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園長ブタゴリラ☆ブログ

人前で演じること

今週末の木曜日、金曜日と祖父母参観が予定されています。
例年、参観では常日頃から日々の保育で親しんでいる歌や表現(遊戯)を祖父母の皆さんに披露する予定です。そのため今日はクラスまたは学年ごとにハレの場となる遊戯室の舞台で一度予行練習をしたようです。特に年少組にとっては人前で披露するのは初めての経験いわゆる初舞台になります。
毎年のことながら3歳児ですと個人差があり、一生懸命楽しそうに歌ったり踊ったりする子どもさんから、身じろぎひとつせず立ち位置からほとんど動かない子どもさん、場の雰囲気に高揚していつも以上に感情が高ぶってしまう子どもさん等実に様々です。実に3歳児らしいですね。わかっていて、ふざけてしまうのは少々困りますが、そうでなければ温かく見守ってあげましょう。また保護者の皆さんも我が子の初舞台の様子をご覧になった時に他の子どもさんと比較したりすることは、あまり意味がないように思います

学年があがり、4歳児、5歳児となるとまた少し子どもさんの舞台の様子が3歳児とは比較にならないほど変わります。
特に5歳児になりますと「人前で演じる」ということを意識し、歌い演じます。、もちろん先生もふざけたりしたら、理由を話してきちんと注意します。それはこの年齢になると自分が何のためにどういうことをするのかということが、子どもながらに理解しはじめているからです。それが「自律」といわれています。
3歳児で大人の目から見たような全員が整列し身じろぎもせず一心不乱に歌わせるのは、ある意味簡単なことです。私も教育のプロのはしくれですので、その気になれば簡単にできます。
でもそのようなやり方をすると自律心が育ちません。何故なら先生の目を意識して、先生から叱られないように歌うことが目的になってしまうからです。また時には本来であれば楽しめる音楽が、楽しくない苦痛以外の何物でもという悲劇が生まれがちです。
また場合によっては、自律心の芽を摘みとってしまいがちです。

先ずは音楽の楽しさを知り、皆で歌う喜びや踊る楽しさを経験するきっかけが大事です。もしかして気持ちの上で苦手な子どもも友達に感化されて楽しむ気持ちが芽生えるかもしれません。
そして5歳児で先生のためにするのではなくお客さん(観客)の前で演じることとはどういうことかを知ることで、意識も高まります。
またお客さんの喜んでくれる姿が自信にもつながります。
焦らず、時には温かく見守る教育も大事です。
祖父母参観でのそれぞれの年齢に応じた子ども達の様子を楽しんでいただけたら、嬉しく思います。

写真は年中組の合唱の舞台練習です。
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  1. 2016/09/12(月) 13:16:44|
  2. 幼児が学ぶ大切なもの~事例から~
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