今日は運動会の代休で園も静かです。一昨日の運動会の熱気がうそのようです。祭りの宴の後の高揚感のようなものが今も胸に少しばかり残っています。今年は例年にもまして天候に悩まされ、前日や当日朝も出来るだけ平静を装いスタッフにも無用な心配をさせないように努めたつもりですが、競技の合間に時折空を見上げる始末でした。
子どもたちになんとかさせてあげたい思いでした。
特に雨雲レーダーで雨雲の通過が予想される午前10時頃は内心やきもきしていましたが、空が明るくなり薄日が差してきた時点で行けると確信し、保護者レースも行えると判断しました。
もっとも午後の卒園生レースが終わる頃から雲行きが怪しくなり、ぱらっと来た時には保護者レースのことや昼休みを1時間ではなく45分にすべきではなかったかと、過ぎたことまで振り返る始末です。
「結果良ければすべて良し」と自分にいい聞かせながら、天気には最後まで気を揉みました。
これも全ては園児と保護者とスタッフの思いが天に通じたと思っています。
そして園児達の競技はそうした杞憂を吹き飛ばさんばかりに熱気あふれるものでした。ひとつひとつの競技を見ながら、年齢ごとの特徴が見られたり、友達を手助けしたり思いやる気持ちが見られ、心の成長を感じました。
具体的にはかけっこで転んだ子どもを気づかったり、大玉ころがしでもお互いに相手のことを考えながら回る子どもがいたり、年長障害物リレーでも声援が飛び交ったり、一本橋でも落ちたら自分でやり直したり(今年は落ちる子どもが少なかったようです)とルールを意識する姿も見られました。
リレー、玉入れや綱引きでの勝負事での悔しさを素直に身体で表現できる思いも微笑ましく思いました。
毎年紅白帽(別名頑張れ帽)を被り、園児の競技のかけっこから綱引きまで審判をさせてもらいますが、園長としての大事な役目です。
クラス担任にはもちろん及びませんが、全園児の名前と顔と大体の様子(普段の遊びや友達関係等)はわかります。
練習では時々審判をしているので、それぞれの様子等もわかるので、子どもの心理や教育上必要なことや見逃して良いことと見逃してはいけないことも園児ひとりひとりの成長を踏まえながら判断できます。
かけっこでもフライングをする子どもやのんびりしている子ども等違うので、そのへんも加味しながら笛を吹いて全員ができるだけ一斉にスタートが切れるようにタイミングを考えますし、またスタートラインに並ぶ時点で靴をきちんと履けているか等まで目を配ります。綱引きや玉入れの時間も色々なことを考えながら公平に決めてピストルを鳴らします。今年も思いを込めながら「今日は○○の勝ち」と秋空に叫ばせていただきました。園長冥利に付きます。
運動会の競技の一部の様子です。写真を見ながら最前列でしゃがんだりして配慮してくださっている保護者の譲り合いの気持ちにも深謝しています。ご協力ありがとうございました。
年中組表現
自分たちで入場、整列します。


年長障害物リレー男女別

未就園児レース ようこそ来てくれました。

保護者綱引き・・10秒間勝負です。


年中・・大玉転がし

年長表現




年中玉入れ・・紅白で競います。


卒園生レース・・コンセプトはハローウィンにちなんでいます。





大きくなった卒園生、お兄さん、お姉さんも来てくれました。

大運動会の最後の種目は恒例の「旗体操」です。今年も秋空に青い旗と白い旗が翻りました。
- 2013/10/21(月) 18:58:09|
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