秋日和の天気が続きます。昨日は年長組が延期した春の遠足を秋の遠足として、山武市のさんぶのもり公園に行き、楽しんできました。
今日は各学年に分かれて、運動会の練習を行いました。
年少は表現、年中は紅白玉入れ、年長は障害物リレーです。秋晴れに歓声が響き渡りました。
さて明日は十五夜です。天気も雨が降らず、中秋の名月を眺めることができそうです。
是非親子で月を眺めてみてはいかがでしょうか。また月に関わる絵本の読み聞かせもお薦めですし、お団子を供えたり、ススキを飾ったりするのも一興です。
いつもと違う日常生活の一こまが歳時記への関心を持ってくることもあり、それが心豊かな生活につながると思います。


チョコちゃんの自宅の壁面も、月とウサギの伝説にちなんだ装飾を施しています。
- 2020/09/30(水) 22:43:28|
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久しぶりに青空が戻りました。秋日和の中、今日は各学年ごとに運動会の練習を行いました。
先ずは各クラスごとにかけっこ(徒競走)の練習から始まります。
先生の笛の合図でゴールテープの先に待っている自分のクラス担任のところまで走り抜けます。
先ずはまっすぐ走ることから覚えます。幼児は意外と真っすぐ走ることは大人が考えている以上に難しく、こればかりは経験をつみながら、自分の身体で覚えていくしか術はありません。
年長、年中、年少組と続けて行いました。
年長組になると「一等をとりたい」「勝ちたい」といった競争心が芽ばえ、スタートラインのところでもそうした気持ちが見え隠れする時があります。競争心も大事です。でもそれは他人と競うことよりも自分自身との戦いに心が転じていけるように、運動会をとおして、その芽を学び、育てることが大切です。
具体的には「最後まで走りぬく」、「靴が脱げても走る」、「転んでも最後まで独りでも走る」等色々な場面が想定されます。そうした時に自分の心の中で「やめよう」、「あきらめよう」と思うもうひとりの自分の心と戦い、負けないことです。
もっとも年少組は個人差があり、それぞれの個性豊かな走り方も時折見受けられましたが、何をしても微笑ましい感じでした。
ゴールのところではクラス担任が待っています。走り抜けて来た子どもたちひとり一人を受け止め、これからの行う種目への応援にもなります。
本園が運動会の一番最初の種目に「かけっこ(徒競走)」から始めるのは、「走る(かける)」という全身運動ともうひとつは、頑張って走り抜けてきた園児達に対する担任からの園児達へのエールも意識しています。
スタートからゴールまで約30メートルを駆け抜けます。

- 2020/09/28(月) 18:55:49|
- 保育のひとこま
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幼稚園も新型コロナウイルスのために行事等いつもと違う形で粛々と行っています。新型コロナウイルスについて当初よりわかってきたこととまだまだ科学的にわかないこともあり、行事等の運営方法などなかなか難しい面もあります。
ただいつも意識しているのは、子ども達の気持ちです。
特に最終学年である年長組の園児達にとっては最後の園生活であり、二度と戻ることはできない時間です。
よく大人の中には子ども達が色々な行事が中止になると、新型コロナウイルスのために出来なかったけど、これもひとつの思い出(例えば卒業式、修学旅行、運動会等)としたり顔で話す人がいますが、子どもの本音ははたしてどうでしょうか、多分違うと思います。やりたい(やりたかった)のが本音だと思います。その気持ちを押し殺したうえで、答えているのではないでしょうか。
大人は時には飲食店で楽しんだり、「GO・TO・トラベル」で出かけるのに、ずるいよなと思う子ども達の気持ちも察してあげたいものです。
もちろんそれぞれに事情があるので致し方ない面もあると思います。確かに「感染のリスクはないのか」と言われると、100%ないとは言えませんが、日常生活の中でもリスクが全くないわけではありません。明らかにすでに感染リスクがあると思われる場所(3密や不十分な換気等)は別として、あとはマスク着用とこまめな手指消毒等の日常生活を送るので十分だと思います。
多分、教育現場の先生たちが一番つらいと思いますし、管理職の先生たちも教育委員会からの指示があれば従わざるを得ません。色々な思いで決断されていることと思います。私立は理事長や園長が最終的に決めますが、公立だと誰が最終的に決めるのかわかりませんが、判断をくだすのは誰もが悩むと思います。そしてどの仕事もそうですが、良心的な人ほど、深く考えるので悩みがちです。
私も今学期も祖父母保育を始め保護者対象の保育参観等もできず、運動会もいつもと違うやり方またオータムフェスタを中止にする中で、年長組だけはせめてフェスタの雰囲気だけでも味あわせてあげることができないかと思案しています。
そうした中、先日おやじの会OBで毎年運動会を手伝ってくれるおやじたちから連絡があり、今年の状況を踏まえて、心配してくれたり、このブログを読んで運動会実施を知り、よろしければ手伝いを申し出てくれたりと複数のおやじたちから連絡がありました。今年は現役のお父さんのお手伝いは難しいだけに、OBのおやじたちに感謝です。我が子が卒園しても毎年運動会やオータムフェスタに手伝いにきてくださいます。ありがたいことです。
また昨日、オータムフェスタを毎年手伝ってくれる別のおやじ達からも連絡があり、残念ながら今年は中止せざるえないが、保育の中で年長組だけでも何かをしてあげたい気持ちがあることをしたら、平日でも有休とるから早めに知らせてねとありがたい申し出を受けました。
ありがたい話です。感謝しかありません。そのお気持ちに報いるためにも、良い形で運営できるようにしなくてはと心しています。
再掲載
昨年の運動会でのおやじの会のおやじ達
運営を手伝ってくれたおやじの会のおやじ達とスタッフで記念撮影をしました。13名(OB4名と現役9名・1名は年少組保護者で午前中のため写っていません)のおやじ達の皆さん、一日助力をどうもありがとうございました。

オータムフェスタを手伝ってくれたおやじの会のおやじ達とスタッフ
- 2020/09/27(日) 21:31:33|
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先週25日(金)に所属している一般社団法人全千葉県私立幼稚園連合会(県内の私立幼稚園の団体)の理事会が午後から幕張メッセのホテルであり、参加しました。感染予防を考慮して、広い部屋で机1台に一人座り、間隔も広くとり、入室に際し非接触式電子温度計で体温を測定し、入室許可が出ます。
会議の議題は新型コロナウイルスにより、感染予防を含め今後の在り方を広く検討していくことに終始しました。
先ずは今後三密を避ける意味でもすでに実施している研修をオンラインで行い、就職説明会もオンラインまた会議もズーム会議ですることを確認しました。
また県内各地区からコロナ関連についての行政との報告もありましたが、佐倉地区の報告として佐倉市独自で保育業務に従事している教職員をはじめ園バス運転手や用務員等原則全ての雇用保険対象者を対象に慰労金を交付する話(佐倉市保育業務等従事者慰労交付金要項)は、他地区の理事の皆さんに大きなインパクトを与えたようです。詳細は佐倉市役所HPに掲載しています。
もちろんありがたいのですが、どの仕事でもコロナの感染リスクは同じだけに、保育者対象というのは個人的には申し訳ないかなと思っています。理事長や園長は雇用保険対象者ではないのですが、対象者の半分程度いただけるので、苦境にあえいでいる知人の飲食店で使おうかと思っています。当初辞退も考えたのですが、お金をまわすことで経済が動くことも大事かと思います。やはりこのコロナウイルスによる影響で、知り合いの飲食店がこの10月で店を閉めます。
他業種に比べ、やはり教育や保育はとりあえず賃金は補償されているだけにありがたいです。
それだけに保育者として、保育のスキルアップと仕事への責任感は大事だと思います。今は人手不足ですから、就職は極端な話、免許さえあればだれでも就職できます。経営者側も辞められたら困るので、ついつい遠慮しがちで、保育の質の向上云々まで言及しづらいと聞いています。
やはり良い意味で、切磋琢磨は大事だと思いますし、勉強する意欲がない保育者は困りますし退場するしかありません。
私は長年この世界にいますが、勉強しないと正直怖いです。私も決して勉強家とはいえませんが、それでも休みの日はできる限り研修を受けています。引退するまでは日々勉強だと思います。でもそれはどんな仕事もプロとしてお金をいただく以上同じだと思います。
研修もしばらくはオンライン研修になるようですが、それはそれでメリットもあるようです。
先日、本園でも前述した連合会からのオンライン研修を4名で受講しました。


- 2020/09/26(土) 17:36:57|
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4連休はいかがお過ごしでしたか。ブログも4連休をいただき、久しぶりのブログになりました。
静だった観光地も賑わいが戻ったと報道されていますが、観光業や飲食業の方々はまだまだ本来の生活には程遠いかもしれません。また医療従事者の方々は気を抜けず、新型コロナウイルス感染のリスクを背負いながら仕事をされていると思います。改めてそのことに敬意を表します。
私見ですが、インフルエンザ同様に新型コロナウイルスも「共生」という形で今後の日常生活を考えていく必要があるように思います。
このブログでも何度かお伝えしたように、感染された方への人権と「自粛警察」の言葉に代表されるような偽正義感や同調圧力のような社会全体を覆いかぶさる空気感は避けたいのもです。一歩間違うと「いつか来た道」に戻りかねません。
正しく恐れ、興味本位の報道等に惑わされないように、情報を取捨選択できる知力をつけたいものです。
今日は年少組で遊戯室でクラスごとにリトミックを楽しみました。
先週、年長組と年中組はリトミックの時間内に楽器(トーンチャイムとミュージックベル)を楽しみましたが、年少は今回は楽器を持たず、講師の先生が弾くピアノの音にあわせながら身体を使って自分の気持ちを自由に表現したり、音を聞き分けてその音にあわせた動きを楽しんでいたようです。
桃2組の様子です。桃1組はごめんなさい。



- 2020/09/24(木) 07:46:28|
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夏を惜しむかのように、森のウッドデッキ付近の欅からツクツクボウシの鳴き声が聞こえます。「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉ではありませんが、さすがに朝夕は秋の風を感じます。
今週から来月17日(土)の運動会に向けて、練習もぼちぼち始まりました。
今日の朝の体操は初めて旗を持って「旗体操」をはじめました。
運動会恒例の種目で、取りになります。
いつから始まったかは定かではりませんが、私が勤めた時にはやっていましたので、かれこれ40年以上は続いていると思います。
他にも年長「つなひき」、年中「紅白玉入れ」、年長「障害物リレー」も毎年続く伝統的競技です。
今年は新型コロナウイルス感染予防を考慮して、規模や種目を縮小して実施する予定ですが、前述した種目は実施予定です。
年中、年長組は自分たちで旗を取って、順番に友達にまわします。



秋空に白い旗と青い旗が翻ります。
- 2020/09/17(木) 19:13:52|
- 保育のひとこま
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今日は年中組のリトミックを非常勤音楽講師のK先生が教えてくれました。
「ごきげんよう」挨拶に始まり、各組30分ぐらい教えていただきます。
*リトミックと一口にいっても解釈が様々で、またやり方も色々あるようです。大事なことはその園の教育方針とぶれずに、子ども達の感性を豊かに育めるような音楽教育が大事だと思います。
幸いK先生はご自身が卒園生で子どもさんも卒園させてくださり、園の教育方針をよく理解してくださり、また未就園児対象の親子で楽しむ子育て支援事業「のびのびすくすく」の講師としても活躍し、子ども達の年齢別の育ちを知っている方だけに、安心して任せることができます。学年別のリトミックの指導計画とその日の活動にあわせたカリキュラム(日案)に基づき、子ども達が音楽が楽しんだり好きになることで、感性を育めるように教えてくれます。
今日は年中組がミュージックベル、年長組1クラスがトーンチャイムを楽しみました。年長組は来客のため撮影できず、写真はごめんなさい。
年中組はミュージックベルを楽しみました。
黄組



赤組



*リトミック
スイスの作曲家「エミール・ジャック=ダルクローズ」が19世紀後半頃に開発した音楽教育の手法と定義づけられている。当時教えていた国語や美術、体育、音楽の教育を、訓練・調教ではなく、子ども本人が自ら進んで学び、その感覚を体感的に身に着けていくための情操教育、芸術教育が叫ばれる中で、ダルクローズは、そのために楽器の演奏訓練を早期から闇雲にやらせるのではなく、音を聞き、それを感じ、理解し、その上で楽器に触ってみる、音を組み合わせて音楽を作ることの楽しさを身体全体で味わせ、その喜びの中で、音を出し、奏で、そこから旋律を作っていくことへの興味と音感を育んでいこうとする。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
現在は、リトミックは楽しく音楽と触れ合いながら、基本的な音楽能力を伸ばすとともに、身体的、感覚的、知的にも、これから受けるあらゆる教育を充分に吸収し、それを礎に子どもたちが個々に持っている潜在的な基礎能力の発達と感覚を促す教育と言われていますが、今は「リトミック」は音楽教育の中では色々な解釈をされているようです。
- 2020/09/16(水) 18:47:59|
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職員室に用事で来る園児達に、例のおもちゃを出して反応をみたところ、上々でした。
今日はスタッフに話す時間がなかったので、近いうちに「園長のお願い」として、砂場のおもちゃとして出そうかと心しています。
「続々・お買い物」としてこのブログでも報告できるかもしれません。



- 2020/09/15(火) 19:01:30|
- 幼稚園の風景
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