春らしい暖かな天気の下、年長組のお兄さんお姉さんが卒園しましたが、相変わらず園庭からは賑やかな子どもたちの声が聞こえてきます。
今日は子育て支援事業「のびのびすくすく」の優先受付の日でした。中には保護者が卒園児でそれこそ何十年ぶりという再会や引き続いて兄弟でお見えくださったりと懐かしいひと時になりました。
保護者が卒園児というある方は、卒園以来ですが、色々な思い出がありますと自分がいた保育室など克明に覚えられていました。
明日ものびのびすくすくの一般受付をしますが、空きはまだありますので、たくさんのご参加をお待ちしています。
午後からは先週小学校を卒業した仲良し3人組が卒業の報告がてら遊びに来てくれました。元担任のS先生とも会えて、嬉しかったようです。
幼稚園は最初の学校ですが、根底には子ども達にとって「学校は楽しいところ」というのが、私の持論です。「楽しい」というと大人によっては何か享楽的な意味合いでとらえ、学校は神聖であり、謹厳実直であるべきという考えの方もいらっしゃいます。
学校は学びの場ですが、子どもが主体的に自ら学ぶことができるのであれば、子どもにとって実に楽しいところです。本来子どもは色々なことに興味をもつし、園生活を見ていても、好奇心旺盛ですし、友達と一緒に仲間遊びをしたり時には独りで黙々と遊ぶのも学びです。遊園地といったら語弊があるでしょうか。
これからも幼稚園(学校)は楽しい場でありたいと思います。卒園生が来てくれるのは園が楽しかった証と思います。これからも楽しい思い出に残る原体験としての場でありたいと思いますし、原体験は自己肯定感を育むという成長するうえで大事な経験の場として注目されています。
卒園式の祝い饅頭です。市内老舗の和菓子の大月堂さんで何十年もお願いしています。焼き印は園の園章で、双葉はこれから伸びゆく子ども達をイメージしています。中味はぎっしりと餡が詰まっています。変わらぬ懐かしい味と評判です。

手紙をありがとう。末長く大事にしますね。
- 2019/03/18(月) 22:25:31|
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