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園長ブタゴリラ☆ブログ

入園説明会

昨日の午前中、約1時間ほ第1回目の平成30年度入園説明会を行いました。
冒頭、「幼稚園教育の基本」というレジメを配布し、幼稚園という学校の中で子どもたちが何を身につけていくことが小学校以降の学びにつながるかを学び(勉強)という視点からお話しさせていただき、また年長組で行う知能検査を引き合いして、知能と幼児教育の関わりについてお話しました。本園は園生活の中で子どもたちが勉強することを大切に考えています。勉強とは狭義の意味ではなく、人生を豊かに生き抜いていく術です。学ぶ楽しさは人生を楽しくしてくれるスパイスと確信しています。後述することをお読みいただければ、ご理解いただけると思います。
また10月28日(土)午前10時から本園で入園説明会が約1時間の予定で実施します。子どもさんの預かりも可能です。また終了後、園見学や園庭開放も実施します。よろしければ是非ご来園ください。園児は在園していませんが、自由に見学ができます。

また本日の説明会でお伝えしたことやお伝えしきれなかった補足を含めて以下に書かせていただきましたので、よろしければ入園選択の際の参考のひとつにしていただければ幸いです。

幼児期はある意味人生の黄金期です。慈しんだ家庭を離れて、初めての社会集団の中で、子どもが子どもらしく、自らが主体的な活動を通しながら、学べる最良の時期です。それ故、幼児教育は植物の根や建物の基礎に例えられます。
具体的に目には見えませんが、大事な部分です。

佐倉市内には私立10園、公立3園の幼稚園があります。幼稚園は文部科学省の管轄にあり、家庭を離れて初めて出会う学校です。幼稚園教育要領に準拠して行われますが、園により良し悪しは別にして、保育内容ややり方は全く違います。
但し冒頭話した 「幼稚園教育の基本」をどう解釈し、保育にどういかすかが、保護者の目から見た違いとして見えてくると思います。やり方は様々ですが、根本的な原理は変わりません。それだけに噂や口コミを鵜呑みにするのではなく、できるだけご自身の目で見学されて、子ども達の様子や園の雰囲気や先生の対応等を見学させることをお勧めしています。
幼稚園に通園するのは子どもさんです。保護者ではないので、子どもがその園で生活する視点(立場)で考えることが、子どもさんにとっては何より嬉しいことだと思います。

・本園が大事にして育てたいものは「命」や「気持ち(心)」です。決して目には見えませんが、世界で一番価値のあるものです。お金では買えません。その価値を知り、大切に育む気持ちは友達との集団生活特に遊びから生まれます。「気持ち」や「命」子ども同士の遊びでしか学べません。それ以外で学べるとしたら、親の目を意識したうわべだけの仲良しごっこです。

・幼稚園は家庭や塾では学べないことを学ぶ教育の場。

・幼稚園を教育情報誌等で「のびのび系」とか「お勉強系」とかで区別していること自体がナンセンス。 全てが勉強であり遊びである。 屋外でしか出来ない勉強(遊び)や机の上でしかできない勉強(遊び)がある。大人は小学校のように机に座っている時間を勉強、園庭で遊ぶのを遊びとして区別するが、幼児教育は違う。
具体例
この秋の時期に園庭にたくさんの木の実、例えばどんぐりが落ちているが、どんぐりはあくまでも総称であり、本来は椎、樫、クヌギ、アラカシ等きちんとした植物名がある。園児が拾ってきたどんぐりを先生が図鑑で調べることを示唆したり、3歳児のように年齢によっては一緒に見ながら、植物名を教えてあげることで興味を持たせていくことが学びである。どんぐりで終わりにしてはいけない。屋外と室内の学びの連携の一例です。また集めたどんぐりの数を数えることで数に関心を持つことができる。そのどんぐりをままごと遊びで使うことで、ケーキをつくったり料理に使うことでまた幅広い学びにもつながります。
一見大人にとっては何気ないことでも、幼児にとっては計り知れない学びになります。そうしたことが小学校での学びにつながります。本園は学ぶ環境を重視し、各保育室に様々な図鑑を常備。

・家庭から離れた幼稚園はどの幼稚園にいっても子どもは楽しいと話す。親はそれを聞いて満足。やはり幼稚園に入れて良かったそれはある意味正しいと思います。だからこそ子どもに選ばせてあげる選択もひとつの選びから。子どもは大人が考えている以上に第6感ではありませんが、幼稚園選びの感覚を持っています。親が人生一番最初の学校選びを自分に信頼して任せてくれたと、子どもさんが大人になって聞いたときに、おそらく親を誇らしく思います。

・子ども達が友達と一緒に作る園生活での思い出は「原体験」と呼ばれ、今心身の成長するうえで大事ではないかと注目されています。人とかかわることで学べる原体験をたくさん作れる環境が大切です。それは年間行事の中にもありますが、むしろ普段の日々の時間の中で育まれます。地味ですけど大事な時間です。

・幼児教育の大事な学びのひとつに、人間関係を育てるすなわち心のやり取りを学ぶことがあります。それには友達同士で遊びこむことでしか人間同士の心を育むことはできません。それがある意味幼児教育の醍醐味です。家庭や塾では決して学ぶことはできません。
友達同士で色々な経験をする中で仲良くなり時にはけんかもするかもしれません、でもそうした経験を重ねて、人間の付き合いの基本を学びます。友達の良さや自分が必要な人間また愛される喜びを知ります。こうしたことが青少年期に活きてきます。
毎日最低連続した1時間は必要です。そうした環境がないと遊び込むこともできず、お互いに心のやり取りができません。
説明会でお伝えしたように、連続した時間が確保されないと、遊びが展開できません。同じ30分でも15分を2回と連続した30分ではそこで学べる質が違ってきます。

人間は集団の中で生き、社会を構成していきます。独りで生きていくことはできません。人間関係が上手くいかないと生きる力はもとより、人間関係が気になり勉強もおろそかになりがちです。家庭はもとより地域の子ども集団が希薄した今、とても大事なことだと思います。

・自立と自律を大事にする。
→自ら色々なことを経験する場。園が何かをしてくれる場というよりも、子どもが園で何を学び育っていける場なのか。
子どもは本来好奇心が旺盛です。色々な事に興味や関心を持ちます。だから生き生きしているわけです。 いたずらっ子という言葉は、最近はマイナスのイメージがありますが、いたずらは好奇心を試すひとつです。

・幼児にとって意味のない時間は極力さける。学ぶ時間を大事にする。園や大人のための都合だけの時間で子どもにとって教育上意味のない時間はできるだけ少なくする。あまり意味のない体育指導等も同様。それには信頼のおける科学的なデータ(論文)の検証も必要。
→具体的には園バスの長期乗車時間や着替え等の時間(体操服は採用しない)を極力他の有意義な時間に使う。
2年間ないし3年の園生活では膨大な無駄な時間。
仮に1日10分としても仮に1年間の保育日数を220日と計算して、3年間で660日分、時間に換算すると660×10分=6600分。約110時間の無駄になります。20分なら220時間の無駄ですし、約9日間の換算になる。
園バスはあくまでも手段であり、目的ではない。
3歳児などは着替えだけでも時間がかかります。その時間をもっと有効に使ったほうが子どもにとって有意義。親が子どものためと思うなら、その辺も考慮してあげると良いと思います。
体操服がなくても運動には支障ない、それに幼児は身体の発達が著しいので、3歳で購入しても5歳でもう一度購入するのはもったいないと思います。
園は子どもが生活する場であり、親でありません。子どもの気持ちも時には斟酌してあげる。

・非認知能力を育てる。
→以前のような単なる知識の取得だけでは、これからの時代は困る。コンピュータ―の発達に伴い、現在の仕事の大半はロボットに変わられると予測。もちろん最低限の基礎学力は大事だが、これからは「何かを知っている」だけの教育から「何かをつかってできること」問題解決能力を育む教育が求められる。それが「生きる力」につながる。

・失敗ととらえず「学び」として見る
→子どものすることを大人の価値観で失敗ととらえない、気づかせてあげることで学ぶ。
学べた経験として肯定的にとらえる。 大いに実体験をする。自立と自律にもつながります。

・園児を複数の目で見る 。温かな家庭的な雰囲気(空気)の中で生活する。
→6クラスの規模なので園長以下教職員誰も全園児を知っている。園児も全職員を知っている。
複数の目で見れる。原則毎日職員会議の中で、園児の情報を話し、職員間で共有する。
園が大きくなればなるほど、園運営したり園児を動かすために園児に負荷がかかる。決め事も細かくしないと動けないのは自明の理。各学年2クラスのために園外保育なども臨機応変に適応できる。

・五感を通して学ぶことの大切さ大事さを園生活(園環境)の中で大事にしている。
→例えば園庭の土でも色々な種類の土がある。川砂、山砂、粘土層。泥団子に適した土、ままごと用の土、土粘土に適した土等様々である。 川砂の遊び場と山砂の遊び場を作り、日常的に遊べる。

・初めての集団生活を通して自己肯定感ができるように配慮する。
→自分が愛されている事を知る大切さ、自己肯定感がないと青少年期で困る。自分を愛することができない、自分を大切にしない人は人を愛したり人を大切にすることはできない

・質の高い玩具、絵本や遊具で遊ぶ。
→園所有のキュボロやカプラ等を紹介。質の高い玩具、絵本や遊具を常備することは質の高い保育には欠かせない。またできる限り木製品を重視購入。
ねらいとしては自然環境に気づいてほしい。また自然はいつも違う姿を見せるので、子どもたちもいつも違う環境と向き合える。保育室の床やドアーまた靴箱や道具箱といった調度類はすべて無垢材。
質の高いおもちゃはやはり子どもの心を魅了しますが、それなりに高価で家庭ではなかなかそろえにくいので、幼稚園でできるだけ揃えて子ども達に遊ばせるようにしている。また良質の絵本の蔵書も豊富。

入園に係ることは、なんなりとお聞きいただければ幸いです。城南幼稚園では前述したことを園生活の中で具体的にどのような形で教育しているのかといった幼児教育についてのご質問も大歓迎です。
どのような質問でも、どうぞご遠慮せずにお聞きいただければありがたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

知能テストを例に、本園の教育と知能の発達について具体的にお話ししました。
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自然環境からは様々な学びが広がることを具体的にお話ししました。
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  1. 2017/10/25(水) 14:38:49|
  2. その他
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