FC2ブログ

園長ブタゴリラ☆ブログ

音楽発表会

本日、無事に音楽発表会を終えることができました。手狭な会場でしたが、保護者の皆様の温かい応援や運営等にご協力くださり、どうもありがとうございました。
初めての試みとして一部屋を開放して、ビデオとプロジェクターを使って舞台をリアルアイムで放映しましたが、いかがでしたでしょうか。小さな子どもさんをお連れの方にも気兼ねなく見ていただいたり年配の方にもゆったりと見ていただけるようにとの主旨で行ってみました。もちろん臨場感等生の舞台を見るのとは比較にはならないかもしれませんが、ひとつの試みとして試験的に行いました。子どもの最善の利益に差し支えない形で今後ともより良い運営にむけて模索していきたいと思います。お気づきのことなどありましたら、ご教示いただけら嬉しく思います。

歌や合奏を通して年少、年中、年長それぞれの年齢ごとによる幼児の特性やねらいをご理解いただけたら嬉しく思います。
演目の合間にクラス担任からの取り組みや子どもたちの様子についてお伝えしましたが、今日の発表もさることながら、ここに至る過程に目を向けてあげることが大事だと思います。合奏で一通りの楽器をさわり、自分で選び、皆で作り上げていくことでひとりで楽しむことから皆で演奏する喜びを知ることが大切です。これは歌についても同様です。

また限られた期間でいかに集中して無理なく課題に取り組める力をつけることができるようにする環境をつくることも、保育する上で大事なことです。そうした力は今後進級する小学校や中学校の中で色々な課題(勉強や運動)に取り組む時の基礎学力の礎となるからです。
そうした力は常日頃の遊びを通して身につけることができます。幼児は遊ぶときは我を忘れて一心不乱にその中に没頭します。その時の集中力は凄いものがあります。こうした経験を通してひとつのことに集中して向き合う力を育んでいきます。
また自ら課題意識を持ちながら、先生にやらされているのではなく、自分で楽しいからもっとやりたい、上手くなりたいという自発性を育むこともとても大切なことです。
ただその時に留意してていただきたいのは、行事をする中で幼児は確かに練習をすればするだけ、一見できるようになりますが、「できる」ということが大人(保護者や教師)の眼からみて「できる」という範疇の中なのか、自ら楽しんで自発的に取り組んで、できているのかをきちんと考察しないと、誤った判断をしてしまいがちです。保護者はそうした視点をきちんと持たないと、幼稚園の見せる保育(行事)に拍車をかけていく素地を広げがちです。

少子化のあおりを受けて園児獲得のためにしのぎを削る幼稚園業界の中で、益々拍車をかけてしまいがちです。また幼児期は年齢差や個人差もあるため注意が必要です。その判断のひとつとして実際に行っている園児の姿を通して観察する事で判断ができます。
例えば演奏する中で園児たちがあまりに緊張していたり楽しんでいる様子が見受けられない場合は常日頃の練習の時からさせる保育(保護者に見せるための成果のみをだけでかなり厳しく指導する保育)の可能性があります。是非子どもさんの様子をご覧になることをお薦めします。
私は今日もそうですが、園児たちの表情にいつも留意しています。時間さえかければより大人から見た目のより完璧さは可能ですが、それにつれ子どもたちの表情はこわばったり緊張しがちになると思います。
「二度と音楽はこりごり」わずか3、4、5歳でそんな思いをうえつけてしまったら、なんのための音楽と悲しくなります。これから先の長い人生の中で是非音楽に親しんでもらいたいと思います。もちろん個人差や趣向もありますが、園児たちがこのような音楽発表会の場を通して歌う楽しみや演奏する喜びを知り、大人になってからも音楽に興味や関心を持ちつづけてくれたら、何よりです。

そういう観点からも発表会で使う合唱曲や合奏曲の選定も大事です。合奏する曲を原曲からアレンジする際に演奏する人数、使う楽器、ハーモニー等をかなり綿密に検討しています。幸い本園の場合は専任の音楽講師がいるので、園児の演奏を聞きながら、時には修正したりアレンジ等を柔軟に変えることで、子ども達に無理なく歌や演奏する喜びを味わってもらうように毎日クラス担任と情報を共有し、指導してきました。練習期間は短いのですが、かなり濃密な時間を園児とともに過ごしたのではと自負しています。
幼稚園によっては最初に決めたアレンジや市販されている合奏のための合奏曲集のような本と指導教則本に基づいて教えてしまうと、それぞれの園の人数や楽器を無視することになり、どうしても合奏するうえで無理があります。それでは園児に意欲を持たせてやろうとしても、難しいと思います。

今日お聴き下さった合奏や歌唱について幼稚園児にしてはレベル的には少し難しいかもしれませんが毎年のことながら子ども達の意欲(やる気)を考慮したこともあります。
但し子ども達が良い意味で自ら楽しみ、意欲的に取り組めるように援助しないと、折角の経験がだいなしになりかねません。これからも質の高い(大人から見た出来栄えではなく)音楽教育に向けてスタッフで研鑽していきたいと思いますので、お気づきのことなどありましたらお声をお聞かせください。
3学期には音楽劇発表会も予定しています。こちらもお楽しみにしていただけたらと思います。

2007-07-08 25年度音楽発表会 004 (800x532)
  1. 2013/12/07(土) 17:59:55|
  2. 行事
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<季節を味わう | ホーム | 明日を待つ>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://jhonan.blog102.fc2.com/tb.php/2145-9c266d9c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)