明日から12月、いよいよ師走ですね。今年1年もあっという間です。
今月は小春日和の日も多く、園庭の陽だまりで遊びに興じる園児達の姿が見られましたが、明日からは冬型の気圧配置になり、冬の寒さで冷え込むようです。
毎年、このブログで11月中旬になると園で活躍してくれる暖飯器を自己紹介を含めて、紹介させていただいていますが、いよいよ本領発揮といったところでしょうか。これから3月の年度終了まで園児達が持参した弁当を温めてくれます。皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。
自己紹介
ブログを読んでくださっている皆さん、こんにちは。
暖飯器3兄弟です。ようやくブログで僕たちの紹介をしてもらえます。園長が話したように11月は小春日和が多く、すでに僕たちは日々頑張っているのになかなか出番がなく、正直早く取り上げてもらいたいなと思っていたところです。
3人(台)の内、2人(台)は同じ機種で、写真右の白い暖飯器は末の弟で違う機種ですが、用途は同じです。
名前から少し誤解を受けやすいのですが、一番の大きな目的は弁当箱の保温です。また一番下の弟(白い暖飯器)は保温・保冷機能があり、夏休みの長期預かり保育等にも食中毒を防ぐ意味でも保冷器としても使う時もあります。
通常の保温設定温度は60度~65度ぐらいに設定して保温しています。この設定温度は雑菌の繁殖が少なくお弁当が美味しい最適温度とされているからです。ちなみに保冷の場合は、通常温度は18℃くらいで、この温度はお弁当が美味しい最適温度になり、それ以下ですと冷たすぎて美味しく有りませんし、20℃以上は雑金の繁殖が盛んになるので注意が必要といわれています。
僕達の役割はあくまでもお弁当を雑菌の繁殖しにくい温度で美味しく食べる為のものです。時間も最長で4~5時間が目安といわれています。
また保温器から事務の先生が取り出すときは温める場所にもよりますが、素手で持つには少し熱い時がありますが(もっとも火傷をするとかの熱さではありませんが)、取り出して教室で配るころには素手で触っても問題ない温かさです。
実は僕たちは今では珍しいらしく、マスコミでも取り上げられたことがあります。以前日本テレビニュース番組「news every」の特集のコーナー「レトロ&新鮮人気 愛される昭和スタイル」の中で、アルミ弁当箱製造工場の取材がメインですが、途中園でアルミのお弁当箱を温めている光景の一場面の中にも僕たちが登場しました。ブタゴリラブログ2017年2月22日付「テレビロケ取材風景」にその時の取材風景が掲載されています。
また来年2023年(令和5年)元旦のテレビ番組でも僕たちを取り上げてくれるようで、先日番組担当の方から画像許諾依頼がありました。ブタゴリラ先生は、承諾したのにどの番組か忘れてしまったようです。
元々自分の興味関心(幼児教育)以外は全て些事のように思っているようで、いささか世間の常識とかけ離れたところがあり、本人はともかく周囲は大変だと思います。
特にパートナーの方はご苦労が絶えないようで、いつも熟年離婚の文字が頭をよぎるとスタッフにも話していますが、「夫婦喧嘩は犬も食わない」と皆さんもまたかと微笑ましく見守っています。
話が少し横道にそれてしまいましたが、これから3月まで子ども達に温かなお弁当を提供できるように頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
職員室に鎮座していますので、園にお立ち寄りの際は、よろしければ僕達に会いに来てくれると嬉しいです。
- 2022/11/30(水) 19:34:53|
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久しぶりのブログになりました。先日11月27日(日)に横浜市泉区にあるH保育園に園環境のセミナーがあり、独りで勉強に行きました。平屋建て木造園舎に園庭の遊具もほぼ木造です。園の歩み(学び)の書物も出版されています。日曜日ということで、園児はいませんでしたが、かわりにスタッフによる保育実践の発表やそれを踏まえた討議またNHK教育テレビ「のびのびすくすく」等で著名な大豆田先生によるコメント等充実した1日になりました。改めて園児とそれを取り巻く園環境の大事さを認識した時間になりました。特に講義はともかく園環境のようなセミナーは実際に五感で直接見ないとわかりません。コロナ禍で対面での研修は今年ぐらいから、ボチボチ再開しはじめていますが、オンラインと対面それぞれの特性を活かした研修で勉強できればと思います。
発注した遊戯室の本棚が昨日納品され、夕方にようやく取り付け作業がおわりました。
この事業は「ちば木の香る街づくり推進事業」の補助を受けています。本棚の総事業費約180万円のうちおよそ約半分90万あまりを補助金として助成していただいています。
子ども達が使うものだからこそ、「木育」の言葉に代表されるように、質の高い木の文化を身近な場において使ったり、木の良さに親しんで欲しいと願っています。


子ども達が絵本を取り出しやすいように、仕切りをつけました。


- 2022/11/28(月) 18:53:34|
- 幼稚園の風景
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あいにくの雨の土曜日になりました。
さつま芋掘り遠足で掘り残したい芋も、管理人の方が届けてくださり、一区切りできました。
掘り残した芋は音楽発表会後に、焼き芋で楽しみたいと思います。
また大根も何時でもどうぞとのことで、あわせて発表会後に全園児で掘りに行きたいと思います。
幼児期に土に親しむ経験も大事です。常日頃の園庭での川砂や山砂での遊びが活かされているようです。(笑)
職員室前の廊下で乾燥させて熟成させることで、甘みがでます。
- 2022/11/26(土) 11:15:06|
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幼稚園に入園しての初舞台です。
舞台に立つことができるだけで十分です。特に年少組は個人差や月齢差もあります。先ずは子ども達それぞれに楽しむ気持ちで音楽発表会に臨んで欲しいと願っています。
桃2組合奏



桃1組合奏



年少組合唱
- 2022/11/25(金) 12:53:03|
- 保育のひとこま
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暖かな1日で、雲ひとつない晩秋の澄み切った青空が広がります。
朝の自由遊びの時間に、職員室で仕事をしていると、年長組の何人かの子ども達がやってきて、木の枝に何か巣があるみたいと教えてくれました。
案内してもらうと、落葉樹の枝先に鳥の巣のようなものがあります。ハチの巣かなと話す子どももいます。
時々自分たちが園庭等で発見したり、伝えたいことがあると「園長先生(ブタゴリラ先生)、・・・。」と職員室に来ては色々と話してくれます。
そういう時は仕事の手を休めて聞いたり、時にはカメラを片手に一緒にお出かけします。
今更ながら、子ども達の好奇心には驚かされます。
皆で鳥の巣で親鳥が来るといいねと夢は膨らんだようです。先ずは子どもたちの思い(夢)を大事に共感してあげたいと思います。


今日は年長組が舞台にあがり、合唱の練習を始めました。
- 2022/11/24(木) 18:19:14|
- 保育のひとこま
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今日は一転肌寒い雨の1日です。国民の祝日「勤労感謝の日」です。
勤労感謝の日は、「勤労」に対する感謝をする日とされ、元々は、新嘗祭(にいなめさい)と呼ばれた「新しい穀物を奉るお祭り」に由来しています
今は、「勤労」している人への感謝の日へと意味合いがかわってきているようです。勤労といえば私は二宮尊徳を思い出します。通学していた佐倉小学校の門のそばに建てられ、薪意を背負いながら、本を読んでいる像です。「勤労勤勉」する姿を二宮像をみながら、子ども心に意識したものです。
昭和ならともかく、平成から令和へと時代が変わる中で、二宮尊徳像もなかなか理解しづらいかもしれません。もちろん過労死や過剰な労働時間は許されることではありませんし、コンプライアンスや労働3法への理解も必要です。
ただでさえ、学校現場は過重な労働環境でなり手がないだけに、意識改革が大切だと思います。
話は一転変わりますが、午後から市内にある千葉敬愛短期大学が主催した「現代子ども学」公開講座の「つながりから考える、子ども主体を育む屋外環境とは」と題した講演会に行きました。
講師の仙田先生は、親しくお付き合いさせていただきコロナ禍前までは年長組同士でお互いに訪問しあっていた四街道市にある四街道さつき幼稚園の園舎の新築工事設計監理や園庭改造工事に携わり、また大学で子どもの環境等で教鞭をとられています。
今回の講演会でも、さつき幼稚園の前理事長の小島孝一氏が園庭改造への思いを語られ、また現理事長兼園長の小島孝昭氏が園庭の変遷について子ども達の現場での遊びをスライドとともにお話をされて、いかに子ども達にとって園庭環境は大事かを教えていただきました。
以前、私が養成校で園庭環境の話をした時に、園庭がないビルの中の保育園(幼稚園は設置基準で園庭が義務づけられています)に勤務した場合はどうしたらよいですかと学生から質問された時があります。確かその時は、上司に相談して鉢植えやプランターを置かせてもらったり、トイレに花を飾るだけでも、子どもたちは興味関心を持つし、また雨降りの時に、雨だれや雨のしずくに気づかせてあげる工夫もできるかもしれないと話した記憶があります。
要は先生が「自然」に興味関心を持つことで、園庭が仮になくても自然というものを身近に感じさせられる創意工夫が大切です。
地球温暖化の今、環境問題は避けて通れません。また幼児期から何時も身近な自然(園庭)に親しむことは大事なことですし、生きる力につながります。常々話すように、佐倉市は公園にも比較的恵まれています。機会ありましたら、子どもさんと遊ぶのも楽しいと思います。幼児期が親子で遊べる一番の至福のひと時です。

- 2022/11/23(水) 20:32:56|
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昨日夕方に園庭や正面玄関プランターをビオラに植えかえました。冬の花としても有名です。花は佐倉市飯野に農場がある*大場ガーデンさんが届けてくださいました。
初夏に多種多様な花をみつくろい届けてくださり、プランターや花の寄せ植えでコロナ禍で揺れ動く世の中や夏の酷暑の中でも咲き誇るマリーゴールド等花たちに心を和ませ、時に癒してもらいました。ありがたいことです。
植えたビオラもこれから寒い冬にむかいますが、寒さをものとせず可憐に花をつけて、春にはより咲きほこり春の訪れを楽しませてくれることでしょう。
個人的にも花は全く門外漢ですが、見るのは好きですし、家人が自然(花)が好きなので、いつもお供させていただくお蔭で、ずいぶんと自然(花のある風景)を見聞する機会に恵まれてきました。
こういう時世だからこそ、花を愛で心にゆとりをもつことが、穏やかな豊かな人間同士のつながりを持てる社会になると思います。そうした中で子ども達が、のびのびすくすくと育つ環境になると信じています。
今は色々な意味で心に余裕がない人たちが増えているように感じる時があります。ぎすぎすした余裕のない言動よりも、相手の気持ちを少し配慮するだけで、とげとげした荒々しさは消えていきますし、その方がお互いに気持ち良いものです。子ども達は大人の言動を見ています。
仏壇にお花を飾るのももちろん良いのですが、時には食卓等生活していく場で、一輪挿しでも良いので花を飾るだけで、子どもは喜ぶと思います。
大場ガーデン
花の小売りもされているようです。花の植え替えをお願いするたびに植え方や手入れのお話をお聞きするのですが、ご夫妻が花を愛されていることがうかがえます。 ご縁をいただけたことに感謝です。佐倉市飯野町445 電話043-312ー8803





- 2022/11/22(火) 17:40:11|
- 幼稚園の風景
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音楽発表会の合奏のパートもそろそろ決まったクラスもあるようです。
職員室で仕事をしていると、時々合奏の音色や合唱の歌が聞こえてきます。そろそろ舞台上で練習するクラスもあるようです。新しく改装した舞台での晴れ姿も楽しみです。
年中組はミュージックベル(ハンド式)も奏でます。



年長組

ミニキーボード 以前は鍵盤ハーモニカを使っていましたが、コロナ禍になってから、感染予防のために休止して、新しく買い揃えました

年長組合唱
- 2022/11/21(月) 18:37:28|
- 保育のひとこま
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久しぶりのブログになりました。
このところ晩秋とは思えない暖かな日が続きました。園庭の紅葉も今が見頃でしょうか。
昨日は3月の音楽劇のことで、元職員で毎年劇の脚本にかかわってくださるK先生が来園し、副園長と二人で朝から夜10時過ぎまで打ち合わせをしてくださいました。
K先生は私の亡父が園長していた頃に新卒で就職し、結婚して一度退職され、子育て後にまた園に戻り、子育て支援事業「のびのびすくすく」の立ち上げに尽力されたり、主に年少(3歳児)クラスに長く係わってくださいました。その後はご家族の介護等で退職されましたが、今も音楽劇や法人理事として力を貸してくださいます。
園をこよなく愛してくれ、いつも気にかけてくださいます。子ども用大人用トイレや遊戯室の改装工事を聞いていて、昨日は来園して直行するなり、「明るく、素敵になって嬉しい、木の匂いも香しい」とスマトーフォンで動画を撮影されて、早速の職員OB達にラインで知らせると、我が事のように喜んでくれました。
毎年3学期に行う音楽劇は年度末という時期とも重なり、行事のトリのように思われるかもしれません。クラスごとに、色々なテーマで作り上げていきます。
私は行事は常日頃の普段の保育の延長ということをお話しする時がありますが、音楽劇も例外ではありません。それぞれ劇の中で役割があり、演じていきます。また年少はともかく年中や年長になると話し合いの中で自分の気持ちを話したり、相手の話を聞く時もあります。もちろん子ども同士ですので、時には担任の援助が入りながら、話し合って決めることの大切さを伝える時もあります。
特に年長組になると、自分たちでテーマを図鑑や本また時にはインターネット等で調べるときもあります。コロナ禍前は校外学習のような形でテーマに即した博物館等に行き、学習してきました。
でもそうした素地は、前述した常日頃の保育があってこそ成り立ちます。そのひとつに「友達同士で遊ぶ時間」があります。遊びを通して会話をしながら、自分の気持ちを伝えたり相手の気持ちを聞き受け入れ、その中でおりあいや距離感から付き合いを学びます。大人から見ると一見何気ない時間と思われがちですが、幼児期の大事な学びですし家庭や習い事(塾)ではできないことです。大人は幼児期にそうした経験をしているので、その価値がわかりづらいかもしれません。
そうした人間関係ができないと、劇での役割やテーマを調べて皆で学習していくことが難しいと思います。
ご承知のように、SNSの発達で、人間同士が相対で話したり対面での会話がしにくく、コロナ禍がそれに輪をかけます。
もちろんリモートによるメリットもありますし、便利さは否定できません。労働の省力化面からも有効だと思います。
でもそれは幼児期に子ども同士で遊んだ過程(経験)があってこそ、成り立つものと思います。
そもそも学校(幼稚園)は対面を基本としていますし、それが大事です。コロナ禍の初めに学校が2カ月休校した時の状況からも想像がつきます。
人間関係で悩んだり、うまく付き合いえないといった話をこのところ増えてきているように感じます。幼児期の遊びの変化ももしかしたらあるかもしれません。
今は音楽発表会に向けての練習が主になっていますが、運動会の時もそうですが、行事前でも子ども同士で自由に遊べる時間はいつも確保しています。
紅葉の見ごろの晩秋の園庭での遊びは豊かなかけがえのない時間です。




- 2022/11/20(日) 07:20:42|
- 幼児教育への思い
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