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園長ブタゴリラ☆ブログ

温故知新

今日の午後から、地元にある国立歴史民俗博物館に行ってきました。第4展示室(民俗部門)が新しくリニューアルしたこともあり、それが見たくて何年かぶりに訪れました。今までも何度か訪れていますが、行くたびに大学時代の思い出が蘇ります。高校を卒業したら、文化人類学(民俗学)を専攻して学芸員になり、博物館に勤めるが夢でした。しかしながら現役では希望した大学に受からず、都内の某私大の心理学科に入学して通学していましたが、夢を捨てきれず、再度受験しました。周囲からは折角入ったのにもったいないといわれたりもしましたが、親に頼み込んでわがままを言わせてもらいました。さすがに学費のこともあり私大という訳にはいかず、国立大受験に必須な初めて実施された共通1次試験(それまで国公立は1期校、2期校と2回受験可能)を受け、ようやく念願が叶い、学芸員の資格を取ることができました。しかしながら紆余曲折し、幼児教育を学ぶために、働きながら再度大学に入り直し、今に至っています。

人よりも余計長い大学時代でしたが、一番楽しかったのはやはり文化人類学をゼミで学び、沖縄や奄美諸島に野外実習に行ったり、個人的に学生というお金はないが時間だけはたくさんある特権を生かし、色々な場所を訪れ、伝承者と呼ばれるお年寄りの方に話をお聞きするのも楽しみでした。当たり前のことですが、誰にでもそれぞれ色々な人生があります。でもそうした様々な生き様がある中で、特にひとつのことを生業としてきた人、中でも職人と呼ばれる自分の腕一本で生活してきた人や漁師や農業といった自然相手の仕事をしてきた人の話には含蓄深いものがあり、興味がつきませんでした。
大学のゼミの恩師が「民俗学は昔から今に至る連綿と続いてきた人間の文化を調べるので、一見古いような学問に思われるかもしれないが、実は過去を見て、今の現在を見つめることで、これからの未来を考えることができる新しい学問なんだよ」と話してくれたことがあります。当時はなんとなくわかるようなわからないような混沌とした思いがあったのですが、今のこの年になると、先生の言葉の意味がよくわかります。
幼児教育に携わりながら、実は教育も文化や生活と関連があります。幼児教育を文化論の視点でとらえた本もあります。
閉館時間ぎりぎりまで楽しみ、だいぶ陽が伸びてきた夕ぐれの中、城址公園を散策しながら帰途につきました。

2014-01-26 25年度1月26日 003 (800x600)
  1. 2014/01/26(日) 23:26:12|
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