久しぶりに気持ちの良い春の日差しのもと、鯉のぼりが泳ぐ園庭から子どもたちの歓声が聞こえてきます。
新入園児達もそれぞれの自分の気になる場所や気に入った場所(居場所)を園舎内、園庭と思い思いに探しているようです。朝の自由遊びの時に、水面下で群れになって泳ぐメダカを園児達と愛でながら、春を実感します。
ブランコに目を転じると、側の椅子に座って声を出しながら順番を待つ園児達がいます。
「いち、に、さん・・・にじゅう。かわりましょう」交代して、待っている子ども達はまた数え始めます。順番にブランコを楽しんでいたようです。
遊具指導も終わり、ルールを守りながら皆で共同で仲良く遊ぶ術を学びはじめています。こうした社会性は自由遊びの中で学ぶことができます。何故ならそれぞれ自分の思い(要求)がストレートにぶつかりあうからです。そうしたぶつかりあい時にはけんかをしながら、自分だけの思いやわがままが友達(集団)の中で認めてもらえなかったりすることで、人との付き合いや集団での約束事を学びます。少子化の中、幼児期に必要な大事な学びです。でもこればかりは連続した自由遊びの時間の中でしか学ぶことはできません。


- 2014/04/23(水) 18:07:09|
- 保育のひとこま
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