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園長ブタゴリラ☆ブログ

音について考える

昨日、今日と天気も良く、子ども達にとっては夏休み最後の思い出を楽しんだかもしれません。このところ日の入りも早くなり、朝夕の風に秋の気配を感じます。自宅の周辺は田んぼが広がり、春から初夏にかけては蛙の声、夏の日中は蝉の声、今は夜になると草むらから様々な虫の音のハーモニーが聞こえてきます。幾分ひんやりとした夜風にあたりながら、虫の音を聞きながら星を眺め、雑多な1日をしばし忘れるひと時は楽しいものです。

今は色々な音が街にあふれています。プライベートな携帯電話からは聞きなれた電話の特有の呼び出し音ではなく、所有者の好みの曲の前奏の呼び出し音がふえ、いくら人の趣味とはいえ、時には絶句したくなるような音を聞く時もあります。

今年の夏に従兄弟達を連れて某プールにいきましたが、一番良かったのはそのプールにはBGMがなかったことでした。私は以前から海やプールやスキー場等でわざわざBGMを流すのはどうかという思いがあります。プールは水しぶき、海は波の音、スキー場は野鳥の声等で十分ではないかと思っています。折角自然の中に行き、自然に関わる音を聞くのならともかく、わざわざ音楽をかけるのはどうでしょうか、自然から聞こえる音と人の声で十分ではないかと思いがあります。ましてプールのような狭い空間の中でBGMをかける必要はどうかなと常々思っています。そのプールは子ども達の歓声と水しぶきだけが聞こえきて、時には静寂になる瞬間もありました。また監視員も随所にいましたが、丁寧な物腰で必要な時だけにメガホンを使わず、直接口答で指示を出していました。もちろん面積の問題もあるので一概にはメガホンの使用の是非はいえませんが、肉声も良いですね。私も学生時代プールの監視員をしたことがありますが、監視員の振る舞いにとても好感がもてました。

BGMについては夢中になれば、どの場所にいようともそうした音など耳に入らなくなりなく、さほど気にならないと思う人が大半かも知れません。だからこそ緊急の際に放送が入ることで普段入っていなければ、何事かと気づくことにもなるのでは思います。「オオカミ少年」のたとえの話ではありませんが、普段聞こえていない時に放送が入ることで「すわ何事か」と却って耳をそばだてるのでは思います。自分に都合の良い我田引水といわれればそれまでですが。

園でもこういう電子音が巷に氾濫する時代だからこそ、子ども達には色々な音を聞いて欲しいと思います。特に自然な音例えば雨風の音、虫の音、水の音(水ひとつとっても池に落ちる音、滝の落下する音等状況により変わります)園庭にも様々な音があります。園でも保育の中で音楽表現(リトミックそれ自体は音楽教育のひとつ)を行いますが、園児達は音を聞き分けながら、表現を楽しみます。感性を大事にする教育をこれからも考えていきたいと思います。

7月に行ったレッジョ・エミリアの幼児教育を紹介する展覧会で購入したDVDですが、人間の感性(五感)を大事にする教育の一端が紹介されています。
IMG_0136教育
  1. 2011/08/29(月) 23:55:29|
  2. 幼児教育への思い
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