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園長ブタゴリラ☆ブログ

運動会

今日は1日かけて3園の運動会にお邪魔しました。秋晴れの下で園児達の様子をみながら、勉強させていただきました。どうかなと粗を探すよりも、こういうところは子ども達にとってプラスになるなという視点で見るとより勉強になります。このブログでも何度か話したことがありますが、私立幼稚園(学校)はとかくお山の大将、唯我独尊に陥りやすいので、謙虚に勉強しないと園としての保育力がなくなります。自分(園や保育者)が一番と思った瞬間から自浄作用がなくなると戒めています。卑下する必要はありませんが、謙虚に日々の保育を振り返る事は大事です。研修、見学、保護者からの提言等色々な勉強がありますが、一番は子ども達の生の姿を丁寧に見ていくことだと思います。

何故なら子ども達は一人一人違うのですから、毎年同じやり方で保育する事は本来無理があります。そのために保育者は自分の保育を見直し考えます。そうした常日頃の日々の研鑽が保育力をつけ、園全体の力をたかめていきます。
ところが勉強しなかったり子どもの姿を見ていない保育者ほど子どもができないと子どものせいにしたり、先生(学校)の権力で保育をしてしまいがちです。実力のない勉強しない保育者ほどそうした保育をおこない、昨年と同じやり方でお茶を濁しがちです。

自園もできるかぎりオープンにしています。勉強したい保育者には何時でも見学は自由ですと話しています。
お互いに見学したり勉強しあうことで、それが子ども達に還元してもらえるのが一番です。企業秘密なんて営利法人ではなく非営利(非課税)の学校法人にはそぐわない話です。まだまだ閉鎖的な幼稚園も多いので、私学助成で税金をいただいている公益性すなわち社会への還元をみすえないと、幼稚園は社会から信用されなくなるのではと危惧しています。


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  1. 2010/10/02(土) 16:59:53|
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