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園長ブタゴリラ☆ブログ

母の日

今日は第2日曜日、母の日ですね。
この仕事について益々親子の絆の深さを改めて実感しています。理屈云々ではなく動物の本能と呼ぶべきでしょうか。
確かに産前10か月お腹の中にいて、産後誕生してからは24時間つきっきりで面倒を見て、睡眠不足でも授乳したりミルクをあげたり、母性本能と口で軽々しく語れないほど、育児に専念し我が子を育て慈しみます。
男性にできるかと、問われたときに・・。
以前このブログでも話したことがありますが、わずかたった3か月たらずでしたが、家人が入院した時に2歳の娘とふたりだけで生活したことがあります。
昼間は保育園にお世話になり、夕食は実家ですませましたが、それでも夜の洗濯、朝食、娘の世話等だけでも正直へとへとでした。
それは、もう何十年たっても思い出深く、覚えています。当初は朝は大泣きして保育園に行きたがらず、連れていくだけで大変で、なんでいうことを聞いてくれないのか、こちらが泣きたくなる日々でした。
休みの日に入院中の母親に会いに行くと、片時も離れず、その夜は「ママにあいたい」と時々思い出して泣く時もありました。
今でも走馬灯のように思い出します。母親の存在の大きさを実感した毎日でした。

園でも入園当初、特に園バスで別れる時は「ママー」「おかあさん」と叫ぶ時があります。園でも何かのことで泣くと、やはり「ママ」か「おかあさん」です。残念ながら30数年この仕事についていますが、一度も「パパ」「おとうさん」の言葉を聞いたことがありません。
母の愛は海よりも深く、山よりも高いものです。60歳代のおっさんでも90歳の母親からしたら、やはり「かわいい息子」です。
もちろん行き過ぎた親子関係は時には困ることがありますが、乳幼児期は先ずは愛してあげることが基本です。愛してもらえなかったり愛されないまま育つと、なかなか人を愛することはできません。
何故なら、「愛」が実感としてわかず、経験したことがないので、どう「愛」をどう伝えて良いのかわからないといわれています。これは本人の責任ではありません。もちろんその子を愛してくれる人であれば肉親でなくても大丈夫だと思います。
もちろん個人により、色々な事情があります。乳児院や養護施設また幼稚園や保育園の先生達、要は幼児教育に係わっている人皆さん全員が慈愛がありますし、これからもそう願いたいものです。

私の母方の祖父母は私の母が一人娘ということもあり、身寄りのないひとりの子ども(男児)を家に引き取り、実子同様に育てました。私も叔父さんのように慕い、甥っ子としてずいぶん可愛がってもらいました。
ただ一度だけ、高校生の時にどうしても生んだ実母に会いたくて、黙って会いに行ったそうですが、うまくいかなかったようで、それ以来一度も会わず、祖父母が亡くなるまで実の両親のように親孝行したようです。
その叔父さんが生前「自分は実母からすてられ、会いにいっても厄介者のようにされたけど、おじいさんやおばあさんに愛されたから、道をそれないでこれた」と話してくれたことがあります。
私の父も*教護院の教官をしていた時に、家庭の恵まれない(愛されない)子ども達が、やはり寂しさから非行に走ることが多いと話していました。

今年は、コロナウイルスのこともあり、気軽に会えなかったかもしれません。
「親孝行したいときに親はなし」の言葉ではありませんが、機会あれば顔を見せるだけでも親孝行だと思います。

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*教護院は平成9年に児童自立支援施設と名称を変更
児童福祉法に基づく児童の福祉施設のひとつ。平成9年(1997)同法改正により教護院から名称変更。不良行為をした児童や将来不良行為をするおそれのある児童、および環境上の理由で生活指導を要する児童を入所させ、または保護者のもとから通わせて、社会生活に適応するよう指導を行い、その自立を支援することを目的とする施設。
  1. 2020/05/10(日) 16:41:16|
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