FC2ブログ

園長ブタゴリラ☆ブログ

音楽発表会

一昨日土曜日に音楽発表会を終えることができました。残念ながら全園児での参加はできませんでしたが、年長組は全員が参加することができ、幼稚園最後の晴れ舞台を全員で終えることができたのは唯一の救いです。

あいにくの手狭な会場でしたが、最後まで保護者の皆様の温かな応援や運営等のご協力に感謝申し上げます。どうもありがとうございました。またクラスや学年ごとに担任からのメッセージをお伝えさせていただきましたが、常日頃の練習する中での子どもさん一人ひとりの成長を感じていただけたら嬉しく思います。また3歳児、4歳児、5歳児のそれぞれの年齢の違いも歌や合奏をお聞きになる中で、感じられたことと思います。
これからも年齢の特性にあわせた演目を考えて、園児達が「音楽を楽しむ~音を楽しむ」コンセプトを大事にしていきたいと思います。
固定席と入れ替え制の席による運営についても今回の運営の反省をいかしながら、来年以降スムーズな運営にむけて検討していきたいと思います。何かお気づきのことなどありましたら、今月末に予定されています個人面談の際でも構いませんので、ご教示いただければ幸いです。

音楽発表会のねらいについてはパンフレットに書かせていただいた通りです。演目ごとの細かいねらいやこの発表会に向けての子どもたちの様子は各クラス担任のメッセージを代読させていただいたとおりです。
合奏では一通りの楽器をさわり、ひとりで奏で楽しむことから、皆で演奏する喜びを知ることが大切です。これは歌についても同様です。仲間とともに演奏できる喜びは学年があがるにつれて、より意識するようです。特に年長組になると自主的に練習したり他の人の演奏する音に耳を傾ける気持ちがより顕著になります。

また限られた期間でいかに集中して無理なく課題に取り組める力をつけることができるようにする環境をつくることも、保育をしていく上で大事なことです。そうした集中力は今後進級する小学校や中学校の中で色々な課題(勉強や運動)に取り組む時の基礎学力の礎となるからです。
それには常日頃の遊びを通してそうした力を身につけることができます。幼児は遊ぶときは我を忘れて一心不乱にその中に没頭します。その時の集中力は大人が考えている以上に凄いものがあります。遊びはひとつのことに集中して向き合う力を育んでいきます。
また自ら課題意識を持ちながら、先生にやらされているのではなく、自分で楽しいからもっとやりたい、上手くなりたいという自発性を育むこともとても大切なことです。
ただその時に留意してていただきたいのは、行事をする中で幼児は確かに練習をすればするだけ、一見できるようになりますが、「できる」ということが大人(保護者や教師)の眼からみて「できる」という範疇の中なのか、自ら楽しんで自発的に取り組む中で、「できる」のかをきちんと考察しないと、誤った判断をしてしまいがちです。同じ「できる」でも意味合いは全く違います。
保護者の皆さんはそうした視点をきちんと持たないと、幼稚園の見せる保育(行事)に傾倒し、園もそのニーズにこたえがちになるという、子どもにとっては悪循環の見世物教育に陥りがちです。そのへんの塩梅の判断がその園の教育力を左右します。

私は園児たちの表情にいつも留意しています。時間さえかければより大人から見た目のより完璧さは可能ですが、それにつれ子どもたちの表情はこわばったり緊張しがちになると思います。
「二度と音楽はこりごり」わずか3、4、5歳でそんな思いをうえつけてしまったら、なんのための音楽と悲しくなります。これから先の長い人生の中で是非音楽に親しんでもらいたいと思います。もちろん個人差や趣向もありますが、園児たちがこのような音楽発表会の場を通して歌う楽しみや演奏する喜びを知り、大人になってからも音楽に興味や関心を持ちつづけてくれたら、何よりです。

そういう観点からも発表会で使う合唱曲や合奏曲の選定も大事です。合奏する曲を原曲からアレンジする際に演奏する人数、使う楽器、ハーモニー等をかなり綿密に検討しています。幸い本園の場合は専任の音楽講師がいるので、園児の演奏を聞きながら、時には修正したりアレンジ等を柔軟に変えることで、子ども達に無理なく歌や演奏する喜びを味わってもらうように毎日クラス担任と情報を共有し、指導してきました。練習期間は短いのですが、かなり濃密な時間を園児とともに過ごしたのではと自負しています。
幼稚園によっては最初に決めたアレンジや市販されている合奏のための合奏曲集のような本と指導教則本に基づいて教えてしまうと、それぞれの園の人数や楽器を無視することになり、どうしても合奏するうえで無理があります。それでは園児に意欲を持たせてやろうとしても、難しいと思います。
年長組の合奏曲の「夢をかなえてドラえもん」では昨年に続いてトーンチャイムをいれ、今年はマイクを前に置き、会場内にも聞こえるようにしましたが、いかがでしたか。また他の楽器とのハーモニーをはじめ、様々な楽器を演奏する中で、原曲の良さをいかしながら、アレンジする難しさに頭をひねったようです。年長の合奏曲としては少し難しいかと危惧もしましたが、園児達が前述した通り、意欲的に自主的に取り組んでくれました。子ども達も達成感があったようです。

これからも質の高い(大人から見た出来栄えではなく)音楽教育に向けてスタッフで研鑽していきたいと思いますので、お気づきのことなどありましたらお声をお聞かせいただければ嬉しく思います。
また3月には音楽劇発表会もあります。そちらも楽しみにしていただければ幸いです。

DSC_0777 (800x535) (2)
  1. 2017/12/04(月) 21:53:01|
  2. 行事
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<卒園記念品代 | ホーム | 明日の音楽発表会を前に>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://jhonan.blog102.fc2.com/tb.php/3330-e282ec7a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)