FC2ブログ

園長ブタゴリラ☆ブログ

ココ・ファ―ム・ワイナリー

春の陽気に誘われて、*ココ・ワイナリーを訪れました。
今ままでも何度か訪れたことがありますが、急斜面に開墾された葡萄畑を見上げるたびに、その学園を立ち上げられた川田昇氏の思いを感じます。
氏については著書でこのワイナリーを立ち上げた経緯や思いを述べられています。またココファ―ム・ワイナリーのHPにも画像と文章でわかりやすく記述されています。

今は特別支援教育も以前にくらべ理解されてきていますが、当時の状況は今とはだいぶ違っていたように思います。
私自身大学時代に障がいの子ども達のサークルに少しだけお手伝いし、夏の宿泊キャンプの夜に保護者の皆さんから子育ての苦労や思いを聞く機会がありました。ある母親が子どもの自閉的傾向(いまではそうした言葉は使いませんが)を自分の子育てのせいにして、嗚咽しながら自分を責めていた姿がいまだに忘れられません。今では考えられないことですが、私が学生時代でも脳の障害(当時は微細脳損傷)らしいというだけでしかわかりませんでした。そうした見聞も幼児教育にすすむきっかけのひとつになりました。
ただ昔に比べ理解されてきたとはいえ、まだまだ十分とはいえません。常々話すように「豊かな社会は、どのような立場の人でも、その人なりに人間らしく生活できる社会だと思います」
障がいといっても定義はひろいのですが、私も明日もしかしたら身体的な障がいを持つかもしれませんし、誰でもなりえることです。不当な差別をする人はある意味一番困ります。

私がこのワイナリーが好きなのは、身体に良い美味しいワインを作ろうという理想を掲げ、柔軟な思考と時には愚直なまでのこだわりを持ちながら、商品開発や挑戦する姿勢があるからです。福祉法人の運営だからといってそれに甘えることなく、利益を追求し、それを労働への対価として学園生に払う方針にも魅かれます。
良い意味で福祉という言葉に甘えない思いを感じます。

もちろん飲食はその人それぞれの趣向のものなので、なんともいえませんが、急斜面を人力で耕し開墾した現在の葡萄畑の風景を見るだけでも、訪れる価値はあると思います。特に教育にかかわる人には一度はその歴史を知ったうえで訪れると良いかもしれません。
葡萄畑が見える食堂のテラスでワイン(ソフトドリンク)を飲みながら食事をする時間も至福のひと時です。

P1040668 (800x600)

P1040665 (800x600)

P1040669 (800x600)

P1040663 (800x600)

ヴィンヤード・ウィーク4月27日~5月6日(詳細はココ・ファーム・ワイナリーHPをご参照ください。)
P1040659 (800x600)

P1040661 (800x600)

*有限会社ココ・ファーム・ワイナリー会社概要(HPより引用)
1950年代、栃木県足利市の特殊学級の中学生たちとその担任教師(川田昇)によって山の急斜面に葡萄畑が開墾されました。
1969年、この葡萄畑の麓で、指定障害者支援施設こころみ学園(社会福祉法人こころみる会運営)がスタートしました。 知的障害を持った人たちと葡萄畑でワインをつくることを考えましたが、社会福祉法人には葡萄をワインにするための果実酒製造免許が下付されないため、1980年、一般の事業所である有限会社が、こころみ学園園長 川田昇の考えに賛同する父兄たちにより設立されました。1984年、この有限会社が果実酒製造免許をいただきました。有限会社ココ・ファーム・ワイナリーは、知的障害を持った人たちをはじめ、みんながいきいきと力を発揮できるようにつくられた会社です。
  1. 2019/04/21(日) 23:47:08|
  2. その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<給食試食会 | ホーム | 五月人形>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://jhonan.blog102.fc2.com/tb.php/3764-bd44ae7c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)