今日は東大阪市在住のSさんがボランティアとして、ペンシルバルーンを園児達にプレゼントに来園してください。千葉県が過日の台風15号で被災したのを聞いて千葉県を訪れているそうです。
元々はあの「3.11・東日本大震災」がきっかけではじめられ、天災等被害にあった地域の幼稚園や保育園に出向いて、園児達にプレゼントをする活動を続けているそうです。
但しいきなり電話で園に問い合わせても、結構断れることもあるようです。今は世の中には色々な人がいますし、ボランティアと名乗りながら売名行為等をしたりすることも見聞します。私も色々な形で、自分の器量の範囲でボランティアをしてきましたが、他人に話したことはありませんし、人に話すことでもありません。むしろそういう場を与えてくれたことへの逆に感謝やそうしたことができる状況をありがたいと思っています。それ以上望むことはおかしいことだと思っています。また人に強制するものではありません。
ボランティアは本来無償の奉仕だと思います。本園のおやじの会のおやじ達の皆さんもそういう気持ちでお手伝いしてくださっています。ありがたいことです。
Sさんも当初は被害が大きかった市原市内の幼稚園に連絡したそうですが、すべて断られたと話されていました。個々の園の理由まではお聞きしていませんが、無理からぬ話です。行事との兼ね合いまた上手い話しに半信半疑ということもあると思います。
私も最初連絡をいただいた時に、警戒したのも事実です。ただ電話でやり取りする中で、大丈夫そうだと思い、お受けさせていただいた次第です。風船代すら受け取らず全く無償ですし、もちろん依頼やお願い事も皆無です。午前9時過ぎに来園されて、準備から園児達の前で見せて注文をとり、午後1時半ぐらいまで休むことなく風船作りをしてくださいました。さすがに終了後、昼食だけでもと弁当を一緒に食べながらよもや話をしました。
ご本人は今年退職され、二人の子どもさんも独立されたそうです。家人の理解もありこうした活動をすることができますと笑って話されていましたが、なかなかできないことだと思います。
幼稚園の場合は園長同士の紹介が一番確実ですし、また県内なら私も多少幼稚園は知っているので、それなりに紹介もできるので、よかったらどうぞとお伝えました。
明日は自宅に戻られるとのことです。一期一会ではありませんが、これからもお元気でご活躍されることを祈ります。
本人ご了解の下、その様子の掲載いたします。園児達も思わぬプレゼントに喜んでいたようです。
写真はS先生が撮影。

風船に空気を入れる機械で、アメリカ製です。手動で入れるのと違い、空気を素早く入れることができ、負担がかなり違うそうです。





何種類か作り、その見本の中から、子ども達一人ひとりの注文を聞いて、後でリクエストをプレゼントするやり方です。





- 2019/11/15(金) 20:26:17|
- 保育のひとこま
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