園長ブタゴリラ☆ブログ

平成29年度音楽劇発表会

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今日も暖かな1日でした。お蔭様で無事に終えることができました。残念ながら全員での参加ができず、年少組で1名、年中組で4名が欠席しました。ただ唯一の救いは園での最後の舞台になる年長組が全員参加できたことです。
今年も来賓として佐倉市内の幼稚園の先生、リトミックや子育て支援事業「のびのびすくすく」の非常勤で音楽講師をしてくださっているM先生、旧職員で年長や年中の保育にかかわってくれた3名の先生また実習された学生さん1名の来賓をお迎えして、力強い応援をいただくことができました。
ご多用の中、遠路ご足労いただき感謝申しげます。
特にOBの先生達は今の年長組が年少時代や年中組の担任していた先生達だけに、それぞれの子どもたちの成長ぶりに成長に驚いていたようです。
またあいにくの手狭な会場でしたが、最後まで子ども達の演技を温かく見守り、応援してくださった保護者の皆様にもこの場をお借りして改めて感謝申し上げます。昨日のブログでも少し触れさせていただきましたが、園児達の気持ちを考えると常日頃から練習して慣れ親しんだ遊戯室が一番適していますし、発表する場としてこれ以上ふさわしい場所はありません。ご賢察ご理解に深謝します。
ある来賓の方が、子ども達がのびのびと楽しそうに演技している姿が印象的で、雰囲気が温かく感じましたとお話しされていました。これもひとえに保護者の皆様のお気持ちがそうした雰囲気を醸し出し、空気感を作ってくださるお蔭と感謝します。
空気感は目には見えませんが、園児たちはそうした空気の中でいつも過ごすだけに、とても大事なことです。

今年もまた2部制にしてそれぞれの部で年少(3歳)、年中(4歳)、年長(5歳)の年齢ごとによる成長の違いを「劇」をとおしてご理解いただけるように演目を組みました、実際にご覧いただき、いかがでしたでしょうか。
あいにくの拙い滑舌の悪い司会で、お聞き苦しい点も多々あったかと思いますが、席上で申し上げましたように、園の音楽劇への思いはプログラムの冒頭に書かせていただいた「音楽劇発表会にあたり幼稚園からのメッセージ」の中に、書かせていただきました。見ただけで、思わず引いてしまいがちな長文に飛ばしてしまう方も多いかもしれません。このブログでも時々長文です。(笑)
劇をご覧になった後に、機会ありましたら再度ご一読いただけると、ありがたいです。
席上でも触れましたが、私は子ども達に幼児期に必要な勉強をたくさんして欲しいと願っています。年長組の園外保育も学びのひとつです。
これからも子どもたちに色々なことを学べる環境作りに頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

私自身ご好意でそれなりに色々な園の発表会を見聞し勉強させていただく中で、劇をとおして「子ども達は何を学び、成長するのか」といつも自問自答してきました。従来の良くある劇や大人の感覚(目)でのみ評価しがちな劇について、いつも「子どもは本来はその年齢にあった伸ばせる力があり、園や大人の都合でつぶしてはいけない」という思いをもっていました。市販されたCD劇にあわせたり、時には夜なべをしながら作ったきらびやかな衣装を着たり、自分の立ち位置まで細かく指導されたり、一糸乱れぬ振り付けまた園生活とかけ離れた題材を使う劇は、日々の練習と先生の厳しい言動を使えば可能です。でもそこには、子ども達の生き生きとした表情やさせられている感じが見えがちです。主役はあくまでも子どもです。
また衣装作りで疲労困憊するスタッフやそうした身につけるものがクラス担任の評価になりがちな劇はどうでしょうか。
本来の子ども達の持つ特性を考えた時に、劇を通してもう一歩成長ができることが可能です。ご覧いただいたように園や保護者のための劇ではなく、自分たちの劇という思いが今日演じた園児達の表情や動きからも読み取っていただいたことと思います。
自分たちが作り上げた劇だからこそ、お互いに戒め合ったり、注意したりまた年長になるとこうしたイメージの曲が欲しいと話すと思います。
また練習の時と雰囲気が違うことで、少し様子が違った子どもさんもいましたが、こうしたことも子どもさんの成長過程のひとつとして温かく見守っていただければありがたいです。

今日の劇の出来栄えもさることながら、この場に至るまでの過程やそれを通しての子どもさんの成長ぶりに目を向けてあげることも大事です。劇で使用した曲は間奏や効果音を含めて全て劇中の子ども達の表現するイメージに合わせるため、園独自のオリジナルの作詞作曲です。作詞はクラス担任が中心となり、作曲は本園の専任音楽講師が担当しています。特に年長組のエンディングの曲には、作詞したクラス担任が途中で退園し一緒に卒園出来なかった子どもたちへの思いやクラスの絆またこれから卒園して小学校へ進級する子ども達への未来を切り開いていく激励へのメッセージも込められています。
今はとかく見えるものだけに価値や評価を求めたり重視しがちですが、人間がともに生活をしていく中で、目では見えにくいが、豊かな社会を送るうえで大事な価値(友情や命)の素晴らしさを歌詞に謳っています。
このことは幼児が初めて集団(幼稚園)としての園生活の中で育んで欲しいという思いでもあります。

副園長兼専任音楽講師のK先生はこの期間は文字通り寝食を忘れて曲作りに没頭し、またクラス担任も限られた期間で曲をマスターしなくてはいけません。それだけにやり終えた今、充実感とほっとした気持ちが交差していることと思います。スタッフにとってはある意味大変な作業ですが、子どもへの思いと日々の子ども達の成長する姿が原動力だと思います。 また各担任は1月~2月は日々遅くまで残り、劇に向けて頑ってくれました。

年長組や年中組の劇は子ども達同志の話し合いを通しながら作り、時には担任が整理したり方向性を示唆したり、また子ども同士で折り合いをつけながら考えていくため、かなり試行錯誤をしたようです。
大人から見れば「劇を作るうえで話し合う」ことは一見なんでもないように思われがちですが、4歳、5歳の子ども同士が話し合いながら作ることは正直難しい面も多々あります。その土台は日々の園生活の中で友達同士が関わり、人間力を育まないと、話しあったり劇のイメージを共有することはできないと思います。
実は日々の人間同士のつきあいがないとこうした劇は作れません。
私は「行事のため保育ではなく、日々の保育の延長上に保育がある」とお話していますが、真意はそうしたことにあります。

そして自分達で劇のイメージを膨らませ、調べたり学んだりしていく過程を経て、作り上げることで園児にとっても「劇」を自分達自身で演じる大事なものとしてとらえ、役にのめり込んでいける気持ちをもつことで、舞台での演技の表現につながると確信しています。 このブログでも取り上げましたように、青組は都内のお台場にある船の科学館、緑組は大多喜町の千葉県立中央博物館大多喜城分館に出かけたり、佐倉藩に伝わる立身流師範の2名の武芸者(免許皆伝)の方にお越しいただき、実物の刀を使って試し切りや剣術また四寸鉄刀(しゅりけん)を使った技等立身流演武を見せていただきました。
また今回の各クラスの劇の小道具材料の段ボールは佐倉市内工業団地にあるレンゴー株式会社佐倉工場様より、地域(学校)のためにということで、無償でたくさんわけてくださいました。記して深謝申し上げます。

これからも前述しましたが「自ら学ぶ力をつけ、学ぶ力を育める幼稚園」を目指していきたいと思います。狭義の「勉強」ではなく意味のある勉強が育める園を目指していきたい思います。
幼児だからこそきちんと向き合い、子どもだからと見下げたり、親受けだけするような保育には常々疑問を持っています。園生活はあくまでも子どもが主役であり、大人(保護者)ではありません。

今年の劇をご覧いただき、お気づきの点など教えていただければ嬉しく思います。そうした建設的な意見をいただけることは、保育へ還元される幼稚園への応援メッセージであると、常々前向きに考えていますので、是非ともクラス担任あてに忌憚なく教えていただければ嬉しく思います。

今日のこの劇を演じてくれた園児たち
温かな応援をしてくださった保護者の皆様
応援に来てくださった来賓の皆様(劇終了後には、1時間近く色々な視点から教示してくださいました)
劇のために力を貸してくれたたくさんの皆様

全ての皆様にスタッフを代表して御礼申し上げます 。
  1. 2018/03/03(土) 17:18:04|
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