FC2ブログ

園長ブタゴリラ☆ブログ

サツマイモ

昨日、在園の保護者に毎月1回発行して月末にお持たせしている全日本私立幼稚園PTA連合会が編集している保護者向けの新聞をお持たせしましたが、その冒頭『育ての心』に、「共感する心」と題して執筆する機会がありました。
短いエッセーですが、教職員が園児と日々の園生活を送る中で、子ども達の「何故」という好奇心に共感し、その気持ちを認めてあげることが、知的好奇心を育むことにつながるという趣旨です。

実は一昨日サツマイモ掘り遠足の時に、子ども達が、芋ほりを終えてタライで手を洗っている時に、手についた黒い「しぶ」のようなものがつき、いくら洗ってもとれないと話す子ども達が何人かいました。
畑の土は洗えば落ちるが、いくら洗っても落ちないのは何故か、子ども心に当然です。先ずはその気持ちに共感してあげることが大切です。
実はこれは芋の成分*ヤラピンによるものですが、これをそのまま園児に伝えてもピンとこないと思います。
このことを保育者が園児たちに上手くかみ砕きながら、わかりやすく伝えることが保育者としての力量です。

また毎年年度末に音楽劇を子ども達が演じますが、色々なテーマがありますが、やはり興味や関心を持たせる工夫が大切です。
それにはかなりテーマについて保育者が掘り下げていかなくては、テーマの正鵠に届かず、興味関心が薄れがちです。
知的好奇心を育むためには、園児たちの園生活の中で発見、特に遊びの場面で発見する「なぜ」の気持ちを大事にしてあげることが肝要ですが、それに保育者が深く学びながらも、園児達にわかりやすく説明する技術が必要だと思います。
でもこれは幼稚園に限らず、学校の先生なら当たりまえのことかもしれません。園児(生徒)はいつも好奇心にあふれて、毎日過ごしていますからね。
サツマイモ掘りをする時に子ども達に手が汚れるからといって手袋をさせて掘らせたら、折角の学ぶ機会をひとつ失ってしまいます。

*ヤラピン
ヤラピンは新鮮なさつまいもが多く持っているヤラピン(ヤラッパ樹脂)と呼ばれる成分で、植物性樹脂の一種です。
サツマイモは土の中にできますが、茎になる部分の蔓があり、さつまいもを掘るときは、その蔓を切り取ります。本園でも芋堀の2、3日前に蔓狩りをお願いしています。蔓はさつまいもから切り取っているわけですから、そこからヤラピンが出ています。
そしてヤラピンは時間がたつと黒く変色し、畑の土の色と混じり、手につくと汚れます。

DSC_0378 (800x533) (2)

DSC_0368 (800x566)

DSC_0366 (800x533)

DSC_0461 (800x533)
  1. 2020/10/24(土) 23:20:52|
  2. 保育のひとこま
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<秋の園庭 | ホーム | 佐倉のユリ>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://jhonan.blog102.fc2.com/tb.php/4244-c944b001
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)