遊戯室で歌や遊戯で楽しんだ後、昼食を一緒に楽しみます。
年長組は自分で前もって希望した年少もしくは年中のクラスで昼食を食べます。自分が年中の時に在籍したクラスや兄弟がいるクラス、バスで一緒だった友達のいるクラスそれぞれの思いで選んだようです。
各クラスごとに歓迎の飾りとメッセージで迎えます。
「おにいさん、おねえさんもすぐ卒園ですね。遊んでくれたり色々教えてくれてありがとう」
桃組(年少・3歳児)の風景


赤組(年中・4歳児)の風景


黄組(年中・4歳児)の風景


本園はこじんまりとした5クラスの幼稚園で平屋建ですし、また異年齢同士で自由に遊ぶ時間も多く、全園児同士がお互いによく知ることができる恵まれた環境です。
特に今は兄弟も少なく、以前のように地域で子ども集団が成り立ちにくい状況です。ガキ大将はなかなかいません。
だからこそ幼稚園で縦のつながり(異年齢同士の交流)も大事にしていきたいと思います。
でもそうした交流する際に教師が何かの活動できっかけを作るのも悪くありませんが、一番良いのは子ども達が同じ場所で同じ時間に自由に遊ぶ環境で過ごすことです。そこでお兄さん、お姉さんからしてはいけない約束や遊びのルールを教えてもらったり学ばせてもらう中で、子どもなりに自然と年上に対する人への畏敬の気持ちも芽生えます。見ているとお兄さんやお姉さんの言うことはよく聞きますし、逆に年長組もルールや約束を教えます。
とても大事なことだと思います。
- 2008/03/16(日) 15:51:24|
- 保育のひとこま
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