fc2ブログ

園長ブタゴリラ☆ブログ

昭和の日

今日4月29日は「昭和の日」で祝日でした。昭和といわれても20代以下にはなかなか実感がないと思います。
若手教職員は平成生まれですし、園児達は令和生まれです。
祝日の意味を子ども達に話す時があるのですが、以前の「みどりの日」ですと、説明しやすいのですが、「昭和の日」はなかなか難しく頭を悩ませます。

私はもちろん昭和生まれですが、今の子ども達の生活特に小学生を見ていると、なんでこんなに忙しいのかなと可哀そうに思う時があります。振り返っても致し方ないことかもしれませんが、学校が終わると友達と暗くなるまで日々遊んでいた記憶しかなく、園庭背後の裏山が遊びの秘密基地でした。勉強した記憶がなくても、今はとりあえずは生活に困らない程度の読み書きはできますし、大学も行くことができました。

大人もそうですが、本来便利になり時間等余裕が生まれるはずのIT化のはずが、何故か益々忙しくなり、毎日たくさんのメールがきます。提出書類も年々増える一方で、管轄の千葉県庁や佐倉市役所の職員も大変だろうなと思います。
それこそ昭和時代は今のパソコンではなく、書類も少なくて済みました。
もう少しおおらかに生活に時間の余裕があった方が人間らしくて良いと思うのは私だけかもしれませんが、人間の生活(社会)はデジタルで分刻みに動くわけではありませんし、前もって決めた通りにいかない方が多く、ある意味思い通りにいかない不条理の連続です。だからこそ生きていく中で、喜怒哀楽が生まれ、人間関係をはじめそうした対処を学び生活を楽しむようにするのが、生きる力です。

そうした社会の第一歩が幼稚園です。コロナ禍の3年間の生活を過ごす中で、改めてそうした人間関係の光と影を垣間見る中で、生きる力の大切さを強く感じています。
昭和時代は良くも悪くも、基本人間同士が相対で対面する生活が基本ですし、特に子ども達にとっては良き面があったと思います。また親も自分の日々の生活が忙しく、良い意味で子どもをほっておいたので、子ども同士で解決する機会(時間)がありました。今のように子ども同士で解決し終えたけんかに親が後から出てくることはありませんでした。
これからもいやおうなくIT化と呼ばれる時代だからこそ、本園は友達同士で遊びを通して、人間のつきあいを含めた色々な学びを育んで欲しいと思います。

幼稚園教育要領に「人間関係」というねらいがあります。ご参考に記しておきます。
「他の人々と親しみ,支え合って生活するために,自立心を育て,人とかかわる力を養う。」

昭和の子ども時代の遊びの良さを知って欲しいとねらいで企画した「オータムフェスタ」もコロナ禍で3年間は規模を小さくして、園内でのみ実施してきましたが、今年はどうやら久しぶりに以前ような規模で実施できるかもしれません。11月11日(土)を予定しています。
但し、残念なことにオータムフェスタの度にお世話になっていた錦糸町にある玩具問屋「エンドウ」さんが先月3月末で閉店されました。
自店舗だから運営できたようですが、店主の高齢化(90歳代)とコロナ禍でのイベント休止による売り上げ減またネットの時代だけに来客にも限界があったようです。、今後のオータムフェスタ時の駄菓子等の価格への影響は避けられません。
またひとつ昭和の良き思い出が消えていきました。長きにわたりお世話になりました。記して感謝申しあげます。

以前オータムフェスタの前に、毎年フェスタを手伝ってくれるおやじ達とエンドウに買い出しに行っていた時の写真です。(再掲載)
DSC_0001 (800x533)

DSC_0004 (800x533)

DSC_0003 (800x533)

DSC_0006 (800x533)

DSC_0009 (800x509)

DSC_0010 (800x533)

DSC_0016 (800x533)

DSC_0018 (800x533) (2)


  1. 2023/04/29(土) 23:55:09|
  2. その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

鯉のぼり(鯉幟)

今日の午前中、毎年子どもの日にちなんで、年長組に渡す鯉のぼりの写真を小一時間撮影していました。
2匹の鯉のぼりが薫風を受けて青空に泳ぐシャッターチャンスが意外と難しく、風次第のところがあります。
知人のカメラマンに聞いたら、尾っぽにピアノ線をつけて引っ張れば、風を受けて泳ぐように撮影できるよと教えてもらったことがあります。演出上、それもありかもしれませんが、私個人的にはあえて演出せず、自然のままで撮影しています。
風を受けて泳ぐ姿や無風でのんびり休んでいる様子を見ていてまったくあきません。
仲良く泳ぐ姿を見ながら、ふたつの「鯉のぼり」の歌を口ずさみ、楽しい時間はあっという間です。

DSC_7405.jpg

DSC_7433.jpg

DSC_7436.jpg

DSC_7439.jpg

DSC_7445.jpg

  1. 2023/04/27(木) 20:25:20|
  2. 幼稚園の風景
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

朝の体操

今日は雨でしたが、晴れて天気が良い日は原則皆で園庭に集まって体操をします。
今は「はとぽっぽ体操」をしています。
若葉の季節、身体を動かす楽しみを味わいます。

DSC_7340.jpg

DSC_7342.jpg

年少組もだいぶ並べるようになってきました。
DSC_7346.jpg

DSC_7349.jpg

DSC_7355.jpg
  1. 2023/04/26(水) 23:17:18|
  2. 保育のひとこま
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

読み聞かせ

4月23日は「子ども読書の日」でした。まだまだご存知ない方もいるかと思いますが、*「子ども読書活動推進法」で定められています。
幼稚園では日常的に園児に絵本や紙芝居を読み聞かせることがあります。私個人的にも絵本や紙芝居は大好きでし、園長を引退したら、夢は自転車に紙芝居を積んで公園等で子ども達に読み聞かせや素話をして、駄菓子をプレゼントするボランティアをしたいと思っています。但し今の時代、不審者で通報される可能性があるので、元園長誘拐(愉快)容疑で逮捕されないように気をつけないとと心しています。桜男や節分の鬼等の被り物は危ないですね。(苦笑)
家人は警察から身元照会の連絡がきたら、そんな人は知らないので、泊めさせてくださいと話すようです。その時は保護者の皆様から、少し変な人だけで子ども達に危害を加える怪しい人ではないとお力添えをお願いできれば幸いです。

今年度から、クラス担任や副担任(本務教員)同士で互いに絵本の読み聞かせをする時間を復活しました。
園児達に絵本の読み聞かせをすることはあっても、大人になって自分が絵本を読んでもらう時間(機会)はそうそうありません。
自分が過ごす至福の時間を通して、園児達へ還元できればと思います。
原則1週間1回持ち回りで行います。
DSC_7308.jpg

くまキッズ(預かり保育)で紙芝居の読み聞かせを楽しんでいたようです。
DSC_7332.jpg

各保育室には図鑑を入れてある書棚と絵本をおく開架式の絵本棚のふたつがあります。
DSC_7318.jpg

DSC_7393.jpg

またそれとは別に職員前の廊下に絵本棚と遊戯室に本棚があります。
DSC_7315.jpg

DSC_7335.jpg

*子どもの読書活動の推進に関する法律
日本国政府国章(準)
日本の法令
通称・略称 子ども読書活動推進法
法令番号 平成13年法律第154号
種類 教育法
効力 現行法
成立 2001年12月5日
公布 2001年12月12日
施行 2001年12月12日
所管 文部科学省
主な内容 子供の読書活動の推進に関しての、基本理念や国や地方公共団体の責務
子どもの読書活動の推進に関する法律(こどものどくしょかつどうのすいしんにかんするほうりつ)は、子どもの読書活動の推進に関し、基本理念を定め、ならびに国および地方公共団体の責務等を明らかにするとともに、子どもの読書活動の推進に関する必要な事項を定めることにより、子どもの読書活動の推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって子どもの健やかな成長に資することを目的とした法律である。
引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
  1. 2023/04/24(月) 20:42:46|
  2. 研修
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

慣れる

入園して2週間、今年度は天気にも恵まれて遊具指導を順調に終えることができました。5月5日の子どもの日を前に、年長組共同制作の鯉のぼりを泳がせたのはこのブログでお知らせした通りですが、年少組と年中組も鯉のぼりを作っているようです。

初夏を思わせる陽光の中、新入園児たちも個人差はありますが、少しずつ「幼稚園」という環境に慣れてきているようです。それだけに子もたちにとっては楽しみな5月の連休(ゴールデンウイーク)も、私達幼稚園関係者にとっては、折角園に慣れてきただけに、また休みが続くと元に戻ってしまいがちなので、正直あまり嬉しくないお休みです。(苦笑)

まだまだお別れがたい園児さん(特に3歳児)もいますが、長い目で見ていきましょう。ご心配なことがありましたら、我が子ではなく担任にお聞きください。よろしくお願いいたします。

DSC_7180.jpg

  1. 2023/04/22(土) 09:20:58|
  2. 保育のひとこま
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

鯉のぼり

今日は年長組2クラスがそれぞれ共同制作した2匹の鯉のぼりを泳がせました。
布を縫あわせ、うろこは手形を押しました。体長3m47cm、胴回り1m71cmあります。明日から天気が良い日は毎日泳ぎます。

製作の様子から。
DSC_7155_20230419194908936.jpg

泳がす前に子ども達の前を通り、大きさを実感してもらいました。
DSC_7242e.jpg

年少組ですと思わず触ってみたくなる子どもさんもいますよね。微笑ましいですね。
DSC_7246_20230419194911475.jpg

DSC_7249.jpg

今日はじゃんけんをして青組が先に泳ぎます。明日は緑組と順番に泳ぎます。
DSC_7254.jpg

園児達が唱和する「こいのぼり」の歌におくられながら、登っていきます。
DSC_7261.jpg

DSC_7265.jpg

風を受けて泳ぎ始めた時に思わず拍手も聞こえてきました。毎日気持ちよさそうに泳いでくださいね。
DSC_7277.jpg
  1. 2023/04/19(水) 20:01:40|
  2. 保育のひとこま
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

昼食

新入園児にとっては、2日目の昼食です。本園は1号園児は水曜日は弁当で、後の月、火、木、金は弁当または給食をご家庭の判断で選択できます。2号園児は月~金曜日まで,曜日ごとに弁当又は給食を選べます。
例えば園が曜日を指定したり、2号園児は週5日とも給食と指定するほうがある意味簡単で事務作業上も楽ですが、あえてご家庭の選択ができるようにしています。
これは子ども達のことを第一に考えているからです。
やはり食は家庭との関連が深いものですし、今までの成育歴での中で子どもさんの食の歴史を一番よく知っているのは、いうまでもなくご家庭(保護者)です。

2号園児の保護者でも弁当を作りたいと思う家庭はいらっしゃいますし、1号も同様です。また給食が良いと考えるご家庭もあります。是非はありません。色々なやり方があって良いと思いますし、子ども同士も昼食時のおかずの違いを通して、会話がまた生まれるかもしれません。弁当を持たせなくて、子どもは羨ましがったりしませんかと、心配される声を聞きますが、杞憂だと思います。逆に給食を食べたがる子どもいるかもしれません。
一番大切なのは、昼食時に食べている弁当にせよ給食にせよ、友だちが食べているものを尊重し、認めあえる気持ちを持つことが大切です。まさしく良く聞く「皆違って、皆良い」のではとないかと思います。
給食を皆で食べると好き嫌いが治るという給食のメリットをうたう考えもありますが、果たしてどうでしょうか。疑問が残ります。弁当の場合は好きなものを入れてあげてくださいと話しています。

さすがに自園で厨房を持つと、コストを考えると、選択制にするわけにもいかず、どうしても週5回給食にしないと採算がとれないと思います。
外部搬入の弁当だからこそ、ご家庭の選択肢が可能です。また弁当ですと、屋外に持ち出すことができるので、園庭等屋外で食べる楽しみもあります。

食べることは、人間が生きていくうえで一番大切で重要なのは誰もがわかっていることですが、いざ何かある時まで気づきにくい問題です。日本の自給率の低さは先進国の中でも低いのは周知のとおりです。
将来の子ども達が、大人になった時に、国内の1次産業はどうなるか気になります。
「食育」という言葉がありますが、幼児期に「食物」や「食べる」ことに興味をもってもらえるように、園庭内の菜園や畑を借りて園児達に農業体験を充実させていくようにしています。
菜園は四季にあわせて少量ですが色々な品種の収穫を計画し、畑地はじゃがいも、とうもろこし、さつま芋、大根、人参を予定しています。
私個人的にも食べることは好きですし、料理は下手で家族から不評ですが、スーパーでの買い物は好きです。園と自宅の間にあるIスーパーに立ち寄るのが仕事中心の生活の中で唯一の楽しみです。旬の食材を眺めながら、季節感を楽しみたいものです。

長年弁当をお願いしているハーブさんの弁当です。食材にこだわっているのでお願いしています。

4月18日(火)主食付き弁当 献立 さかなのトマトソース、マカロニサラダ、こんにゃくのピリから。
DSC_7234.jpg

DSC_7236.jpg

ハーブhttp://sakuraharb.exblog.jp/
  1. 2023/04/19(水) 00:12:06|
  2. 幼児教育への思い
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

藤組

以前このブログで今年度から始める満3歳児のクラス名を考慮している記事を掲載しました。在園の保護者の皆様にはすでにお知らせしました。
組名は園により色々な考え方があるので何とも言えませんが、個人的には大人目線での「幼児はかわいい」という考え方よりも、幼児といえどもひとりの人間として人格を尊重する考え方で命名しました。また本園は園庭の遊具もキャラクターものは置いていません。おもちゃもできるだけ木製品中心にシンプルなものを置くようにしています。

毎年新年度用品を選ぶとき、例えば登園したら、「おはようブック」や「しゅっせきノート」に毎日シールを貼るのですが、年々動物を擬人化した絵柄が多く、かわいいでおわってしまいそうで、選ぶたびにため息をついています。
園長の美的センスの問題と言われてしまえば、それまでですが。

そういえばこのブログも家族からは不評で、文は長いし絵文字もないし、背景は白紙で可愛くないと言われています。
大学時代の部活のラインが最近できたのですが、皆さんスタンプや絵文字で、私だけが無味乾燥な真面目な文を書いて投稿し、きっと顰蹙を買っているだろうと思いながら、変えない頑固唯我独尊に辟易していると思います。

*満3歳児のクラス名は「藤組(ふじくみ)」と命名。
 藤はご承知のように藤の花からきた色名で、本園の砂場にも藤棚があり、現在咲き始めていて、子ども達にもなじみ深い花です。また大人は子どもを可愛いという視点でとらえがちですが、満3歳児といえども同じ人間として人格を尊重してあげる意味でも、よくある大人からみた可愛らしい名称よりも、「藤色」という昔から日本で愛されてきた色で、生命力や豊かな芳香にちなんだ意味を持ち、高貴な品ある色と言われていることも考慮しました。
満3歳児の子ども達が、将来品ある人間に育って欲しいという願いも込めてます。 (園だよりNO.1 より引用)

DSC_7231.jpg

DSC_7233.jpg

DSC_7227.jpg
  1. 2023/04/16(日) 18:31:16|
  2. その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

春雨

昨日までの暖かな春の陽気から一転、雨の週末となりました。春雨に煙る木々の濃淡の緑が鮮やかです。いつの間にか若葉をつけて日差しを遮ってくれます。
桜から躑躅や藤の花へと季節は巡ります。
コロナ禍前はドライブを兼ねて家人とネモフィラで有名な「国営ひたち海浜公園」や藤で有名な「足利フラワーパーク」を手始めに、花のある公園に良く出かけていきました。
自宅にいると、お互いのことが目についてとかく喧々諤々になりがちですが、自然風景に身を置くと、そうした悩みは実は大したことがなく、春の青い大空のようにもっと大らかな気持ちで許しあう寛容が大事と話しては、墓穴を掘っています。
言動には気をつけたいものです。(笑)

DSC_7246.jpg

DSC_7250.jpg

DSC_7242.jpg

DSC_7224.jpg

DSC_7253.jpg
  1. 2023/04/15(土) 15:37:43|
  2. 幼稚園の風景
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

続・芽吹きの春

春爛漫、子ども達が園庭で思い思いに遊びます。
新入園児の子どもさんにとっては、遊びを通して園に慣れ、それぞれの子どもさんなりに気に入った場所を見つけ始めます。
幼児は遊びを通して、色々なことを学びます。

また日曜日の入園式から始まって今日で5日目、心身とも見た目以上に疲れも出やすい時期です。来週からは昼食も始まります。
週末はどうぞゆっくり休ませてあげてください。
大人もそうですが、疲れがたまると、どうしても登園を渋りがちになります。ご配慮をお願いいたします。

DSC_7209.jpg

DSC_7208.jpg

DSC_7204.jpg

DSC_7201.jpg

DSC_7200.jpg

DSC_7198.jpg

DSC_7206.jpg

  1. 2023/04/13(木) 20:28:03|
  2. 保育のひとこま
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ