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園長ブタゴリラ☆ブログ

平成25年度音楽劇発表会

一昨日平成25年度音楽劇発表会を終えることができました。あいにくの手狭な会場でしたが、最後まで子ども達の演技を温かく見守り、応援してくださったことに感謝いたします。またたくさんの来賓もお見えくださり、感謝いたします。
唯一つの心残りは願いむなしく全園児で参加できなかったことです。特に年長組で4名の欠席者がいたことが残念でした。
今年も2部制にして年少(3歳)、年中(4歳)、年長(5歳)それぞれの年齢ごとの特性の違いを具体的にご覧いただくことで、子どもさんの成長過程の違いを知ってもらえるように演目を組みました、いかがでしたでしょうか。また音楽劇に対する本園の取り組みについてはプログラムの中の「音楽劇発表会にあたり幼稚園からのメッセージ」と題して、述べさせていただきました。
当日子どもさんの何人かは何時もの練習とは少し様子が違った子どもさんもいましたが、これも成長過程のひとつとして温かく見守っていただければありがたいです。
席上、保護者の皆さんには帰宅したら、劇の中で演じた具体的な子どもさんの様子をとりあげてほめてあげると、子どもさんにとってはより自信がつくと思いますし、親が自分の頑張った点を認めてくれたんだということで、自信にもつながると思います。

またこの場に至るまでの過程やそれを通しての子どもさんの成長ぶりに目を向けてあげることも大事です。劇で使用した曲は間奏や効果音を含めて全て劇中の子ども達の表現するイメージに合わせるため、園オリジナルの作詞作曲です。作詞はクラス担任が作曲は本園の専任音楽講師が担当しています。特に年長組のエンディングの曲には、作詞したクラス担任がこれから卒園して小学校へ進級する子ども達への未来へのメッセージも込められています。
そういう意味で音楽講師は1月から2月の2か月間は文字通り寝食を忘れて曲作りに没頭し、担任も限られた期間で曲をマスターしなくてはいけません。それだけにやり終えた今、充実感とほっとした気持ちが交差していることと思います。

年長組や年中組の劇は子ども同志の話し合いを通し、時には折り合いをつけながら考えていくため、色々試行錯誤したようです。
大人から見れば「劇を作るうえで話し合う」ことは一見なんでもないように思われがちですが、4歳、5歳の子ども同士が話し合いながら作ることは正直難しい面も多々あります。その土台は日々の園生活の中で友達同士が関わり、人間力を育まないと、話しあったり劇のイメージを共有することはできないと思います。
実は日々の人間同士のつきあいがないとこうした劇は成り立ちにくいと思います。

そして自分達で劇のイメージを膨らませ、調べたり学んだりしていく過程を経て、作り上げることで園児にとっても「劇」を自分達自身で演じる大事なものとしてとらえ、役にのめり込んでいける気持ちをもつことで、舞台での演技の表現につながると確信しています。
そのため今回は少し劇の途中で思わぬ展開になりましたが、園児達は動じることなく、落ち着いて劇を進めていけました。

毎年のことながら、子ども達の想像力や斬新な考えには驚かされます。私達保育者も子ども達から学ぶことも多かったようです。
また、こうした劇への取り組みを通じて、幼児期の年齢に応じた学びと幼稚園という学校集団での学びの場を考えるきっかけにしていただければ大変嬉しく思います。

これからも「自ら学ぶ力をつけ、学習できる力を育める幼稚園」を目指していきたいと思います。狭義の「勉強」ではなく意味のある勉強が育める園を目指していきたい思います。
幼児だからこそきちんと向き合い、子どもだからと見下げ、親受けするような保育には常々疑問を持っています。園生活はあくまでも子どもが主役であり、大人(保護者)ではありません。そういう観点からも園での舞台にどうしてもこだわります。

今年の劇をご覧いただき、お気づきの点など教えていただければ嬉しく思います。そうした建設的な意見をいただけることは、保育へ還元される幼稚園への応援メッセージであると、常々前向きに考えていますので、是非ともクラス担任あてに忌憚なく教えていただければ嬉しく思います。

今日のこの劇を演じてくれた園児たち
応援してくれた保護者の皆様
劇のために力を貸してくれた皆様

全ての皆様に心から感謝いたします。スタッフを代表して御礼申し上げます


2007-10-01 25年度音楽劇 008 (800x536)
  1. 2014/03/03(月) 21:53:24|
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子ども達の歌声

音楽発表会でもそうでしたが、子ども達の歌声はいつも心にドワンとぶつかり、勝手に涙がこぼれます。音楽劇発表会では我が子のクラスはもちろん、他のクラスの歌声でもそうでした。
3歳児は皆それぞれが各々で楽しんで、4歳児はクラスでまとまりが出始め、5歳児は歌でも劇でも一致団結しているなぁと私は思いました。
まだ小さいうちの二人目の子どもは3歳児の劇は興味津々で見ていましたが、4歳児の劇の途中で少しぐずり出したので退席しようと思いましたが、5歳児の劇が始まると迫力に圧倒されて見入っていました。5歳児は本当にたくましく頼もしく見えます。
家ではおしゃべりな我が子はクラスでは特定のお友達としか自分からあまり話さないようですが(かつての私もそうでした)、先生もお友達も大好きで毎日楽しく過ごしているようですし、音楽劇発表会のメッセージからもわかるように子ども達の利益の為に子ども達を尊重して教育している城南幼稚園を選んで本当に良かったです。城南幼稚園が大好きです。
音楽劇発表会の日に気になった事は、お知らせに子どもをあずけたら保護者は保育室に入ったり前で待たないよう書いてあったにもかかわらず守っていない保護者が多数いた事です。私は子どもが練習通りできるように、あずけたら席から見てるよと伝えてさっと退散する事と、園長先生や先生がお話されている時は、まわりと話さず聞く事を心がけています。幼稚園に限らず人の話を黙って聞くのは、子どもより大人の方ができていないように思えます。
  1. 2014/03/03(月) 23:37:19 |
  2. URL |
  3. happy go lucky #UWkUkPvA
  4. [ 編集]

Re: 子ども達の歌声

happy go lucky さん、コメントをお寄せくださり、どうもありがとうございました。
音楽劇発表会のねらいをよくご理解してくださり、感謝しています。園として保護者の皆さんに保育を理解していただけることは大変ありがたく嬉しく思っています。音楽劇でのメッセージもだいぶ長々と書かせていただきましたが、私なりに推敲を重ね、今の幼児教育における劇のあり方への思いも入っています。大人の好みで選んだきらびやかな衣装や台詞から立ち位置まで決めて、練習に次ぐ練習で、しまいには子どもが幼稚園に行くのを嫌がったり、職員も衣装つくりに夜遅くまで残るといった話は良く見聞します。席上申しあげたように、演じる子ども達の表情が劇の子ども達からの充実度を占うひとつかもしれません。

予行練習で5歳児の劇を初めて見た年少、年中組とも放心したように見ていました。ある意味子どもが一番の正直な観客かもしれません。子どもは本当に厳しいものです。保育でも同じことです。でもそれが本来のあるべき子どもの姿の一端だと思います。私もスタッフには保育をしていて子どもが集中できないのは、子どものせいではなく、保育する側に問題があると話しています。

当日来賓でお見えになられた方からもお褒めの言葉をいただき、スタッフにとっては励みになり、エールとして温かくいただきました。スタッフは昼食を食べながら、全組の劇をビデオを振り返りながら、色々な意見を交わしていたようです。

当日の保育室付近の件ですが、会場にいたので実際に見ていないので、なんとも言えませんが、仮にそうだとしたら、子どものことを考えると、うーんどうかなと思います。特に劇が始まる前は困りますし、また終えた後は他の学年の劇も続いているのですから、我が子以外の他のクラスを見ていただくことで、年齢差の違いが分かります。それが長い目で見れば我が子を理解するうえでも、大事なことにつながると思います。そうしたチャンスは早々ありません。そういう意味では折角の機会なのにもったいないなと思います。

仮にそういう状況だとしても、私なら言えますが、若いスタッフが自分のクラスの子どもの保護者に声はかけにくいと思います。そうしたことも配慮していただけるとありがたいかなと思います。
子どもは大人(社会)を見て育ちます。子どもたちにあれこれ言う前に大人が規範となれるようにすれば、子どもはそれ見ながら学び、次の世代に伝えていけます。私を含め今を生きる大人達で考えていきたいものです。
またお気づきのことなどありましたら、コメントをお待ちしています。どうもありがとうございました
  1. 2014/03/05(水) 19:16:51 |
  2. URL |
  3. 佐倉城南幼稚園・園長 #-
  4. [ 編集]

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