今日は夏を思わせる暑さが戻ってきたようです。
いつものように朝の体操を終え、各クラスとも保育室に戻ろうとした時に、海賊を主人公にした有名な映画の音楽のBGMが聞こえると同時に、突如海賊たちが現れました。2月の節分に鬼ヶ島から鬼が来園するのは有名ですが、初夏のこの時季に今度は海賊かと、恐がり屋の私は思わず職員室に逃げ込んでしまいました。
前もってわかっていれば、園を休んだところです。思わぬ出来事に子ども達以上に右往左往してしまいました。こういう時に副園長がいれば、海賊に立ち向かい、美声で雷のように一喝するところでしょうが、あいにく所用で園を不在にしていますので、なす術もありません。
子ども達の運命を職員室から祈り、せめて記録だけはと遠目からカメラで撮影していました。
幼稚園も日々たくさんの来園者が訪れますが、鬼や海賊とくると次は夏の風物詩の「お化け(妖怪)」でしょうか。
さて、子どもたちの様子を見ていると、すっかり海賊たちの手下になり、海賊になり切ってともに宝を探しに学年ごとに出かけたようです。さすが城南幼稚園の園児達、時には上手く折り合いをつけて生きていくすべを身につけることも大事です。
常日頃の人間関係の学びがいかされているようです。今は遊びを通して気持ちのやり取りを学べる経験が少なくなっています。
こういう時は宝物を探し、最後には油断させたり頭を使って上手く海賊を追い払いましょう。でももしかしたら、私が追い出され、海賊幼稚園になったりしているかもしれません。顛末はご想像にお任せします。
海賊たちの登場だ。



海賊になり切り、宝さがしに出発です。
年長組は園庭へ、年中組は各保育室へ、年少組は遊戯室と学年ごとに場所を変えたようです。



宝物の金貨が散らばっています。










どうやらたくさんの宝物を見つけたようで、海賊たちもご満悦のようですが。



顛末は皆さんそれぞれのご想像に任せしましょう。
- 2018/05/25(金) 12:10:43|
- 保育のひとこま
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