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園長ブタゴリラ☆ブログ

クリスマスに思う

昨日は私用で千葉市内の繁華街に買い物に出かけました。街は間もなく迎えるクリスマスにちなんで、クリスマスムード一色です。
イルミネーションが夜の街を彩り、百貨店の文具売り場には色々なクリスマスカードが飾られています。
本屋には例年のごとく、クリスマスにちなんだ絵本の特集コーナが設けられています。
子どもたちは無邪気にサンタクロースにプレゼントをお願いしているかもしれません。私も子どもたちが小さな頃はリクエストされた物をあらかじめ買い、子どもたちに見つからない場所に隠し(何度か自分で隠した場所を忘れてひと騒動ありましたが)、イブの夜に枕元に置き、朝方「サンタがプレゼントを持ってきてくれたよと」興奮気味に話す光景が今となっては懐かしい思い出です。
大学生になった今も「サンタさんが来て、プレゼントを持ってきてくれないかな」と話すので、「サンタクロースは信じている人にしか来ないよ」と答えると、「信じる、信じる、サンタクロースはおとうさまではなくて、本当にいるから。現金プレゼントが嬉しいな」と調子の良いことを話します。(笑)

クリスマスになると、私はいつも園にスクラップされている新聞の記事を読み返すとときがあります。その記事は児童文学者として著名な松岡享子さんが書かれた記事です。

要約すると「子どもたちはいつかはサンタクロースの存在に気づくかもしれないが、サンタクロースを信じ、心の中にひとたびサンタクロースを住まわせた子は、心の中にサンタクロースを収容する空間を作り上げる。サンタクロースその人は、いつかその子の心の外へ出て行ってしまうだろう。だが、サンタクロースが占めていた心の空間は、その子の中に残り、この空間がある限り、人は成長に従って、サンタクロースに代わる新しい住人をここに迎え入れることができる、この空間、収容能力、目に見えないもの信じるという心の動きが、人間の精神生活のあらゆる面で、どんなに重要かいうまでもない、のちにいちばん崇高なものを宿すかもしれぬ心の場所が、実は幼い日にサンタクロースを住まわせることによって作られるのだ。別にサンタクロースに限らない。魔法使いでも、妖精でも、鬼でも、ものいう動物等なんでもでかまわない。幼い心に、これらのふしぎの住める空間をたっぷりとってやりたい。近頃の子どもはこざかしく、科学的な知識をふりかざし、容易に「ふしぎ」を信じないといわれる。しかし本来子どもは不思議を信じたがっていると思う。図書館で空想物語に読みふけり、図書館員の語る昔話に聞き入るときの子どもたちの真面目な顔つきを見ていると、それがわかる(中略)
本当らしく見せかけることによってつくられる本当と、本当だと信じることによって生まれる本当を、子どもはそれなりに区別している。むしろ見えないものを信じることを恥じ、サンタクロースの話をするのは、子どもをだますことだというふうに考えるおとなが,子どもの心のふしぎの住むべき空間を、信じる能力をつぶしているのではないだろうか」という話です。

今年も幼稚園にあわてんぼうのサンタクロースがやってくるかもしれません。園児達と一緒に歓迎したいと思います。

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  1. 2017/12/10(日) 17:56:31|
  2. 幼児が学ぶ大切なもの~事例から~
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