本日お昼すぎに、台風15号でポプラの倒木によりブランコが壊れたことを知った卒園生の保護者の皆さんを中心に現役の保護者の方を含め有志91名によるお見舞いの厚志を、有志の代表おふたりが園に届けてくださいました。
過日園が被災したことを知り、ラインで話が伝わっていったようです。
先日ある保護者の方と別件で話した折に「園長先生、お見舞金のお話をご存じですか」と聞かれ、「いえまったくしりません、そう思っていただく気持ちだけで、もう十分です」とお答えしたように思います。
皆様のお気持ちに感謝してありがたく受け取らせていただきました。
この場をお借りして改めて91名の皆様にスタッフを代表して厚く御礼申し上げます。
ご厚志は新しいブランコの代金に充当させていただきます。新ブランコが設置しましたら、ブログでまたご報告させていただきます。
受注注文による製作ということでおよそ2か月はかかるようです。鉄製で従来と同じく2人で遊べるタイプです。年度内設置を目指しています。
皆様の温かなお気持ちに胸がいっぱいです。(涙)
どうもありがとうございました。


- 2019/09/30(月) 15:30:45|
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先週は2日間に分けてリトミック参観がありました。保護者の方が保育参観同様に自由に活動を見ていただく形です。ビデオや写真撮影も自由です。時にはピアノの音を聞き分けたりするのですが、保護者の皆さんもそうした意図を組んでくださり静かに参観してくださり、ありがたいとスタッフとも感謝しています。
担当する音楽講師のM先生も年間のカリキュラムと毎回指導案を作成して、振り返りをしながら次回に活かしてくださるようです。何よりも音楽の楽しさを子ども達に無理なく伝えてくださるスタンスがありがたいです。
常々話すように、園児達がこれからの長い人生の中で、幼稚園時代の原体験を思い出して、音楽がある生活のきっかけになってくれたら望外の喜びです。それには幼稚園の時に「音楽の楽しさ」をたくさんたくさん体験して欲しいと思い、年間の指導計画の中で今回のように年間を通して行うリトミックをはじめ音楽発表会や音楽劇発表会等を入れています。
今月は年少組はピアノを使ったリトミック、年中組はミュージックベル、年長組はトーンチャイムでした。
写真は年長青組の一場面です。全組掲載したいのですが、色々な所用が入りごめんなさい。
トーンチャイムを選びます。

トーンチャイムの持ち方や鳴らし方を学びます。



トーンチャイムの特長して、この楽器はひとりでは演奏できない楽器で、ひとりひとりが自分の音を担当し、グループ全員で音色を共有して奏でた時にひとつの素敵な音楽ができる楽器です。
こうした点も年長組にふさわしい楽器のひとつだと思います。
- 2019/09/29(日) 14:43:45|
- 保育のひとこま
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今日の午前中は秋晴れの良い天気でした。知人の何園かは今日は運動会とのことでしたが、秋日和の中、盛大に行われたことと思います。
今週から運動会の練習を始めています。練習といっても子どもたちが当日やり方を混乱ないでできるように教えるだけです。
原則学年ごとにおよそ30分ぐらいでしょうか。また一番最初に全学年でかけっこの練習をする時があります。
特に年少3歳児は先ずはまっすぐ走ることから覚えます。
3歳児のかけっこは毎年のことながら微笑ましいものです。
本園は来月10月19日(土)が運動会になります。よく遅いですねと問われる時があり、ブログでも過去に話したことがあると思いますが、下記の理由からです。もちろん園それぞれに事情があると思いますし、子どもの心身の状態の見方は千差万別です。その見方が運動会と選定日時にもつながる場合があるかもしれません。
そもそも10月10日は体育の日で、この頃は残暑も過ぎさり、秋晴れの運動会をするにはふさわしい季節です。幼稚園では春の運動会はそもそも入園間もないので無理がありますし、9月は残暑が厳しいのと夏休み明けで長い休み後だけに、子どもさんによってはまだリズムを取り戻せず本調子でない場合もあります。
園生活のリズムも戻り、残暑も落ち着いた9月下旬頃が練習開始にはちょうど良い時期かなと考え、また佐倉の秋祭りを勘案し、逆算すると秋祭りの後の10月中旬が運動会になります。
夏休み明けの残暑が厳しい中、練習するのは子どももスタッフ(私)もどうかなという思いがあります。
運動会も今は開催時期の変更による時季の天気のこともあり、昼食なしで実施する学校が増えています。
午前中か昼食有が良いか意見が分かれるところですが、その基準は子どもの立場から考えることが肝要です。学校や保護者が基準ではありません。何か物事を変更したり新しく企画しても全ての人が100%満足することはありません。
私は幼稚園はあくまでも園児が主役であり生活する場として考え、園児の最善の利益を優先にしてきました。不謙遜な言い方かもしれませんが、子どもの利益を基準にすれば誰もが不満が多少あっても納得していただけると思うからです。
幼稚園(学校)は社会で認められ、税金も助成され非課税なのはひとつには子どもは社会の宝だからです。園は社会に「子どもの心身の成長」を還元する義務があります。
運動会もそうした大きな視点から考えなくてはいけません。
ちなみに本園は年少(3歳児)は心身を考慮して午前保育、年中や年長は昼食有で午後2時ごろ閉会です。
時代の流れもありますが、前述したことを考慮しながら、運動会の運営を考えていきたいと思います。
運動会最後の種目を飾る恒例の「旗体操」です。秋空に青と白の旗が翻ります。
園児が右手に持つ白い旗は「純粋な心」、左手に持つ青い旗は「素直な心」を表します。

- 2019/09/28(土) 18:59:34|
- 保育のひとこま
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長年子ども達から親しまれてきたブランコがポプラの木の倒木により支柱が折れてしまいました。
支柱だけ付け替えれば強度など安全上問題ないとのことですが、万が一のことを考慮し新しいブランコを設置することにします。費用はブランコ本体、安全柵、設置作業料等全てを含めて概算で約100万円を見込んでいます。
設置は来月19日の運動会以降になります。また場合により多少台風15号の被災ということで補助が少しつくかもしれません。そうしますと予算の内示後になり、設置が12月末まで遅れる可能性もあります。
台風15号のために思わぬ出費が続いており、補正予算を組まなくてはなくてはならず、頭が痛いのですが、ブランコは子ども達も大好きな遊具なので、質の高いものをと吟味しています。
今日はお昼過ぎから知人の職人さんにブランコの柱を切断して撤去する作業をお願いしました。折角の機会なので園児達にも作業風景を見せてもらえるようにお願いしました。
快諾してくれ、時折作業風景を見る子ども達もいたようです。

- 2019/09/27(金) 23:56:54|
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昨日は桃1組、赤組、緑組、今日は桃2組、黄組、青組と2日間にわたり昼食後大学で口承文芸(昔話や民話)を研究されているT先生が園児たちにボランティアで読み聞かせに来てくださいました。
よく誤解されやすいのですが、小学校入学前の幼児期は自分で本を読むことよりも耳から言葉を聞く素話や紙芝居や絵本の読み聞かせ等の経験をするほうが小学校以降の国語力が伸びるといわれています。素話は話を聞きながら、心の中で子どもなりにイメージを膨らませたり想像力をかきたててくれます。また「絵本」は大人が子どもに読み聞かせる本です。
幼児期でも年長ぐらいになると読み書きができる子どもそれなりにいて、絵本を自分で読むことは可能ですが、内容を理解しながら読みこなすというよりも、文字を追って読むことにのみおわれがちです。
イメージまでつかめないと思います。
それよりも耳から「言葉」を聞いて心のなかにイメージしていく経験のほうが感性も育ててくれます。
人の話を聞く楽しさ知ることは、他人(人)の話を聞く大切さも学べます。
「急がば回れ」の言葉ではありませんが、幼児期だからこそ耳から言葉を聞くことが、国語力につながると思います。
また全ての学力の基礎は国語(日本語)だと思います。
絵本を読みきかせてあげることで、親子で絵本を通して物語を共有できた喜びや素敵な時間を一緒に過ごしたことが何よりの時間だと思います。
SNSの時代だからこそ、肉声の良さを伝えあげたいものです。
年少組 手遊び おはぎのよめいり エプロンシアター ねずみのよめいり
年中組 素話 「鳥のみじい」 「ちいちゃい ちいちゃい」
年長組 素話「印旛沼の龍」 「地蔵にだんご」

- 2019/09/26(木) 23:33:29|
- 保育のひとこま
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暑い一日でした。昨日のブログでもご紹介した新しい遊具を実際にどうやって遊ぶのか。
登園してくる園児達を興味津々で迎えました。
身支度を終えたこどもたちから園庭に出て遊びます。目ざとく新しい遊具を見つけて遊び始めた子どもたちもいます。
気にいってくれるかなと心配もありましたが、楽しそうに遊んでいる姿にほっとしました。
新しく生まれ変わったポプラの木がレガシー(遺産)として生まれる変わることができたのも、倒木直後に手伝いに馳せ参じてくださったボランティアのかたをはじめ、スタッフ、長年おつきあいある職人の皆さんまた事情を知って温かく見守ってくださった保護者の皆さん、卒園した保護者の方何人もの方からもお見舞いや励ましのお言葉をいただきました。
皆さんの気持ちがあたらしい遊具に生まれ変わり、これからも園庭で姿を変えて園児達の遊びを見守ってくれることと思います。
お蔭様でポプラの木と人間の温かな気持ちが織りなすひとつのドラマになりました。
この場をお借りして改めて感謝いたします。
早速、ごっこ遊びの場として楽しんでいたようです。

ポプラ富士も難なく登ってしまいます。


- 2019/09/24(火) 17:28:52|
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昨日(22日・日)は一昨日に続きで、ポプラの木を活かした遊具作りをしました。当初の天気予報とうらはらに、汗ばむほどの陽気の中、3人で試行錯誤しながら取り組みました。イメージを考えながら、子ども達の遊び場を作る時間は楽しいものです。
特に3本の幹を組み合わせながら、ハザートとリスクまた動かないように木の癖を見極めながら組み合わせた遊具は予想以上に難しいものがありました。長年付き合のある工務店(大工)のKさんが試行錯誤しながら小1時間近く、幾度も組み替えながら、私のイメージに近いものを作ってくれました。
Kさんは「木」へのこだわりも半端なく、良いものを作ることに妥協しない方です。下職(建具、塗装、水道等)の職人さんも一目おいている親方です。何故か木育のことでウマが合い、園舎の修繕や遊具をお願いする時があります。例えば滝と川と砂場の遊具(滝部分)、年長組前の木造の廊下、職員室の特注の机や棚、ログハウス(大)、卒園記念品でご寄贈いただいた調理道具の片付け用の棚などの作品があります。
幹ひとつとっても重く、人力ではびくともしません、幹にワイヤーやひもをかけ、つるしながら動かします。組み替えるだけでもかなり苦労しました。




一番大きな幹はどんと置いて、子ども達が登れる遊具にしました。




折角重機がきたので、「山砂の遊び場」から風雨で流失した近辺の山砂もすくってもらい、元に戻してもらいました。こんもりと山砂があふれんばかりにはいりました。


ブランコの両側にあった2本の大木が倒れたので、空が広く見えるようになりました。植樹するのに良い春先ぐらいに実のなる木を植える計画をしています。

ポプラの遺産を使った遊具紹介。
根っこ遊び

幹遊び

ポプラ富士 登れた人は頂上からの絶景を眺められます。(笑)

テーブルと椅子。乾いたら防腐剤を塗布する予定です。


俯瞰図のように眺めました。
- 2019/09/23(月) 14:36:36|
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台風15号によるポプラの木が倒木したのはこのブログでもお知らせしたとおりです。
今日と明日の2日間で作業を行います。
園庭に重機が入り、今後を見据えて一部はテーブルや椅子にしたり、幹を遊具にする計画をしています。
長年おつきあいのある造園業や工務店の人と一緒に知恵を出し合いながら取り組みました。明日も天気が良ければ作業をします。
幼稚園も4月から少し運営が変わります。ポプラは倒木しましたが、新しくテーブルや椅子や遊具として生まれ変わります。
ともに新しく生まれ変わるきっかけとして、前向きにとらえ、前を見て歩んでいきたいと思います。
これからも引き続きご支援をよろしくお願いします。



- 2019/09/21(土) 13:28:18|
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朝夕は秋の風を感じます。「秋の日はつるべ落とし」の言葉ではありませんが、日の暮れるのも早くなりました。
10月からの保育料無償化や認定こども園への移行などの手続きに係る書類作成で忙しい日々です。
それでも1日一度は園庭に出て、子どもたちの遊びを見守るようにしています。
相変わらず石を飲む手品を披露したり、赤ずきんごっこなど定番ともいえる遊びで子どもたちから付き合ってもらえる喜びを楽しんでいます。
空も秋模様、深まりゆく秋を子どもたちと楽しんでいきたいと思います。
空もすっかり秋模様、鰯雲を見上げます。


山の上からどんぐりを転がして競争していました。左右のスタートの合図をする審判の仕草がかわいく、微笑んでしまいます。
ついつい「どんぐり ころころ どんぶりこ・・」と口ずさんでしまいました。


彼はひたすらドングリ拾いを楽しんでいました。素敵な宝物です。
- 2019/09/20(金) 20:01:17|
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