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園長ブタゴリラ☆ブログ

令和2年度音楽劇発表会

今日は日差しはありますが、北風が時折吹く肌寒い1日です。園で独り仕事をしながら、昨日の熱気が嘘のように静かな静寂な時間が過ぎていきます。

昨日はお蔭様で無事に終えることができました。ご承知のように新型コロナウイルスがなかなか終息の兆しが見えにくい中、例年と違う運営で実施しましたが、ご理解とご協力に感謝いたします。特に臨時駐車場の車の出し入れは非常にタイトな時間設定にもかかわらず、皆さんご理解ご協力のお蔭で、とてもスムーズに出し入れができたとの報告を受けています。どうもありがとうございました。
また今年度は保育参観が実施できず、皆さんが保育室でのわが子の様子をご覧になりたいお気持ちは重々承知していますが、舞台前と舞台後の先生と園児の時間へのご配慮に感謝します。
本園はご承知のように保護者会といった組織はなく、行事の時におやじの会にボランティアをお願いしています。たまに保護者の方から、何かお手伝いできることはありますかと声をかけてくださるのですが、普段から皆さん園に有形無形の形でお力を貸してくださっているので十分ありがたいですとお話しすることがあります。
それはこうした行事の折にお知らせした運営方針に沿って、行動していただくことです。スタッフも限られた人数ですので、園児たちに向き合えます。また前述したように、子どもたちの気持ちを察し、待機場所や園庭で待機して、見るのは遊戯室の舞台でということをご賢察いただけることが園にとってのお力添えですし、ありがたく思います。
こちらのご連絡もわかりづらいこともあるかもしれませんが、今後とも今回の音楽劇のようにご協力くださいますようによろしくお願いいたします。

今回は残念ながら年中組で1名欠席しましたが、あとは全員特に最後の晴れ舞台となる年長組が全員参加できたことは嬉しく思います。

感染予防対策として、3密をできるだけ防ぐ意味でクラスごとの入れ替え制にさせていただきました。また子どもたちの心身を考慮して午前中に終了させていただくようにスケジュールを組ませていただきました。朝早くから最後まで子ども達の演技を温かく見守り、応援してくださった保護者の皆様にこの場をお借りして改めて深謝申し上げます。
園児達の気持ちを考えると常日頃から練習して慣れ親しんだ遊戯室が一番適していますし、発表する場としてこれ以上ふさわしい場所はありません。
以前は市民音楽ホールや公民館等公共施設はどうですかと提案された時もあったのですが、毎回このブログで子どもの立場からの園でやるメリットをご説明したり、保護者の皆さんがご理解してくだされたりして、そういうお声は私の耳に入らなくなりました。
ただし、私自身は唯我独尊は嫌いですし教育に絶対はありません。実施の是非はともかくいつも謙虚に色々なお声を聞かせていただくことはとても大事で大切ですので、是非お気づきの点ありましたら、クラス担任宛でも構いませんので、教えていただければありがたいです。
建設的なご意見は園もさることながら、子どもたちへの利益の還元につながりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

終えたと、来賓の何人かの方が、子どもたちが実にのびのびと楽しそうに演じている姿が印象的で、またその演技を見守っている保護者の皆さんの雰囲気がとてもやさしそうな雰囲気で、温かい様子で子どもたちを見守る姿がとても良い雰囲気に感じましたとお話しされていました。私は大いに良き保護者の皆さんのお蔭ですと自慢させていただきました。いつも話す保護者とスタッフが醸し出す空気感です。

残念なことは、本来と同じように2部制にしてそれぞれの部で年少(3歳)、年中(4歳)、年長(5歳)の年齢ごとによる成長の違いを「劇」をとおしてご理解いただけるように演目を組むか、せめて昨年度のように学年ごとによる3部制で学年同士で見ることができれば嬉しいのですが、欲を言えばきりがありませんし、クラスごとでも実施できたことに感謝したいと思います。

いつもながら拙い滑舌の悪い司会で(帰宅してから副園長とビデオ撮影していた娘に説諭されました)、お聞き苦しい点も多々あったかと思いますが、席上で申し上げましたように、園の音楽劇への思いはプログラムの冒頭に書かせていただいた「音楽劇発表会にあたり幼稚園からのメッセージ」の中に、書かせていただきました。劇をご覧になった後に、機会ありましたら再度ご一読いただけると、ありがたいです。
このブログ同様に長文で申し訳ありません。

私は子ども達に幼児期に必要な勉強をたくさんして欲しいと願っています。これからも勉強好きな子どもたちと教育熱心な保護者が集える園を目指して、頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

私自身今までもたくさんの色々な園の発表会を見聞し勉強させていただく中で、毎回のことながら劇をとおして「子ども達は何を学び、成長するのか」といつも自問自答してきました。
従来の良くある劇や大人の感覚(目)で評価しがちな昨今の劇にいつも「子どもは本来はその年齢にあった伸ばせる力があり、園や大人の都合でつぶしてはいけない」という思いをもっていました。市販されたCD劇にあわせたり、時にはスタッフが苦労して作る衣装を着たり、自分の立ち位置まで細かく指導されたり、一糸乱れぬ振り付けまた園生活とかけ離れた題材を使った保護者向けの劇は、日々の練習と先生の厳しい言動を使えば可能です。
大変僭越かもしれませんが、主役はあくまでも子ども達です。
本来の子ども達の持つ特性を考えた時に、劇を通してもう一歩成長ができることが可能です。ご覧いただいたように園や保護者のための劇ではなく、自分たちの劇という思いが今日演じた園児達の表情からも読み取っていただいたことと思います。

また練習の時と雰囲気が違うことで、少し様子が違った子どもさんもいましたが、こうしたことも子どもさんの成長過程のひとつとして温かく見守っていただければありがたいです。

今日の劇の出来栄えもさることながら、この場に至るまでの過程やそれを通しての子どもさんの成長ぶりに目を向けてあげることも大事です。劇で使用した曲は間奏や効果音を含めて全て劇中の子ども達の表現するイメージに合わせるため、園独自のオリジナルの作詞作曲です。作詞はクラス担任が中心となり、作曲は本園のK副園長兼専任音楽講師が担当しています。特に年長組のエンディングの曲には、担任が子どもたちへの思いやクラスの絆またこれから卒園して小学校へ進級する子ども達への未来を切り開いていく激励へのメッセージも込められています。
今はとかく見えるものだけに価値や評価を求めたり重視しがちですが、人間がともに生活をしていく中で、目では見えにくいが、豊かな社会を送るうえで大事な価値(友情や命)の素晴らしさを歌詞に謳っています。
こうしたことは幼児が初めて集団(幼稚園)としての園生活の中で育んで欲しいという思いでもあります。

音楽講師は以前このブログ(1月24日付・歌を考える)で紹介したように1月から2月の2か月間は文字通り寝食を忘れて曲作りに没頭し、担任も限られた期間で曲をマスターしなくてはいけません。それだけにやり終えた今、充実感とほっとした気持ちで過ごしていることと思います。ある意味大変な作業ですが、子どもへの思いと日々の子ども達の成長する姿が原動力と応援だと思います。

年長組や年中組の劇は子ども達同志の話し合う中でも劇へのヒントが生まれてきました、もちろん幼児ですので、時には担任が整理したり方向性を示唆したり、また子ども同士で折り合いをつけながら考えていくため、かなり試行錯誤をしたようです。
大人から見れば「劇に向けて話し合うこと」は一見なんでもないように思われがちですが、4歳、5歳の子ども同士が話し合いながら作りあげていく過程は正直難しい面も多々あります。その土台は日々の園生活の中で友達同士が関わり、人間力を育まないと、話しあったり劇のイメージを共有することは難しいと思います。
私は「行事のため保育ではなく、日々の保育の延長上に保育がある」とお話していますが、真意はそうしたことにあります。

そして自分達で劇のイメージを膨らませ、調べたり学んだりしていく過程を経て、作り上げることで園児にとっても「劇」を自分達自身で演じる大事なものとしてとらえ、役にのめり込んでいける気持ちをもつことで、舞台での演技の表現につながると確信しています。 今年はコロナウイルス感染予防もあり、年長組は園外保育に行けなかったことが心残りですが、機会ありましたらテーマにあう場所に行き、思い出してくれると嬉しいです。青組は「深川江戸資料館」(長屋の様子)または「江戸博物館」緑組は御宿の「月の砂漠記念館」または千葉市の「千葉市科学館」(星座・プラネタリウム)も良いかもしれません。

毎年のことながら、子ども達の想像力や斬新な考えには驚かされます。私達保育者も子ども達から学ぶことも多かったようです。
また、こうした劇への取り組みを通じて、幼児期の年齢に応じた学びと幼稚園という学校集団での学びの場を考えるきっかけにしていただければ大変嬉しく思います。
これからも前述しましたが「自ら学ぶ力をつけ、学ぶ力を育める幼稚園」を目指していきたいと思います。狭義の「勉強」ではなく意味のある勉強が育める園を目指していきたい思います。

最後になりましたが、劇に応援に来てくださった来賓の皆さんをご紹介いたします。本来ですと当日ご紹介するところですが、時間が限られていたためにご紹介できませんでした。ご寛容ください。来賓の皆様にはご多用の中、遠路ご足労をいただきこの場をお借りして改めてお礼申しげます。
特に3人のOBは今の年長組、年中組と園生活を過ごしていただけに、それぞれの子どもたちの成長に皆さんとても喜んでいました。

・千葉明徳短期大学保育創造学科2名の先生と元1名の先生
・小出淳子先生
 *主に年少組を担当し、ご家庭のご事情で退職された後も、音楽劇には携わってくれています。大道具や小道具
   また脚本や演劇指導に総監督のK先生の片腕として助監督の立場で毎年何度も指導にきてくださいます。
   また法人理事としても法人運営にも力を貸してくださっています。

・昨年3月に退職された3名の先生
 *そのうちの2名のT先生とO先生は退職後結婚されました。新婚ほやほやで、末永い幸せを祈ります。
  (おつれあいを優しい柔らかな言動で労わってあげてくださいね・園長からのお願い)
・2名の実習された学生さん

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  1. 2021/03/07(日) 11:03:23|
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  1. 2021/03/07(日) 21:59:32 |
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Re: タイトルなし

今晩は。温かなコメントをお寄せくださり、どうもありがとうございました。
子どもさんの劇の様子を教えていただき、とても嬉しく思います。
またコメントを拝読しながら、微笑ましい様子が思い浮かぶようです。園でも時々同じクラスの友達と一緒に歌っているのを聞かせてもらったり、遊んでいる時にセリフから歌まで何人かの友達と自主練習(?)を兼ねて楽しんでいる姿を見かけました。

ブログにも書かせていただきましたが、この劇を通して友達関係がよりいい絆になり、間もなく3月の卒園を迎え、4月からはそれぞれ小学校は変わりますが、幼稚園の時に友達と一緒に演じて楽しさや皆で協力しながらやり遂げた達成感を覚えてくれた何よりです。これから先に誰もが色々なドラマに向き合う中で、そのことが原体験として「生きる力」になってくれたら、こんな嬉しいことはありません。
保護者さんもおっしゃるように、私もどの子ども達も乗り越えていけると信じています。
3月27日(土)の卒園式まであと少しになりました。残り少なくなりましたが、最後の最後まで友達と素敵な楽しい時間を過ごしてほしいと願っています。
コメントをお寄せくださり、どうもありがとうございました。また何かお気づきのことなどありましたら、コメントをお待ちしています。
  1. 2021/03/08(月) 18:29:27 |
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  3. 佐倉城南幼稚園・園長 #-
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  1. 2021/03/09(火) 06:34:49 |
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Re: 音楽劇発表会

今晩は。音楽劇への温かなコメントをお寄せ下さり、どうもありがとうございました。
準備や運営へのねぎらいのお言葉をいただき感謝いたします。ブログにも書かせていただきましたが、これもひとえに保護者の皆様のご理解とお力添えがあるからこそ、園も憂いなく劇に向けての準備等にとりかかれるだけに、むしろ御礼を申し上げるのは私達園のほうです。恐縮しています。

「拍手」へのご理解ありがたいです。おっしゃる通り、演じ終えた後の子ども達にとって一番嬉しいことは、会場からの拍手だと思います。ビデオやカメラ撮影もあり、なかなか拍手する余裕が難しいかもしれませんが、たくさんの拍手をしてくださったとのことありがとうございます。
ご自身の子どもさんはもちろんのこと、同じクラスの子ども達にとっても何よりの贈り物だと思います。
子ども達がそれぞれの子どもさんなりに人間の力(声、手足の動き、表情等)で演じてくれているからこそ、見せてもらった側(客席)も同じ人間の動き(拍手)で称え合うことで、同じ時間と場所の中で共鳴しあい感動をより分かち合えると思います。
これからも引き続きよろしくお願いいたします。

大道具や小道具制作に子ども達も参加することで、劇への思いがより深まれば何よりです。
大人から見た出来栄えだけなら、大人だけで制作したほうが良いかもしれませんが、自分たちの劇という思いは大事だと思います。ご賢察感謝いたします。

学年による違いがご覧いただけなかったのは残念ですが、年齢による違いや特性をこれからの園生活の中で感じていただけるように、より充実した保育になるように研鑽していきたいと思います。

最後の録画をご覧になった祖父のかたからの園のスタッフ宛のメッセージもありがとうございます。心に沁みる言葉です。励みになります。
スタッフで回覧させていただいています。副園長からもくれぐれもよろしくお伝えくださいと感激していました。専門家または素人ではないかなり音楽に詳しい方からの視点を踏まえてのコメントで、とても励みになりますとの伝言を預かっています。

またこれからもお気づきのことなどありましたら、コメントをお待ちしています。どうもありがとうございました。
  1. 2021/03/10(水) 21:41:59 |
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  3. 佐倉城南幼稚園・園長 #-
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