今日から明日まで年長2クラスで1泊2日の予定で草ぶえの丘で宿泊保育を行います。
その時の様子は後日同行しているフォトクリエイト社のカメラマンが撮影し、インターネットで販売します。
昨今の保護者は行事や園生活のことをすぐに知りたがったりする風潮がありますが、やはりやり終えた子どもたちの口から様子を話したり思いを伝えることが一番大事です。親として心配したり様子を知りたい気持ちもわからないでもありませんが、時には「今頃どうしているかな」「元気にしているかな」と思う気持ちを持ったり、話題にしながら思うことも、子離れする観点からも大事です。そうした子どもへの思う気持ちをもちながら、出迎えて再会することで、よりわが子への思い(愛)が深まり、自分と子どもの関係(距離)を振り返るきっかけになると思います。
インターネットやメールといった情報機器が発達するにつれて、色々な企画が生まれ利便性も各段に飛躍していますが、全部見えれば良いとは私は全く思いません。特に教育という視点からサービスも良い意味で取捨選択していくことが大事だと考えています。全ては子どもと親の自立のために。よろしくご賢察いただければありがたく思います。
職員の他に保育を学ぶ学生7名(2名は午前中授業なので、午後から駆けつけてくれます)がボランティアで手伝ってくれます。毎年教職員とボランティアの学生さんで運営しています。家庭を離れて自立するのが目的ですので、保護者の方はご家庭で思いを馳せてください。某小学生の宿泊の校外学習でキャンプファイヤーの時など親もご一緒にどうぞという話を聞くと、それぞれにもしかしたら事情があるかもしれませんが、どうかなあと思うのは私だけでしょうか。子ども達の自立を願うなら親も良い意味で子どもから自立をし、温かい目で見守ってあげましょう。

園庭に集まり、これから出発です。
- 2013/07/20(土) 10:27:07|
- 園外保育
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