FC2ブログ

園長ブタゴリラ☆ブログ

幼稚園教諭採用難について

今日は夕方から佐倉市私立幼稚園協会の忘年会が市内某所でありました。市内私立幼稚園10園のうちの9園が加盟し、教職員の研修や親子で楽しめる観劇また子育て支援として保護者向けに子育てに有益な講演会を企画する活動をしています。
保護者の皆さんが考えている以上に園同士は仲が良く横同士のつながりもあります。互いに切磋琢磨しながらも、共存共栄をしています。
原則学期に一度園長会を開催し、前述した講演会や研修会の話をしますが、それとは別に毎年忘年会と称して、この時期に情報交換会を行います。お酒の力もあり、お互いの悩みや相談また保護者の皆さんには他言できないようないささか愚痴めいた話まで、ざっくばらんに話しあいます。お互いに同じような悩みはどの園でもあるので、こうした機会は大事かもしれません。そのため個室は不可欠です。

最近園長同士で話しあうと良く出る話題が、表題に掲載した「幼稚園教諭採用難」についてです。
今日も話題にのぼり、まだ求人を継続されている幼稚園もあるようです。保育士不足も顕著ですが、幼稚園は保育園のように所轄官庁が違うこともあり、厚生労働省管轄の保育園に比べると、処遇は天と地ほどです。やはり文部科学省は官公庁の中でも予算面を含め、力関係は弱いようです。来週10日(月)午後から県の役員として全国大会の集まりに行きますが、教諭の給与の低さは深刻な問題です。
やはりどの業界でもそうですが、給与が安いと質の低下は否めません。命を預かる仕事ですし休み時間もなく、朝から夕方まで気が抜けません。また保護者の幼稚園への意識の変化も若い先生にとっては時には対応しきれない場合があるようです。
今は圧倒的に保育園希望が多く、幼稚園は残念ながら不人気です。以前のように選ぶどころか求人を出しても見学どころか問い合わせすらない園もあるようです。やはり人気があるのも給与面等もさることながら、職場(園)の雰囲気や教育方針(自由遊びを主にしたのびのびとした方針)を重視するようです。

幼稚園が保育園と比べ人気がないといわれる点(学生さんの意見なので、誤解も多いと思いますが)
・幼稚園は保育園に比べて勉強するイメージが強く、子どもと一緒に遊べない
・給与面が保育園に比べると低い。
・ピアノの負担が大きい。弾く自信がない。*保育園の試験はピアノ実技がない園も多く、保育室にピアノがない園もある
・時間で帰れない、残業(夜遅くまで仕事がある)が多い。*保育園はシフト制なので、時間で帰れる
・独りでクラス担任をする自信がない。
・保護者が恐い。対応に自信がない
・子どものことで色々といわれるのではないかという不安感。

就職説明会や養成校の先生達との懇談やアンケート等から浮かびあがってきた主な点です。もちろん幼稚園業界として襟を正したり、改善しなくてはいけない面もあるのも事実です。但し保護者がこわいというのは多分誤解も多いと思います。私立幼稚園は保護者が選んでくるので、もちろん期待面もあるとは思いますが、教育方針に納得して入園されているだけに、ご理解や協力的な方が多いように思います。またピアノも学生さんにとっては重荷なる場合もあるようで、保育園のみならず最近は幼稚園の就職試験ですらピアノ実技を試験から外す園もあると聞いています。
先日の音楽発表会の席上でも私が少しお話しさせていただきましたが、ピアノという楽器は大勢で合唱したり合奏する時に一番優れている楽器だと思います。他の楽器がもちろん悪い訳ではなく、例えばギターがあれば持ち運び可能なので、園庭で歌うこともできるといった利点もあります。但し幼稚園という場を考えると、ピアノが一番だと思います。
全く初心者で養成校に入学してはじめてからでも幼稚園の先生として弾く分には本人の努力次第で十分習得できます。厳しいようですが、これぐらいの実技が学べないようでしたら、他のことも果たして習得できるか心配です。
どんな仕事でも技術面で学ぶことがあります。幼稚園の先生の場合はピアノを弾けるというのはその一つだと思います。
本園も数年前に気兼ねなく練習できるように、現在6保育室あるうちの桃2組の木製型のピアノ(猫足型)以外の5部屋のアップライトのピアノを全てヘッドホンをつかって練習できるサイレント型のピアノに入れ替えました。
スタッフも朝夕自主的に練習する姿を見かけることがあります。
養成校によってはピアノ実技を必修科目から選択科目にする学校もあると聞いていますが、教育現場におけるピアノの有用性も大事にして欲しいと願っています。
子ども達には音楽が好きになってもらいたいと願っていますが、それにはクラス担任の先生が常日頃から子ども達の前で楽しそうに曲を弾いたり歌ったりする環境も大事だと思います。

求人難の幼稚園業界ですが、ひとつの救いはクラス担任として子ども達と過ごし、ともに学びあいながら成長していきたいという意欲ある学生さんも少なからずいることです。
そうした学生さん達が初任者として先生となった時に、保育者として育つ職場環境をつくるのは理事長や園長また主任の役目です。いつも話すように園(園の雰囲気)の空気が大事と、今日の忘年会での話を聞きながら、改めて思っています。

今日は全園児で焼き芋で残った余りの芋をふかして、昼食後食べました。焚火の焼き芋に劣らず、甘みがあり美味しかったようです。
DSC_0657 (800x535)

DSC_0659 (800x535) (2)

DSC_0660 (800x535)
  1. 2018/12/05(水) 23:30:07|
  2. その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<線路は続くよどこまでも | ホーム | 研修>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://jhonan.blog102.fc2.com/tb.php/3655-4f996c50
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)