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園長ブタゴリラ☆ブログ

幼稚園で学ぶこと

連日の晴天から一転梅雨空に逆戻り、また園庭の紫陽花も咲き始めています。
昨晩偶然NHKEテレビで午後9時からの「すくすく子育てSP」を視聴しました。主な内容は下記の通りです。(番組欄から抜粋)
・保育園と幼稚園を徹底解説
・幼児教育のトレンドがわかる
・現場の新しい試み
・子どもに親ができること

約1時間の番組でしたが、私から見てもわかりやすい内容でした。番組では知人や見学させていただいた複数の園も出てきて、懐かしい思いで見ていました。普段テレビはあまり見る機会がないのですが、この番組のように一般の人には映像を使いながら、わかりやすく説明することで幼児教育を理解するきっかけのひとつして良いかもしれません。
いまだに「のびのび系」「勉強系」「お受験系」「遊び中心」「勉強中心」とかのフレーズで幼稚園を区分し、読む側に目を惹かせるだけに使う口コミサイトの関係者には幼稚園教育を理解してもらう意味でも、こうした番組を見てもらいたいものです。本当に真剣に真面目に幼稚園選びを考える保護者や入園する子ども達に対して惑わすだけで失礼のように思います。

また幼児期の遊びの大切さを多少なりとも理論面からの裏付けをしたり、幼児教育への投資の大切さや非認知能力を取りあげたのも良かったように思います。
この非認知能力は幼児期に子どもが主体的な遊びをすることで育み伸ばしていくことができます。いつも話すように連続した遊び時間の中でごっこ遊び等は非常に有用だと思います。大人はいまだに「子どもの遊び」を大人の享楽的な遊びと同じように考えたり誤解しがちです。でも人間だけが持つ「遊び」を通して文化が生まれ、社会が発展していったように思います。

現在は先進的な欧米などの園では、幼児教育を知識を中心した教える教育ではなく非認知能力を伸ばす教育へと変換し、今回の番組でもとりあげたようにトレンドになっています。
しかしながら、日本ではいまだに教え込むだけの早期教育に力を注いていて、○○式や子どもが自由に遊び時間がないやり方や小学校の先取り教育をする幼稚園が人気があり主流ですので、前述した欧米から見ると逆行しているかもしれません。小学校ではそうした早期教育(違う意味での早期教育は否定しません)は長続きせず一時的なものに過ぎず、入学当初はともかく学年があがるにつれて差はないようです。
むしろ幼児期に非認知能力を育てられなかったことに問題があり、長い人生を鑑みた時に学力をはじめ社会で生活する上での様々な能力に差がつきやすいことが証明されてきています。
トレンドとしての非認知能力は、将来の人工知能発達とも絡み今後益々注目されていくように感じます。
「幼児期の遊び(学び)」を今一度理解してもらえたら何よりです。
幼児期は子どもにとってはある意味人生の黄金期、だからこそ親の事情や都合も否定はしませんが、やはり園で生活するのは子ども達です。本来子どもが主役なのに幼稚園は高校や大学とおなじ学校でありながら幼稚園に関しては子どもも自らが選ぶ権利をなかなか与えてもらえません。(公立の小学校や中学校は義務教育で原則学区なので選択はできにくい)幼稚園は公立私立を問わず学区はなく自由です。前述したことを参考にされながら、子どもの立場で選んであげると、将来の原体験を含め子どもにとっての何よりの贈り物ですし、親の責務でもあると思います。

園庭では紫陽花が咲き始めました。
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自由遊びの時に和紙で紫陽花をかたどったにじみ絵で楽しみました。
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  1. 2017/06/25(日) 12:45:09|
  2. 幼児教育への思い
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