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園長ブタゴリラ☆ブログ

歌留多を作る

冬晴れの日が続きます。ここ数日、年長組で毎年恒例の歌留多を作成しています。
クラスごとに五十音表に倣って、文字を選び、それぞれ読み札を考え、また読み札にあわせた絵札を描きます。
下書きで読み札を考えてから、札に鉛筆で書いていきます。今はほとんどの園児が読み書きができます。もちろんきちんとした鉛筆の握り方や筆順などはあえて教えていません。それは正式に小学校に入学してから国語の授業できちんと習うことだと思います。私は大学で小学校教諭免許の取得の際に、講義で幼児期は手がまだ未発達のこともあり、鉛筆を持ってきちんと書くのは小学校になってからが妥当という話しが印象的でした。
先ずは子どもたちは「字」に興味をもって、字の意味を知り親しむことが大事のように思います。

*参考 一部省略 書くことについて参考に掲げてます。文部科学省のHPで全文を見ることができます。
現行の小学校指導要領
国語
1 目標
(1) 相手に応じ,身近なことなどについて,事柄の順序を考えながら話す能力,大事なことを落とさないように聞く能力,話題に沿って話し合う能力を身に付けさせるとともに,進んで話したり聞いたりしようとする態度を育てる。
(2) 経験したことや想像したことなどについて,順序を整理し,簡単な構成を考えて文や文章を書く能力を身に付けさせるとともに,進んで書こうとする態度を育てる。
(3) 書かれている事柄の順序や場面の様子などに気付いたり,想像を広げたりしながら読む能力を身に付けさせるとともに,楽しんで読書しようとする態度を育てる。

2 内容
B 書くこと
(1) 書くことの能力を育てるため,次の事項について指導する。 ア 経験したことや想像したことなどから書くことを決め,書こうとする題材に必要な事柄を集めること。
イ 自分の考えが明確になるように,事柄の順序に沿って簡単な構成を考えること。
ウ 語と語や文と文との続き方に注意しながら,つながりのある文や文章を書くこと。
エ 文章を読み返す習慣を付けるとともに,間違いなどに気付き,正すこと。
オ 書いたものを読み合い,よいところを見付けて感想を伝え合うこと。

〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕
(1) 「A話すこと・聞くこと」,「B書くこと」及び「C読むこと」の指導を通して,次の事項について指導する。

ウ 文字に関する事項
(ア) 平仮名及び片仮名を読み,書くこと。また,片仮名で書く語の種類を知り,文や文章の中で使うこと。
(イ) 第1学年においては,別表の学年別漢字配当表(以下「学年別漢字配当表」という。)の第1学年に配当されている漢字を読み,漸次書き,文や文章の中で使うこと。
(ウ) 第2学年においては,学年別漢字配当表の第2学年までに配当されている漢字を読むこと。また,第1学年に配当されている漢字を書き,文や文章の中で使うとともに,第2学年に配当されている漢字を漸次書き,文や文章の中で使うこと。

(2) 書写に関する次の事項について指導する。
ア 姿勢や筆記具の持ち方を正しくし,文字の形に注意しながら,丁寧に書くこと。
イ 点画の長短や方向,接し方や交わり方などに注意して,筆順に従って文字を正しく書くこと。

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  1. 2017/01/13(金) 23:58:56|
  2. 保育のひとこま
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

いつも楽しみに拝見させていただいております。
年少の娘ですが、まだ文字が書けません。
この頃お手紙交換でお手紙をいただくのですが、上手に文字や絵を書いているお友達もいます。
ひらがなの練習をしてほしいのですが、外で遊んだり、テレビを見るばかりです。
やる気にさせる方法はありませんでしょうか。
  1. 2017/01/23(月) 14:09:10 |
  2. URL |
  3. 匿名 #-
  4. [ 編集]

匿名さん、今晩は。コメントをお寄せいただき、どうもありがとうございます。
拙いブログを楽しみにしてくださっているとのこと、ありがとうございます。先ずはお礼を申し上げます。
ご質問の件ですが、子どもさんは年少組ですので、そもそもクラスで書ける子どもさんは基本的にほとんどいません。(担任からの確認済み)例外的に少数の子どもさんはいますが、ほとんど上にご兄弟がいます。その影響もあると思います。そのため年少組は先生が葉書に子ども達から話した言葉を代書したり又は絵手紙でやり取りします。年中組や年長組も絵手紙で主でそれに字を少し書き足すぐらいです。ブログに添付した小学校教育指導要領をお読みなられた通り、きちんと読み書きを学習として学ぶのは小学校入学してからですし、またそれで十分だと思います。2年生までにはどの子どもも一通りの読み書きができるようなるといわれています。幼稚園時代に読み書きができても、それが小学校以降の学力と関連するかということ自体ナンセンスです。
むしろ入学したら、先生の話を聞く姿勢や習ったことの復習や日々勉強する生活習慣をつけたり、早寝早起きをして学校での授業を集中して聞ける生活習慣の自立ができることの方が大事です。

幼稚園時代は先ずは「話す力」や「聞く力」を育むことが大切です。本園でも紙芝居や絵本の読み聞かせを大事にしています。それは人の話を聞くことが楽しいまた絵本を通して想像の世界を楽しむことが出来ます。そういう繰り返しの中で、絵本に書いてある「字」にも興味関心を持ち始めます。確かに年長組になるとほとんどの子どもたちが読み書きをします。でもそれは遊びを通して例えばお店屋さんごっこでメニューを書いたり、電車ごっこで切符を作ったりまた先日の青組蕎麦屋さんの献立として書く中で学ぶことです。その鏡文字や逆さ文字なども見られます。
又友達同士で遊ぶ中で、自分の気持ちを言葉に話して相手に伝えることも大切です。
年中で字や数を総合的に入れたワークや年長組になると「字」と「かず」それぞれのワークを使いますが、あくまでも教えることそのものが目的ではありません。興味や関心を持たせることがねらいです。

年少3歳児は骨の力もやわらかいし、そもそも字を書くこと自体に無理があります。言葉で字を書いても、意味そのものもまだ理解する段階ではありません。教えてしまうことはある意味簡単ですが、その意味のない時間のお蔭で逆に集団生活の中で3歳児としてすることを失うことの時間の方が長い目でみた時に、リスクがあります。
ひらがなの練習よりもむしろ絵本を読んであげる方が読み書きには有効なように思います。3歳児は月齢の差も大きいですし、ひとり一人の成育状況や家庭環境も違います。他の子どもさんと比較する必要はないと思います。
今は人間として学ぶのに適切な年齢などを考慮せずに、何でも早くやりがちです。余計親を焦らし不安にさせる社会に年々なっているように感じます。SNSの発達が拍車をかけます。試しに「子どもに何歳から読み書きを教えるか」と検索してみてください。
色々な回答がありますが、留意していただきたいのはそこには必ずといってよいほど、そうした親の不安を見据えた塾や通信教育の広告があると思います。

ご質問の中で「やる気にさせる方法」については前述したとおり、今の段階ではあまり意味がないように思います。むしろもらった手紙を例えば家庭のボードに貼ったり、子どもさんが手の届くところで自分で繰り返し見れるようなやり方で整理してあげると、繰り返し見ることがあるかもしれません。そうした中で字に興味や関心を持つかもしれません。大人が無理やりさせても子どもはすぐに飽きますし、仕方なく言われたからやることを繰りかえすと、却って自発性からの学びではなく義務として親に言われたからやる、時には嫌悪感をいただいたりしたら、却って逆効果です。この時期は他の子どもさんと比較するよりも我が子を信じ、もらった手紙を読んであげたりして、もらった喜びに共感してあげたらいかがでしょうか。
どうしても匿名ですと一般論になりがちです。在園の子どもさんでしたら、状態がわかりますので、より的確なお答えが出来ると思いますので、悩みなどありましたら、来園した折にでもご遠慮なく担任や私(園長)にお聞きください。そうした子どもさんのことでのご質問は恥ずかしい事でも何でもありません。誰もが一度は悩んだり心配することです。焦らずにどうぞ安心してください。
  1. 2017/01/23(月) 19:59:34 |
  2. URL |
  3. 佐倉城南幼稚園・園長 #-
  4. [ 編集]

お忙しいところ貴重なお話をしてくださりありがとうございました。
相談できる友達がいませんので、園長先生のブログを含め、ネットが唯一の相談相手で一喜一憂しております。
ブログでは子育てのほか、夫婦円満の秘訣についても学んでいます。
アドバイス通り、大切にしまっておいた手紙を手の届く場所に置いたところ、早速読み返していました。
そして、自分から、鉛筆を持ってお絵かきをするようになりました。
ひらがなは、焦らずにしようと思います。

園長先生とお話しする機会がありませんので、(あっても緊張します)この場を借りてお礼を申し上げます。
入園説明会のお話の通り、すべての先生が、娘の名前を(もしかすると性格も)覚えてくださっているようなのです。
目立たず、先生に名前すら覚えてもらえなかったであろう子供だった私にとって、名前を覚えてもらえるというのは、とてもうれしいことです。自分のことのように喜んでいます。
親身になってくれる園長先生や、優しく素敵な先生方に出会えた娘と私は幸せ者です。
城南幼稚園に入園できて本当によかった!
これからもよろしくお願いします。
まとまらない文章で失礼いたしました。
  1. 2017/01/26(木) 11:10:38 |
  2. URL |
  3. 匿名 #-
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

匿名さん、過分なもったいなくも温かなご返信をいただき、却って恐縮しています。お手紙を読み返しているようで何よりです。あまり巷の親を不安にさせる情報に一喜一憂されず、子どもさんを信じ、子育てを楽しまれる気持ちでおおらかに寄り添われるとよろしいかと思います。真面目に一生懸命に向き合う親を過度に不安にさせたりする教育に係る教育評論家や大学関係者また入園募集目的のために幼稚園教育要領から逸脱しすぎた幼児教育をうたい、科学的な検証もせず、独りよがりの園にも憤りを感じる時があります。同じ道に携わる者として申し訳なく思っています。
どうかご遠慮なさらずに、また何かありましたら、何なりとお声をおかけください。
仰せの通り、6クラスのこじんまりとした園ですので、私(園長)もスタッフも全園児の顔と様子はわかります。放課後スタッフ同士で自由遊びの時の様子を担任に伝える時もありますし、話に花が咲く時もあります。大きな家族のような雰囲気の感じです。
また名前は大事なものですし、その子どもさんの人格(人権)の大切な証だと思っています。
私が園長になってから、スタッフにはどのような時も園児にはあだ名や略称で呼ぶのはやめさせました。名前は親が我が子のために一生懸命考えてつけてくれたその子の人格そのものですし、その気持ちを尊重するように話しています。
基本的には保育室では「〇〇さん」園庭などで遊んでいる時は「〇〇君」や「△△ちゃん」と呼ぶ時もあります。
でも「わたる君」を「わた君」とか「わたちゃん」と呼ぶのはご法度です。

夫婦関係はブログを読んでいただくとおわかりのように、なかなか難しい時もあります。でも一つ言えることは、母親には全ての面でかなわないと思いますし、所詮男は女性の手のひらの上で踊っているようなものです。子育ては偉大な尊い仕事だと思います。男の仕事などにくらべ、全ての面で足元にも及ばないと思います。なんだかんだいいながらも、間もなく銀婚式を迎える私にとっては、改めて「母性」の存在には畏敬の念を抱くばかりです。もちろん男女平等ですし、男性が育児休暇をとるのも良いことだと思います。でも理屈ではわきりれない動物の本能としての男女の差はあるように感じます。
また何かお気づきのことなどありましたら、コメントをお待ちしています。どうもありがとうございました。 
  1. 2017/01/31(火) 09:57:29 |
  2. URL |
  3. 園長 #-
  4. [ 編集]

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