思いっきり身体を動かした後は楽しみなお弁当です。遠足で友達や先生と一緒に食べる時間は嬉しいものです。
日差しも強く、1時間以上も遊んだため昼食の場所を当初予定していたふれあい広場(大芝生広場)から身体のことも考慮し、急遽木陰の少しひんやりとする空き地に移動しました。木漏れ日の中、皆で輪になりお弁当の時間です。




昼食後は年中組の遠足でもご紹介したお菓子屋さんの始まりです。私もポテトチップス、プリッツ(商品名ですが)、どらえんもんチョコボール(同じく商品名ですが)を持参しました。嬉しそうに並べていたら「子どもと同じね」とK先生からいつものお言葉をいただきました。
私はいつも遠足が近くなるとそわそわして、自宅でお菓子屋さんで使うお菓子を自分の子どもに見せたりして嬉しそうにしているので、娘、息子達はある年齢まで父親がいつも遊んでいて仕事をしていなかったと本気で思っていたようです。服装も背広とか着用しないので(子どもがお世話になった幼稚園の園長先生はいつも背広をきちんと着て園長室にいて机の上で仕事をしており、私が園長先生のイメージとかけ離れていて実は園長ではないと疑っていたようです)
今でも園児たちから「大人なのだから遊んでばかりいるとお金をもらえないし、仕事をしないといけない」と真顔で言われたり、所用で普段と違う格好をして園内でうろうろしていると「会社に仕事に行くんだね」と声をかけてくれます。
そんな子ども達といると本当に楽しいですね。
そんな楽しい子ども達とのお菓子屋さんの始まりです。年長組になるとすでにわかっていて、お弁当を食べ終えた子ども達から今かいまかと待っています。
お菓子屋さんは自分の持ってきたお菓子の数だけ交換します。自分たちで口に出して「ひとつ、ふたつ・・。」数えたり、手でひとつずつ選ぶお菓子の数をかぞえたりします。こうした経験が知らず知らずのうちに数量に関心を持ち、数を知ることで小学校の算数の基礎につながります。実は遊びの中で「数量」を学んでいるのです。ただ机の上で数を教えるのも悪くありませんが、こうしたやり方の方が幼児には自然でなおかつ具体的なもの(お菓子)を使うことで理解しやすく、お菓子の数を選ぶという子どもにとってはとても大事なことなので、実に真剣に数えています。「日常生活の中で遊びながら学ぶ」という一例です。


お弁当を食べ終えお菓子屋も店じまいした後は広々とした芝生で遊びます。園からボールを持っていったのでボールを使ってサッカーをしたりする子どももいます。鬼ごっこも楽しかったようです。

- 2008/05/26(月) 23:59:01|
- 園外保育
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