気持ちが良い秋晴れが続く中、刈入れを終えた田圃には時折餌を啄ばむ白鷺や鴨の姿を目にします。
佐倉市内は少し足を延ばすと里山風景が見られ、心和みます。機会ありましたら、子どもさんと一緒に水筒とおやつを持って晩秋の一時を散策するのもお薦めです。その際は植物のポケット図鑑を携帯されても良いかもしれません。
子どもさんによっては、植物名を聞いたりする時もあります。携帯アプリがあるからわざわざ紙ベースの図鑑を持参しなくてもと思う方もいるかもしれませんが、できれば幼児期は紙の図鑑がよろしいかと思います。子どもさんが自分で操作したり繰り返し見たり、寄り道できます。
さて、「芸術の秋」の言葉ではありませんが、一昨日11月12日(金)に「佐倉市のお話しキャラバン」をお招きして、ホールで素話、紙芝居や人形劇を楽しみました。
新型コロナウイルス感染予防で自粛され、2年ぶりの公演です。
相変わらず上手で、子ども達の声を取り入れたり、間の取り方や人形の動きまた照明の当て方等いつも勉強になります。
園児達も生の舞台を鑑賞することは、子ども達一人ひとりが自分の心が劇の物語に入り込み登場人物と置き換えることで、自分の気持ちが場面に応じて揺れ動く経験ができます。
その体験は幼児期の心の成長にとっては何物にも代えがたいものです。
近くお話しキャラバンの公演日程のお知らせを持たせますので、機会ありましたらご鑑賞ください。その際に大事なことは、終了後に子どもさんに感想を聞かないことです。もちろん子どもさんが自ら話してきたら、傾聴することは大事ですが、その程度にとどめておきましょう。これは絵本の読み聞かせの時も同様です。
大人でも心に残る風景に出会ったり、舞台や映画を鑑賞した後は、静かにその余韻に浸りたいのが人間の常だと思います。これは幼児も同様です。
「愛する人と語り合いたいし、一緒に共有したい」どうぞご随意に。羨ましいかぎりです。末永くお幸せに。❤
演目
・素話 「狐の嫁入り」
・大型絵本「まめつぶこぞう パトゥフェ」
・人形劇「ブレーメンの音楽隊」







- 2021/11/14(日) 09:34:04|
- 保育のひとこま
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
今日は10月生まれ1名(10月誕生会欠席)と11月生まれ10名の11名の誕生をお祝いしました。

新型コロナウイルス感染予防を考慮して、今月も司会の先生だけ歌い、園児達は拍手でお祝いしました。

今月の誕生日プレゼントは緑組が作ってくれました。


緑組の担任K先生がプレゼントの作り方や使い方を説明してくれました。


プレゼント名は「みどりぐみ ゆらゆら きらきら モビール」です。
フルイドアートという技法を使い、絵の具と洗濯のりを混ぜ合わせ、画用紙にたらし流動性を利用して模様をつけました。
乾かしてかたどりをして、モビールにしました。

お楽しみは先生たちによる「ちがいさがし(まちがいさがし)」です。7人の先生たちの中で、ひとりだけ違う様子や格好の人がいます。
皆で違っている先生を見つけたようです。




- 2021/11/11(木) 18:02:14|
- 誕生会
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
今年も新型コロナウイルス感染症対策を考慮して、大規模なオータムフェスタは中止しましたが、かわりに昨年同様にスタッフと園児でミニ・オータムフェスタと称して、規模を縮小して実施しました。
今年も毎年お手伝いしてくださるおやじの会OBの3名の助力をいただきながら、射的、スーパーボール掬い、スマートボール、ビンゴ(年長)また綿菓子を行いました。
園児達も令和のデジタルなSNSの時代とは違う、ゆったりほのぼのとした昭和時代にタイムスリップした、人と人が相対で向き合え会話を楽しめる雰囲気(空気感)の中で、楽しんでくれたようです。
さしずめ映画「3丁目の夕日」の世界でしょうか。こういう時代だからこそ、余計幼児期には大事にしてあげたい世界だと思います。
改めて今日の様子をご紹介する予定ですが、今日はほんのさわりですが、様子をご紹介します。







最終学年を考慮して、年長組のみガチャポン・ビンゴを楽しみました。


素敵なお姉さま達がミニ・オータムフェスタに華を添えてくれました。

平日にも関わらず、有給休暇を取って、園児たちのために一肌脱いでくれたOBおやじの会のおやじ達3人に深謝します。
- 2021/11/08(月) 16:58:38|
- 行事
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
昨日、今日と暖かな1日が続きます。
昨日は昼前後に佐倉市内にある友人のO幼稚園で実施したフェスタに誘われて見学に行かせていただきました。
やはり新型コロナウイルス感染症のこともあり、例年ですと保護者も参加されるそうですが、今年は手伝いのおとうさんと年長組の園児で楽しんだそうです。
様子を見ながら、子ども達が炭火を使ったコンロで焼いた焼肉や焼きそばまた焼き鳥を食べたり、食後の綿菓子やポップコーンの口直しやビンゴゲームに興じている姿を見ると、やはり友達同士でのかかわり(子どもの集団)の中で遊ぶことが楽しく大事かを改めて再認識したひと時でした。
本園もそうですが、やはり綿菓子は人気があるようです。順番待ちでしたが、それでもザラメを投入して綿菓子が出てくる様子を見たり、おしゃべりに興じながら自分の順番を待っているのも楽しいかもしれません。
これだけのイベントの運営や準備は大変なのは同業者なのでよくわかりますが、手伝いのおとうさんやスタッフの皆さんも骨身を惜しんでそれぞれの持ち場で頑張っていた姿が印象的でした。
幼稚園を訪問すると、空気感(雰囲気)やスタッフの応対で、なんとなくその園の姿が醸し出されます。今回訪問させていただいた園もとても良い感じでした。また運営面を含め勉強になります。
来週の日曜日はやはり市原市内にある友人の園で園庭の遊具構築のワークショップの研修会があるので、参加して勉強させてもらいに行く予定です。
明日8日(月)は本園もフェスタを行います。保護者の方には手紙でお知らせした通りです。一昨日夕方からスタッフで準備を終え、それとは別にお手伝いのおやじ達3人と私で打ち合わせの勉強会を終え、明日を待つばかりです。衣装合わせも終わり、昨年より幾分スリムになった姿で登場する予定です。(笑)
明日の様子は、後日フォトクリエイト社が撮影販売予定です。
陽だまりが嬉しい季節になりました。


一昨日(5日・金)に年長組で音楽発表会で奏でる合奏曲の練習を始める前に、曲にちなんだイメージビデオを見ました。

- 2021/11/07(日) 10:50:07|
- その他
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
今日は年少組2クラスが芋ほりをしました。
撮影は同行してくれたM先生が撮影してくれました。
畑に到着しました。

芋を掘った後に手を洗う盥の順番を説明します。

芋を入れる袋を持って、いよいよ芋ほり開始です。年少組は4株掘りました。


いつもながら個人差があり、畝とにらめっこする子どもさん、ひとつ掘って満足する子どもさん、隣のラインを越えて越境して掘りに行く子どもさん等それぞれの個性あふれた芋ほり風景が見られたようです。

掘り終えて、三つの盥を使い順番に手を洗います。

芋ほりを終えて、これから園まで戻ります。4株ずつですが、豊作で袋が重かったようです。

- 2021/11/04(木) 17:21:15|
- 園外保育
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
今日11月3日は「文化の日」です。「文化の日」は自由と平和を愛し、文化をすすめる日と言われていますが、園児達に「文化」という言葉の意味を伝えるのが、毎年のことながら頭を悩まします。
文化は国語辞典で調べると①ひらけない状態から、技術が進み生活が便利になり、また程度が高くなる状態②進歩・向上をはかる、人間の精神的ないとなみによって作り出されたもの③その社会で受けつがれる、生活・行動のあり方と記述されています。(三省堂国語辞典より引用)
園児達には生活の中で使う具体的なものを引き合いに出して、便利になったこと(携帯電話、テレビ、パソコン、文具等)を話したり昨日のブログでも伝えた人間が生活する中で楽しめる音楽、映画、劇や写真等も文化のひとつとして伝えたりまた年間行事の中でお正月や冠婚葬祭を話す時もあります。
文化のそのものは広範囲で、人間が生活していく中で色々あります。
以前養成校で保育者に必要な学びを講義した時に、学生時代にできるだけ前述した文化に触れる機会が大切と話したことがあります。例えば音楽会や劇を生の舞台で鑑賞したり、美術館や博物館等に行きそうした文化を見て教養を高める大切さを話したことがあります。
保育者がそうした経験をすることで、人間の生み出す素晴らしさ(文化)を知ることは、幼児教育をするうえでとても大切です。
何故なら保育者は宝石で例えるなら、その原石(幼児)に触れ合う大事な人間だらかです。
保育者は多少個人差はあるにせよ、美しいものを美しいと素直に感じる感性が求められます。それは人間が作り出す道具や継承されていく文化(財)また時には自然そのもの風景も同じです。
日本は残念ながらまだまだ文化に対して理解は高くありません。時にはお金や効率等で判断されがちです。日本文化を大切にすることは他国の文化の尊重につながります。自国の文化を語れないと真の国際人としての教養はいかがかなと思ってしまいます。
佐倉市内にも佐倉市立美術館、国立歴史民俗博物館や川村美術館がありますし、伝統工芸を営んでいる方もいらっしゃいます。
園庭の紅葉もまもなくでしょうか。例年ですと11月下旬から12月上旬あたりが見頃なようです。
- 2021/11/03(水) 15:55:54|
- その他
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
12月11日(土)に行う音楽発表会を前に、各学年ごとの合奏曲と使う楽器を全園児の前で披露しました。
スタッフで実際にそれぞれの楽器を奏で、ピアノは副園長が弾きました。
あわせてそれぞれの学年で使う楽器の紹介もしました。
年間指導計画の中で3歳児、4歳児、5歳児と年齢ごとに段階を経て無理なく取り組めるカリキュラムを計画しています。
合奏曲は毎年の園児数とパートごとの楽器の数を勘案しながら、副園長がアレンジしています。
元々は音楽大学出身なので、アレンジをはじめ専門的な立場で指導もできます。
先ずは音楽に慣れ親しみながら、音楽が楽しいと思う気持ちが大切です。そうすることで音楽が好きになると思います。
音楽は人生の中で時には励ましや勇気また希望をもたらせてくれます。子ども達が生活していく中で音楽がそばにある人生を過ごして欲しいと願っています。
年少組

年中組

年長組
- 2021/11/02(火) 17:59:43|
- 保育のひとこま
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
前のページ