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園長ブタゴリラ☆ブログ

知能検査

先週から年長組を対象に始めました。原則全員を対象に行います。先ずは緑組から始め、1月からは青組を予定していて、3学期に予定している保護者対象に実施する親子関係テスト(親と子どもの関わりを客観的にデータにして見る)の結果とあわせながら、該当の保護者にお伝えする予定です。なお知能検査の用紙は財団法人田中教育研究所編「TK式幼児用田中B式知能検査」を使います。
検査対象者が幼児ということで非言語式で読字力や書字力を必要とはしていません。ただ実際は年長になると文字を読んだり書くことはできますし、本園でも字や数のワークも使います。また2学期からは靴箱やロッカーの氏名は漢字表記にしています。但しあくまでも興味や関心を持たせることがねらいです。テストの内容は大きく学習場面と生活場面の2領域に分かれています。それは幼児知能の主要側面と考えられているからです。
現時点で2回行いましたが、大体1回当たり5~7人の人数を基本にして行います。かかる時間は説明を入れて大体約40分ぐらいです。小学校進学にあたり、姿勢良く人の話を聞けるか、私(園長)が話す内容をきちんと理解しているか、また課題に対する取り組みの意識や態度についても観察します。
普段保育室で園児たちとこうした形でのやり取りがないだけに、園児達も最初は幾分緊張気味でしたが、やり終えた後に子ども達に感想を聞くと、楽しかった、面白かった、またやりたいといった話をしてくれる子ども達がたくさんいました。
さすがに場をわきまえているようで、「園長ブタゴリラ」と話す子どもも皆無です。

このブログでも何度か触れましたが「教育のやり方に絶対」ということはありませんが、「頭が良いとはどういうことか」「知能指数が高い」「幼児期の勉強方法」といった親として当然関心が高いキーワードについて、毎年こうしたテストを行い、耳に入ってくる卒園生の進路を聞くと全く関連がないかというと、「ないと」といったらうそになりますが、全てではないと思います。
確かにこうしたテストの結果として、クラスで例年何人かは知能指数が高い子どもはいますし、幅があるのも事実です。でもそれとこれから生きていくうえで、それがどうかかわりがあるかといったことになると難しい問題です。いくら知能指数が高くても、人の気持ちや他人とのかかわり方ができないと社会の中で社会人として生きていくのは難しい面があります。また良く誤解されがちですが、「頭が良い」ことと「学校の成績が良いこと」は別問題です。成績は頭(知能)よりもその子どもの勉強への努力次第だと思います。すなわち小学校、中学校までの勉強(成績)は勉強量によると断言しても良いと思います。もちろん個人により要領や記憶に個人差がありますが、それは努力次第でカバーできる範囲ではないでしょうか。高校ぐらいまではいかに勉強したかどうかだと思います。私の子どもが「成績が悪いのは頭がわるいから」と話した時に、「頭が悪いのではなく、たんに勉強する時間が少なく遊んでばかりいて、授業の予習復習をしなければ、当然成績は振るわないのは自明の理であり、成績が悪いのは当然で自分の頭の良し悪しにしてはいけない、成績は努力次第である」と話したことがあります。学校の成績はあくまでもその子どもの努力次第(勉強量)のように思います。

ではこの幼児期に一番必要で大事な学びは何かというと、「幼稚園教育要領」に書かれていることだと思います。文部科学省のHPから検索できます。「幼稚園教育の基本」という項目だけでも、機会あれば目を通されると、幼稚園で学ぶことの視点がよりご理解できると思います。
興味のある方は是非検索して、お読みください。そうしたねらいを実際の園生活の中で、どのようにして環境を整え、学べる環境になっていることが幼稚園の評価につながると思います。

共に緑組の知能検査の様子です。後方壁面に飾っているのは先日の音楽発表会の思い出を描いた経験画です。
P1060844 (800x600)

P1060880 (800x600)


  1. 2014/12/14(日) 23:40:39|
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