表題は今の若い世代にとっては死語かもしれません。もちろん今は家事や育児を含め男女平等ですし、それぞれの家族の問題ですし、流儀は自由だと思います。内助の功は一般的には女性が家を守ることで、男性が憂いなく仕事に取り組み、活躍する意ですが、今の時代女性が外で働き、男性が家事をして内助の功を意味しても良いと思います。
先週11月22日(木)はごろに合わせて「いい夫婦の日」として、雑誌など取り上げていたようです。兼務教職員(パート)は全員家庭を持っているので、ひとしきり話題になり、皆さんのおのろけを聞いていましたが、私にとっては遠いどこかの国の話題のようなものです。(笑)
さて表題にちなんだふたつの話題をお話したいと思います。
・文具卸会社の創立50周年を祝う祝典でのお話
先週金曜日の夕方から都内のホテルでお祝いに行きました。親族でもあり園でも文具の納品等でお世話になっています。現会長(何年か前では社長で今は長男に譲っています)が地方から都内に上京して文字通り裸一貫から苦労しながらたたき上げて会社を作り、今は隆盛を誇り、祝賀会もそうそうたる皆さんが集まる華やかな盛大な祝典でした。
席上、創立から苦楽を共にしてこられ、40年以上の勤続表彰者4名の表彰がありましたが、改めて創業者の面倒見の良さと人徳が窺えます。もちろん民間会社である以上利益は大事ですが、とかくリストラ等で人員削減のみで社員を大事にしない企業が話題になるときがあります。長時間労働や滅私奉公のようなブラック企業と呼ばれる会社もまだまだあると聞いています。もちろん幼稚園業界も人様のことは言えません。常に人材不足は報道されるとおりです。
そうした中、好不況にもかかわらず。リストラすることなく縁あった人を大事にしてこられたようです。壇上で勤続表彰者の代表謝辞の中で「人生の中で会長と縁をいただいたことは幸せです」との一言が泣かせます。
私のテーブルは親族ということもあり、会長夫人と同席になり、色々とお話をお聞きすると、二人三脚で会社の仕事をしながら、ふたりの子どもを育てあげられたようです。でも決して表に出ることなく、会長をたててご自身は一歩を身を引いておられたようです。しかしながら、宴たけなわの頃からご招待された皆さんが、会長夫人に入れ替わりお祝いの挨拶にお見えになる様子を見聞しながら、「内助の功」を実感しました。私の隣席の現社長夫人も人柄も経理も明るく、会長夫妻が頑張っているので今は一歩引いているようですが、いずれは「内助の功」を発揮することと思います。会社の益々のご発展を祈ります。
・退職した教員が千葉県警から11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで表彰されました。
一昨年まで在職し、警察官と結婚したK先生がおつれあいが南房総の駐在所に転勤された関係で退職されました。駐在所は人口が少なく警察署が近くにない地域にあることが多く、妻が一緒に赴任して、夫が地域のパトロールなどに出かけている時など駐在所で地域住民の相談をしたりすることがあるようです。
県警で「いい夫婦の日」にちなんで、住民から特に好評で、勤務態度が良く、地域住民の安心と安全のために尽力してきた駐在さん夫婦を選び、県内の245の駐在所の中から16人の駐在さんに地域部長賞を贈り、それぞれの妻にも感謝状を贈られたそうです。
偶然A新聞の千葉版を見ている時に表彰式の記事と写真を見つけました。
駐在所勤務なりの様々な苦労もあると思いますが、二人三脚で仲良く頑張ってほしいと願っています。
最近読んで面白かった本です。女性のみならず男性にもお勧めです。
- 2017/11/27(月) 17:06:37|
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