ブログもすっかりご無沙汰していましました。お盆も過ぎ、明日からはまた仕事初めの方も多いと思います。
園舎改修工事もお盆を返上して行っています。2学期の始業式までには間に合う予定です。
私は今週の初め11日(月)、12日(火)と2日間夏休みを取り、つれあいとふたりで古都に出かけてきました。お互いの休みがこの2日間しかあいません。また自宅にいると、どうしても呼ばれることもあるので、外出することでゆくっり休むことができます。
京都は遊びに行くには楽しい街です。街を歩いていても、街の思いがけないところに歴史を伝える神社仏閣等があり、歴史が息づいています。またチェーン店ではない喫茶店も多く街歩きにはありがたいです。また観光客向けではなく地元の人が贔屓にする職人気質の居酒屋も楽しみですし、オーセンティックバーも多く、ぼんやり考え事をしたりするには絶好の場所です。
ここ数年は訪れることも多いのですが、行くたびに新たな発見もあります。今回は表題の通り、以前から興味があった水琴窟巡りを楽しみました。
ご承知のように今はゲームに代表されるように電子音が盛んです。また色々な自然な音も人工的に作れます。
それはそれとして、園児たちに自然の風物を使った音を聞かせたいと以前から考え、その候補として「水琴窟」を考えています。
ただ設置にはかなり費用もかかりますし、園児がどの程度興味を持つのか、どのような音があるのか調べればきりがありません。京都には昔からの水琴窟がある寺院がたくさんあり、今回の旅行はそうした寺院にも出かけました。休みといっても、いまだ仕事からどうしても離れられないところがありますが、つれあいも音楽を生業としているので、快く同行してくれました。もちろん夜は居酒屋やバーで寛ぎました。ちなみに成田山公園内の書道美術館近くにも水琴窟があり、本園の滝と川と砂場の複合遊具をつくってくれたO造園さんが施工しました。機会ありましたら、是非お聞きください。
京都市郊外の大原にある宝泉院の水琴窟
それぞれ二つの竹から通して聞こえる音が微妙に違います。


京都市左京区にある瑞厳山圓光寺にある水琴窟。またこの寺の池泉回遊式庭園も見ごたえがありました。


詩仙堂の鹿嚇し、蝉時雨とのコラボが風景(庭園)に溶け込み、癒してくれます。


京都市内の錦市場の中にある喫茶店にあった水琴窟、なかなかお洒落な喫茶店でした。


水琴窟とは。
水琴窟は、水滴音を地中に埋めた「甕 -かめ-」に共鳴させてその音を楽しむ、日本庭園文化における最高技法のひとつとされ、いまでも全国の寺院の庭園に残されています。また近年は家庭で手軽に楽しむ水琴窟のセットも販売されています。
- 2014/08/17(日) 17:51:47|
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