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園長ブタゴリラ☆ブログ

好奇心

ノーベル医学生理学賞を受賞された本庶氏の受賞した時の会見インタビューの中で、子どもたちに向けて話したことがとても印象的でした。「知りたい、不思議だと思うことを大切にすること」の言葉です。
日々園児と過ごす中で、職員室で仕事をしていると、「園長先生、これなんだろう」「何かな」「なあに」等それぞれ言い方は様々ですが、「何故」という気持ちを話してくれます。私は「本当だ、不思議だね」、「何だろう」と先ずはその気持ちに共感してあげるようにしています。
園児達と過ごす中で、先ほどの本庶氏の言葉ではありませんが、いつも園児達の言動から感じます。今は「いたずら」は負のイメージがありますが、本来は子どもたちの好奇心の裏返しだと思います。世の大人たちは、もちろん時には叱りながらも、どこか子どもたちがしたことだからと、良い意味で鷹揚に構える心の余裕がありました。今は世情でしょうか、そうした余裕が薄れ、大人が弱い立場の子どもたちを「いたずら」を理由に、厳しすぎる言動で諫める時があります。「三つ子の魂百まで」だからと、本来の言葉の意味をすり替えて、自己を正当化するように感じがします。
幼児期は色々なことに興味を持つ時期です。時には友達と相談したり考えたりします。自ら知りたいと思う気持ちは、とても楽しいことです。毎年3学期に行う音楽劇の年中組や年長組の取り組みを見ていると、学ぶ意欲には驚かされます。

もちろん私でも子どもの問いかけに即座に答えられる時もありますが、通常はあえて先生としてしたり顔ですぐに答えることはせず、「不思議だな、そうだね、しらべてみてわかったら教えてくれる」と先ずは子どもの気持ちに共感してあげるように心がけています。
そうすると、それぞれの子どもなりに、各クラスの備え付けの図鑑や本等で調べたりしてくれるようです。中には再度職員室に戻ってきて、答えを教えに来てくれる子どももいます。「ありがとう、良く調べたね」と感謝の気持ちを伝えると、得意げに嬉しそうに帰っていく子どもたちもいます。

ありがたいことに、四季折々に自然環境に恵まれた園庭で園児自らがそうした好奇心の芽を育てる自由な時間(自由に遊ぶ)がたくさん確保されているので、子どもの達の興味や関心は尽きることがありません。
これからもそうした子どもたちの知りたい気持ちや不思議に思う気持ちを育める空間と時間の環境を大切にしていきたいと思います。

全保育室に絵本とは別にNEOの図鑑シリーズを置いています。「なんだろう、不思議だな」と思った時に直ぐに調べられる環境を整えることが大切です。
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職員室前の廊下にも様々な図鑑等の図書棚があります。
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図鑑とは別に遊戯室や預かり保育の部屋には福音館の「かがくのとも」などの蔵書を置いています。
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園庭で実をつけた果物です。子どもたちも興味津々で「この果物の名前は」「食べれるの」「いつ食べれるの」等好奇心はつきないようです。
お店売っている柑橘類に比べかなり大きく、普段目にすることも少ないようで余計不思議な果物かもしれません。
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  1. 2018/10/07(日) 23:31:03|
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