身支度を整え掘り始めます。自分の掘る場所がわかるようにあらかじめラインをひいておきます。今年の夏は暑かったせいかさつま芋のできも良いようです。
年長さんは自分たちで苗を植え、葉が生い茂った頃にも畑に観察をしに来たことがあるだけに、喜びもひとしおでしょう。掘りながら、あの小さな苗からこんなに大きい芋が出来る植物の成長を肌身で感じて欲しいものです。幼児期はこうした一連の過程を実体験を通しながら知ることが、本当の意味での基礎学力であり、学習だと思います。
年少さんは土を指でなぞる子どもさん、土をじっと見つめている子どもさん、ひたすら掘る子どもさ等本当に子どもひとりひとり違います。それでよいと思います。先生が一緒に掘りながら、土から顔を出したさつま芋の最後のひと堀を子どもに託します。「先生掘れた」そこで共に喜び共感する気持ちが、子どもと先生の信頼につながります。人間同士大事なことです。
年長になると日々の砂遊びや泥遊びの成果がでるようです。
掘り終え手を洗い、掘った芋の中で気に入った芋をひとつもって、クラスごとに記念撮影をしました。



- 2007/10/24(水) 18:59:55|
- 園外保育
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