江戸時代ならさしずめ「親分大変だー」と捕り物の世界に出てくるようなセリフが、ここ佐倉城南幼稚園の職員室でも聞こえてきます。
親分という言葉こそ出ませんが、「園長先生(ブタゴリラ先生)、大変」「来て来て」時々駆け込んできては、自分で発見したり、見つけたりまた体験したこと等を時には興奮気味に話してくれます。
そういう姿を見るにつけ、子ども達は自らしたことに感動し、その気持ちを人に伝えることが嬉しく、伝えた人がそれを聞いて驚いたり嬉しく思う気持ちを見ながら、再度心が揺さぶられることになるのではないかと感じています。
お互いに気持ち(心)を揺さぶられたり揺さぶったり、大人から見れば一見何気ない日常風景の中でも、子どもにとっては大きなことがたくさんあります。普段の遊びの風景の中での発見、遠足など園外保育で見聞したこと、運動会や音楽発表会や音楽劇などの行事での体験を通して感じたこと等、でも全てに共通して言えることは子どもが主役であり主体的なことです。
保育者はそうした心が揺さぶられることへの感性がなくなった時点で、幼児教育の世界とは足を洗わなくてはいけないと、いつも覚悟をしています。
採れたの胡瓜を持ってきてくれました。

新鮮な胡瓜は表面にいぼいぼがあり、触るととげのように痛いです。こうしたことを実物を見せながら、教えてあげることも学びです。

年長組の女児の仲良しふたり組で色水を作ったよと見せに来てくれました。作り方も丁寧に教えてくれました。

番外編
今日の昼食時に畑で収穫したじゃが芋を今週月曜日に再度畑に行って手伝ってくれた年長組の労をねぎらう意味でも最初に食しました。これから学年ごとに食べる予定です。園児達も大喜びで食べていたようです。

- 2016/06/29(水) 17:40:04|
- 幼稚園の風景
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