芋を掘り終えた後は手を洗います。畑には水道がないので、幼稚園からタンクに水を入れて運び、公園につくまでの間、汚れた泥を落としておきます。
たらいを3つ用意して、順番を書いた札を前に置き、1番目は泥だらけの手をつけ、2番目、3番目と汚れた手を順番に洗い落とすことを教えます。食堂の洗い場と同じ要領です。
こうすることで、あわせて数字や順番を理解する工夫をしています。3歳児でも理解できます。写真は年少3歳児桃組の園児が手を洗っている様子です。こうしたことで「順番」という言葉を知り、理解していきます。
基礎学力は生活の中に入れることが大事です。例えばお店に子どもと買い物にいかれた時に「りんごを3個取ってね」「牛乳を2本お願いね」と事情が許せば、子どもに頼むとよいと思います。
年少組は手を洗った後は山王公園までバスで行きます。
年長組は公園まで約40分ほど歩いていきます。明日の年中組も歩きます。
「歩く」ことは人間の動きでもっとも基本的なことです。園外保育でもできるだけ歩く経験をもたせていることもあり、年長組になると慣れたもので友達同士手をつなぎ、おしゃべりを楽しみながらあっという間に到着したようです。



- 2007/10/24(水) 19:36:13|
- 園外保育
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0