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園長ブタゴリラ☆ブログ

安心・安全は継続することで担保される

東日本大震災から5年が過ぎ、6年目を迎えています。東京電力福島第一原発事故もいまだに終息が見えず、現在も廃炉作業が行われています。
佐倉市では学校については月に1回園地を測定してHPで上で公開しています。もちろん園児が遊ぶには問題ない数字の放射線量です。本園では市役所と別に園庭が雨天等で遊べない日や園外保育で使わない日以外は園所有の線量計で震災以降に毎日職員が測定し、その記録は園のパソコンで保存しています。もちろん園児が遊ぶには全く問題ないのですが、時には愚直なまでにこうしたことを継続することも、スタッフの安全意識を啓蒙する意味でも大事なことです。

再度、何か想定外の事故で放射線が大気に飛び散り、園庭を汚染することはないと思います。しかしながら園児の生命を預かる以上、また特に放射線は目には見えないものだけに、万に一つを考えて測定する日々です。

本園では放射線量測定に限らず、園児の生命の安全安心に向けて、できる限りの対策をしています。これで大丈夫と思った時点で安全ではなくなるというのが私の考えです。リスクとハザードの区別も大事です。
園児の将来の危険回避能力を身につける観点からも、何でも危険では成長して大人になって時点でかえって危険予知能力が育たず危険です。
そういう意味からも遊具の選定も大事です。そのへんの判断は色々な講習等で学ぶことも必要です。
本園は現在は幼稚園として3歳児から5歳児までの子どもがいます。
認定子ども園や保育園を見学して思うことはやはり3歳児までの遊具と園庭と3歳児以上の園児が遊ぶ遊具と園庭の区分けが、お互いの成長を促す意味でも理想だと思います。前述した遊具を使って遊ぶ中で身につく危険予知能力や回避能力を育む上でも、3歳で分けたほうがどちらにとっても有益なように感じます。

待機児童対策として設置基準の緩和で園庭がない部屋だけの駅前保育所が認可されいます。0、1、2歳児対象の小規模保育所はまだしも3歳児以上の子ども達が土や水やお日様がない場所で1日中過ごすことを考えると、私はいたたまれなくなります。以前そうした施設を見学させていただいた時に、途中で切なくて何故か涙があふれ、見ていられずに退出したことがあります。もちろんその施設の保育士の皆さんはそうしたことを知っていて、公園などに連れて行くなど懸命に頑張っていたので罪はありません。そうした保育士の皆さんの努力と現状に何故か悲しくなりました。リスクとはハザード云々以前の問題です。そういう環境の中で子どもたちは身体を使って学べることができるのか、はなはだ疑問です。
国は質の高い幼児教育の充実をと叫んでいますが、その言葉とは裏腹に大人(社会)はある意味残酷です。

「どの大人にも子ども時代がありました、子ども時代があって大人になれます、大人は自分の都合にあわせて、それを思い出したり、忘れるときがあります」(園長の独りごと)

園庭では園庭、砂場、堆肥場、池付近と場所をあらかじめ決めて測定します。
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パソコンに記録していきます。
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  1. 2016/10/28(金) 13:43:40|
  2. 幼稚園の風景
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