日中は相変わらず厳しい残暑が続きますが、日暮れとともに風も涼しく、時折虫の音も聞こえてきます。
でも残念ながら、我が家ではそんな季節の移り変わりの風情を楽しめる余裕もなく、残り少ない夏休みの中、夏休みの宿題に向け四苦八苦しているようです。「楽あれば苦あり」「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」といったことわざを脳裏にかすめながら「自分のことだから、自分で頑張ってやるしかないよね」とエールだけを送っています。
つれあいは状況把握の認識が甘い子ども達の態度がこの厳しい残暑をより暑くさせるようで、時にはそうした矛先が何故か私の方にも向く時がありますが、じっと耐え忍ぶしか術はありません。
昨日の園内研修の様子です。「劇遊びについて」C短期大学の専任講師で音楽を教えているF先生を講師にお招きして午後2時から6時近くまで映像を交えながら、研鑽しました。自園だけはもったいないので、近隣で常日頃からお互いに勉強しあっている2園の園長先生方にもお声をかけたところ、多忙の中、参加してくださいました。
F先生は実際に現場の幼稚園の先生としての経験もあり机上だけの理論とは違い 、またわかりやすい説明と自ら創られた劇の映像もあり、とても好評でした。幼稚園の先生として現場にいらした頃から日々勉強していたことが、話を拝聴しながらよくわかります。職員にも良い刺激になってくれればと願っています。
冒頭の宿題の話ではありませんが、勉強するしないは最終的には本人の自覚次第だと思います。もちろん学生のうちは周囲の環境の影響もあると思いますが、社会人になれば最終的には自分であり、人のせいにはできません。
どの仕事も同じですが、まして教育は日々成長している子ども達を相手にするだけに、勉強するしか術はないと思います。
「保育者はどういう勉強すればよいのか」これを考えるのも勉強です。私も明確な答えが出せずに、いまだに試行錯誤しています。
- 2010/08/26(木) 23:52:54|
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