなんともいえませんが、それは年賀状(手紙)に限らず、全ての人間活動に係わる問題だと思います。
園では園児達には毎年年賀状をクラス担任からお出ししています。以前は暑中お見舞いも出していたのですが、廃止してからは年賀状のみです。これは子ども達に文字を知り、言語を通して相手に伝えることの大切さを知って欲しいという思いもあります。
幼児期は日本語に親しむ時期です。全ての教科の基礎は国語だと思います。幼児期の英語教育が流行ですが、先ずは母国語をきちんと習得できないと、砂上の楼閣になりかねません。携帯電話の翻訳機能アプリが発達する中で、今後益々母国語(日本語)の読み書きは大切だと思います。
3学期は郵便ごっこも予定しています。年長組の郵便屋さんが賑やかに行き交う日もまもなくです。そちらも楽しみです。
このところの暖かな陽気のせいでしょうか、例年より早く年中組がプランターに植えたチューリップの球根が芽を出しました。
- 2023/01/15(日) 16:00:04|
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