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園長ブタゴリラ☆ブログ

避難訓練

今日は避難訓練を実施しました。今年度2回目になります。前回は全園児が各保育室にいて、その状態で火災報知機のベルが鳴り、その音の合図で避難しました。
今回は園児がそれぞれの園庭で遊んでいる時にベルを鳴らしました。
避難計画に従って各スタッフが動きます。特に今回は思い思いに色々な場所にいるので、手洗いや保育室等で逃げ遅れた子どもたちがいないように確認することが大事です。
全園児が速やかに隣接する麦田公園まで避難することができました。
公園ではいつものように「(おさない)・(かけない)・(しゃべらい)・(もどらない)」の避難する際の言葉を話し、「命は世界で一番大事なもので、お金で買うことはできない尊いもの」を伝えました。命にかかわる大事なことは何度も繰り返して伝えることが大切です。

昨日は報道等でご承知のように東日本大震災から今年で10年が過ぎました。
仕事柄もありますが、やはり震災時の幼稚園の惨状にとりわけ心を打たれます。送迎バスが津波にのみ込まれたり、辛くも逃げて無事だった話など様々なことがあげられます。
その年の秋に千葉県の私立幼稚園連合会の一員として、1泊2日で岩手県を視察して、津波で破壊された私立幼稚園の惨状を見分し、広報委員として記事を書きました。その時のことは以前ブログでも触れました。
当初は見聞することにいささか躊躇もあり、参加してよいかどうか悩みました。
2日間同行してくれた案内の方自身も被災された方でしたが、見てもらうことが大事なので、遠慮せずに来てほしいと話され、また視察先の園の園長先生もこの惨状を見たり当時の避難の実情を知ってもらうことで、今後に活かしてほしいと話されていたことが印象的でした。

避難訓練もそうですが、やはり定期的に実施することで万が一何かあった時に活きてくると思います。
原則学期ごとの避難訓練と年度末にスタッフで非常食や簡易トイレ等非常時に使う物品の確認を行っていますが、気を緩めることなく安心と安全を追求していきたいと思います。
園舎も平屋の軽量鉄骨なので、地震で倒壊することはありませんし、各保育室の出入り口が全て園庭に面しているので、火事などの際にも直ぐに避難できます。公園も隣接しています。条件的に恵まれていますが、それに慢心することなく戒めていくことが大切だと思います。

震災後は余震のこともあり、園を数日間臨時休園してから再開しました。卒園式前で式が予定通りできるか心配しましたが、滞りなく3学期を終えることができました。

被災された地域の園の方も早く再開して園児を受け入れる体制を取りたいと話されていました。また阪神・淡路大震災の幼稚園の実情を記録した冊子などもそうですが、幼児にとって幼稚園(保育園)がいかに子どもたちの心身にとって大切かを痛感しています。
今年は新型コロナウイルス感染症で4月5月ロ臨時休園を余儀なくされましたし、運営も変更しました。でも先ずは幼稚園が開いて、子どもたちが安心して遊べる場所であることがとても大切であることを、子どもたちの姿を通して、学びました。佐倉市私立幼稚園協会でも今回のコロナウイルスに際しては常に情報交換をしながら、有益な情報を出し惜しみすることなく、園児の利益になるようにしています。とてもありがたいことです。
緊急事態宣言の延長もあり、まだまだ予断は許しませんが、ウイルスとうまく付き合っていく形になるのでしょうか。
こういう時こそ、いつも話すように人間の英知と心が試されるように感じます。

震災直後の記事を掲載します。
「哀悼」3月14日付
東日本大震災でお亡くなりになられ方に謹んで哀悼の意を捧げます。また行方不明の方の一刻も早い救出を心から祈ります。個人的にも岩手、宮城、福島に知人や友人がいますが、ただ無事を祈るだけです。おそらく誰もが同じお気持ちだと思います。
明日からの幼稚園については余震情報また東京電力の計画停電の発表を待って決める予定でいました。計画停電の情報が夜になり、そのため明日朝に連絡網でする準備をしていました。
身の回りでできることからすることで、助力する気持ちです。オイルショックの時のような買占めやパニックは避けたいものです。風評や噂にも冷静に対処したいものです。園としては園児の安全が最優先ですので、それを考慮して今後について判断していく所存です。


「休園」3月16日付
昨年の新型インフルエンザの時も休園を余儀なくされましたが、今回も余震情報と計画停電を考慮して昨日から明日までの3日間の臨時休園を決めました。昨日、本日と2日間続けてクラス連絡網で連絡させていただきましたが、保護者の皆様のご協力に感謝申し上げます。
今日は全園児向けに今後の予定についてお知らせした手紙の発送準備等に追われました。またあわせて明後日17日(木)から再開する時に余震等になった場合の手順等について念入りにクラス担任と再確認しました。
「命」を扱う仕事だけに、改めて一人ひとりがその重みをかみ締めて欲しいと思います。

昨日点検に来てくれた電気屋さんが乾電池や懐中電灯の在庫確認の問い合わせが凄い、スーパーやコンビニエンスストアー等から米やパンやカップ麺等の食料品がない、ガソリンスタンドにガソリンを買い求める車で道路が渋滞している等様々な社会現象が起きています。
是非はともかく震災の中で大人がする事を子どもがみており、それを見た子ども達が大人になったら同じ事を繰り返す。逆にお互いに助け合うことで、子ども達もそうした事を学べます。無理なくできることから始めたいものです。


「希望」平成3月16日付
今日は明日からの再開に向けて準備をしていました。19日(土)の卒園式に飾る花も用意しました。こういうときだからこそ、未来への希望を託し、励ましたいと思います。今は次の世代に託してあげる踏ん張りどころかもしれません。それぞれの立場や思いで無理なく自然体に行いたいものです。
P1030709花
  1. 2021/03/12(金) 22:48:36|
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