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園長ブタゴリラ☆ブログ

平成28年度音楽劇発表会

暖かな春が来たような1日、無事に終えることができました。残念ながら全員での参加ができず、特に園での最後の舞台になる年長組緑組で1名インフルエンザのために欠席したのが残念でした。
今年は香取市の幼稚園の園長先生、千葉明徳短期大学保育創造学科2名の先生、法人理事の先生、旧職員で年長や年中の保育にかかわってくれた4名の先生また実習された学生さん3名の来賓をお迎えして、力強い応援をいただくことができました。
ご多用の中、遠路ご足労いただき感謝申しげます。
特にOBの先生達は今の年長組が年少時代を知っていたり、担任していた先生もいただけに、それぞれの子どもたちの成長に驚いていました。
またあいにくの手狭な会場でしたが、最後まで子ども達の演技を温かく見守り、応援してくださった保護者の皆様にこの場をお借りして改めて感謝申し上げます。園児達の気持ちを考えると常日頃から練習して慣れ親しんだ遊戯室が一番適していますし、発表する場としてこれ以上ふさわしい場所はありません。ご賢察に深謝します。
ある来賓の方が、保護者の皆さんの雰囲気が温かく、まなざしがとてもやさしく感じましたとお話しされていましたが、園風を作ってくださるのは、保護者の皆様のお気持ちです。

今年もまた2部制にしてそれぞれの部で年少(3歳)、年中(4歳)、年長(5歳)の年齢ごとによる成長の違いを「劇」をとおしてご理解いただけるように演目を組みました、実際にご覧いただき、いかがでしたでしょうか。
あいにくの拙い滑舌の悪い司会で、お聞き苦しい点も多々あったかと思いますが、席上で申し上げましたように、園の音楽劇への思いはプログラムの冒頭に書かせていただいた「音楽劇発表会にあたり幼稚園からのメッセージ」の中に、書かせていただきました。劇をご覧になった後に、機会ありましたら再度ご一読いただけると、ありがたいです。
私は子ども達に幼児期に必要な勉強をたくさんして欲しいと願っています。これからも勉強好きな子どもたちと教育熱心な保護者が集える園を目指して、頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

私自身今までもたくさんの色々な園の発表会を見聞し勉強させていただく中で、毎回のことながら劇をとおして「子ども達は何を学び、成長するのか」といつも自問自答してきました。従来の良くある劇や大人の感覚(目)で評価しがちな昨今の劇にいつも「子どもは本来はその年齢にあった伸ばせる力があり、園や大人の都合でつぶしてはいけない」という思いをもっていました。市販されたCD劇にあわせたり、時には夜なべをしながら作ったきらびやかな衣装を着たり、自分の立ち位置まで細かく指導されたり、一糸乱れぬ振り付けまた園生活とかけ離れた題材を使った保護者向けの劇は、日々の練習と先生の厳しい言動を使えば可能です。でもそこには、子ども達の生き生きとした表情やさせられている感じが見えがちです。主役はあくまでも子どもです。
本来の子ども達の持つ特性を考えた時に、劇を通してもう一歩成長ができることが可能です。ご覧いただいたように園や保護者のための劇ではなく、自分たちの劇という思いが今日演じた園児達の表情からも読み取っていただいたことと思います。
自分たちが作り上げた劇だからこそ、お互いに戒め合ったり、注意したりまた年長になるとこうしたイメージの曲が欲しいと話すと思います。
また練習の時と雰囲気が違うことで、少し様子が違った子どもさんもいましたが、こうしたことも子どもさんの成長過程のひとつとして温かく見守っていただければありがたいです。

今日の劇の出来栄えもさることながら、この場に至るまでの過程やそれを通しての子どもさんの成長ぶりに目を向けてあげることも大事です。劇で使用した曲は間奏や効果音を含めて全て劇中の子ども達の表現するイメージに合わせるため、園独自のオリジナルの作詞作曲です。作詞はクラス担任が中心となり、作曲は本園の専任音楽講師が担当しています。特に年長組のエンディングの曲には、作詞したクラス担任が途中で退園し一緒に卒園出来なかった子どもたちへの思いやクラスの絆またこれから卒園して小学校へ進級する子ども達への未来を切り開いていく激励へのメッセージも込められています。
今はとかく見えるものだけに価値や評価を求めたり重視しがちですが、人間がともに生活をしていく中で、目では見えにくいが、豊かな社会を送るうえで大事な価値(友情や命)の素晴らしさを歌詞に謳っています。
このことは幼児が初めて集団(幼稚園)としての園生活の中で育んで欲しいという思いでもあります。

音楽講師は1月から2月の2か月間は文字通り寝食を忘れて曲作りに没頭し、担任も限られた期間で曲をマスターしなくてはいけません。それだけにやり終えた今、充実感とほっとした気持ちが交差していることと思います。ある意味大変な作業ですが、子どもへの思いと日々の子ども達の成長する姿が原動力だと思います。

年長組や年中組の劇は子ども達同志の話し合いを通しながら作り、時には担任が整理したり方向性を示唆したり、また子ども同士で折り合いをつけながら考えていくため、かなり試行錯誤をしたようです。
大人から見れば「劇を作るうえで話し合う」ことは一見なんでもないように思われがちですが、4歳、5歳の子ども同士が話し合いながら作ることは正直難しい面も多々あります。その土台は日々の園生活の中で友達同士が関わり、人間力を育まないと、話しあったり劇のイメージを共有することはできないと思います。
実は日々の人間同士のつきあいがないとこうした劇は作れません。
私は「行事のため保育ではなく、日々の保育の延長上に保育がある」とお話していますが、真意はそうしたことにあります。


そして自分達で劇のイメージを膨らませ、調べたり学んだりしていく過程を経て、作り上げることで園児にとっても「劇」を自分達自身で演じる大事なものとしてとらえ、役にのめり込んでいける気持ちをもつことで、舞台での演技の表現につながると確信しています。 このブログでも取り上げましたように、青組は香取市の佐原水郷山車会館、緑組は千葉市千葉科学館に勉強に出かけました。ふたつの館とも熱心に見学する子どもたちに、小学生より熱心ですねと驚かれていました。それは自分たちの劇だから、より良い劇を創ろうという気持ちも大きいと思います。

毎年のことながら、子ども達の想像力や斬新な考えには驚かされます。私達保育者も子ども達から学ぶことも多かったようです。
また、こうした劇への取り組みを通じて、幼児期の年齢に応じた学びと幼稚園という学校集団での学びの場を考えるきっかけにしていただければ大変嬉しく思います。

これからも前述しましたが「自ら学ぶ力をつけ、学ぶ力を育める幼稚園」を目指していきたいと思います。狭義の「勉強」ではなく意味のある勉強が育める園を目指していきたい思います。
幼児だからこそきちんと向き合い、子どもだからと見下げたり、親受けだけをするような保育には常々疑問を持っています。園生活はあくまでも子どもが主役であり、大人(保護者)ではありません。

今年の劇をご覧いただき、お気づきの点など教えていただければ嬉しく思います。そうした建設的な意見をいただけることは、保育へ還元される幼稚園への応援メッセージであると、常々前向きに考えていますので、是非ともクラス担任あてに忌憚なく教えていただければ嬉しく思います。

今日のこの劇を演じてくれた園児たち
応援してくれた保護者の皆様
応援に来てくださった来賓の皆様
劇のために力を貸してくれた皆様

全ての皆様にスタッフを代表して御礼申し上げます 。

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  1. 2017/03/04(土) 17:47:26|
  2. 行事
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  4. | コメント:2
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コメント

園長先生のブログでのアドバイスを参考に、写真撮影よりも「その瞬間」を大切に、子供達の姿や歌声をしっかりと目と心に焼き付けました。
年長の保護者として接する最後の行事でした。先生方のご尽力のおかげで子供達も生涯忘れることのない素晴らしいものになったのではないかと感じます。
素晴らしい発表会に参加させて頂き、本当にありがとうございました。
  1. 2017/03/05(日) 23:39:49 |
  2. URL |
  3. 保護者 #-
  4. [ 編集]

「保護者」さん、今晩は。コメントをお寄せいただき、どうもありがとうございました。目と心に焼き付けられたとのお話、何よりです。嬉しいお話です。いつでもどんな時でも場所を選ばずに、すぐに思い起こし、脳裏に思い浮かぶことができます。また親として我が子の一番印象に残った瞬間は色褪せず、いつまでも記憶に残っていることと思います。長い年月の間には劇の始まりからフィナーレ全てを記憶するのは難しいかもしれませんが、その瞬間は永遠の記憶であり、それは親が一番感動したことと同じように思います。ご承知のように劇はクラス皆が演じることで成り立ちます。我が子だけを追いかけると、周りの状況が写しづらく、全体の中で子どもさんの劇の役割や友達とのかかわりが長い年月の間にはついつい薄れがちです。
私事ながら、私もふたりの子ども達の発表会は自身の肉眼で見ました。やはり印象に残った瞬間は今でも覚えています。私個人的には十分満足しています。
もちろん基本的には肉眼、ビデオやカメラ等見方は自由です。それぞれの一長一短を踏まえて、我が子の成長する姿をご覧いただければ何よりです。
また音楽劇発表会への温かなエールをありがとうございます。スタッフにとっても励みになります。何よりも子ども達がやり終えた満足感と達成感を感じ、ひとりではできないことを友達と一緒に協力してやることで、友達の良さを知ってもらえたら何よりです。
そしてそれをご覧になり、親も子ども達(我が子はもちろんですが友達)の成長を喜び合ってもらえれば、ありがたく嬉しいです。失礼ながら、保護者さんのコメントはそれを的確に素直にお話してくださっているように感じました。やはり肉眼は強いと思います。
また何かお気づきのことなどありましたら、投稿をお待ちしています。どうもありがとうございました。
  1. 2017/03/07(火) 01:04:09 |
  2. URL |
  3. 佐倉城南幼稚園・園長 #-
  4. [ 編集]

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