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園長ブタゴリラ☆ブログ

遊具へのこだわり

久し振りのブログになってしまいました。春休みといっても立場上日々園で仕事をしていて、年度末の書類整理等や雑事に追われてがちです。ここにきて春らしい温かな天気で梅も開花して、見頃のようです。
今週から「滝と砂場と流水の遊具」の補修工事が始まり、春休み中に終える予定です。新学期には補修を終え、きれいに修復して、新学期から遊んでもらえればと思います。

遊具は園児達が使うものですから、教育上できるかぎりこだわりたいと常に思っています。もちろん安全性が一番優先されること、またその遊具のリスクとハザードについてもきちんと認識したり、日々のメンテナンスも大事です。この遊具も全てモルタルにして型枠を作り鉄筋を入れれば、そんなに難しいものでありません。また補修工事も煩雑にする必要がありませんし、コストも維持費もかなり違います。費用は別にして流水面だけFRPという選択肢もありました。 FRPは小園の滑り台の滑走面でも使用しています。

でもやはり自然の素材(土)にこだわりたいし、園児達に色合いや風情を感じて欲しいという願いがありました。
設計者や庭師ともしかしたら子ども達の力で削られるかもしれないという懸念はありましたが、1年使ってみて、予想以上でした。子どもの力は凄いですね。今回の補修工事を依頼する時に私が施工した造園の方に、「折角苦労して作ってくれたのに、なんだか申し訳ないですね」と話したら、「子ども達が良く遊んでくれた証ですよ。嬉しいことです。また作り直せばすむことですから、子どもは壊す天才ですから」と好意的に話してくれました。子どもの遊び心が良くわかってくれている社長さんだなと感心しています。ご自身も瀬戸内海の小島で生まれ育ち、小学校までその島で日々自然豊かな環境で遊びに明け暮れたようです。大学で農学を学び造園関係の会社に就職して、退職後自ら造園会社を興した経歴の方で、藤の移植が縁でお付き合いさせていただいています。

この遊具も全くの園オリジナルの遊具ですが、素材の選定が難しく、全部モルタルなら前述したようにとても簡単ですが、面白くないので、私のこだわり(わがまま)を理解してくれる人を探すのが当初難しく、ようやく造園屋さん、石屋さん、大工さん、設計者と私の5人でプロジェクトを組み、計画から完成までかなり月日がかかりまし。良くも悪くも皆さんお互いにプロとしての自負があり、職人気質丸出しで、途中お互いの思いが強すぎて色々ありましたが、今にしてみれば良い思い出です。今でもこの遊具の話題になると当時を回想するぐらいですから。
私も職員室の窓から補修中のこの遊具を見ながら、懐かしく感じます。新学期からリニューアルした遊具で喜んで遊ぶ園児達の様子をついつい想像しては、ひとり喜びにひたっています。新しく仕掛けも入れたので、園児達の反応も楽しみです。

修復するための道具や、秩父山系で産出した土を取り寄せ、色々材料を配合しながら混ぜ、練り直していきます。
DSC06678遊具2

ご覧のとおり、流水の縁の部分はすっかり割れたり欠けたりしてしまいました。
DSC06680遊具5

新しく作った仕掛けです。子ども達自身で水の流れを調整できます。
DSC06685遊具1

この遊具の表面をモルタルではなく自然素材にこだわった理由のおかげで、苔も生えてきてくれました。
色合いや風情を喜んでいます。
DSC06694コケ
  1. 2012/03/31(土) 01:02:49|
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