春本番を思わす暖かな1日になりました。
今日は全園児で佐倉城址公園にお別れ遠足に行きました。梅が満開、カワヅザクラもほぼ満開です。
改めてご紹介できればと思います。また遠足の様子はフォトクリエイト社のカメラマンが同行、撮影しています。後日インターネットで販売いたします。
昨日は今週卒園式の予行練習を行いました。年長と年中合同で実施しました。
年長組が一人ずつ入場してくる様子を見ながら、入園式で保護者と手をつないで入場した時の姿を思うと、心身とも成長したと思います。今週14日(木)にもう一度予行練習をして、今週16日(土)の卒園式を迎えます。
年中組が年長組の入場を待ちます。





- 2019/03/12(火) 14:16:57|
- 保育のひとこま
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
今日(日付は昨日)は東日本大震災から8年がたちました。
当日は園は最後の送迎バスが出発し、子どもたちを全員降ろして、園に戻る途中でした。預かり保育の子どもたちが残っており、急遽保護者に連絡して、順次お迎えに来てもらいました。私は地震が発生した時刻は船橋市に会議のために出張で着いた直後でした。会議は中止、電車が運休して戻れず、喫茶店で一夜を明かしました。その日から余震対策や計画停電のこともあり、土日を挟み月曜日から水曜日まで3日間休園したのち、木曜日から再開して、土曜日の卒園式を迎えました。
またその年の11月に被災された幼稚園を含めた惨状の視察をしました。その時の様子をブログに掲載しまた別に連合会の広報委員として広報誌に写真とともに記事を書きました。
8年経ったいまでも、その時の視察旅行で出会った忘れることができない光景を今でも思い出します。
「子どもの命」を預かる仕事の重さを、とかく日々の多忙さの中でついつい忘れがちにならないように、気を引き締めなくてはと思います。
下記の記事は視察後の園のブログに掲載した時の記事です。2011年11月23日付先日20日(日)、21日(月)に全千葉県私立幼稚園連合会(千葉県内の主な私立幼稚園が加盟)が主催する東日本大震災で被災した岩手県内の幼稚園の視察旅行に参加しました。1日目は東北新幹線で一関まで行き、そこからバスで陸前高田市に入り、大船渡市、釜石市、大槌町、山田町、宮古市と陸中海岸に沿って北上し被災した市町村を主にバスの車中から見て、宮古市郊外に宿泊し、翌2日目は大槌町の被災された2園を訪問し、新花巻から東北新幹線で戻りました。今回は観光地は一切寄らず、ひたすら被災した跡を見る行程でした。今回の旅行も地元の三陸鉄道(一部区間不通)の旅行会社にお願いし、バスガイドの方自身も被災された方で、震災の実情を見て欲しいと色々と配慮してくれたり、車中ではほとんど震災後の生活等を実体験を交えながら、詳細に話してくださいました。
震災から8ヶ月経った今でもあちらこちらに津波等による被害の痕跡が残り、海岸沿いの土地は基礎部分のコンクリートを残すだけでした。震災直後は瓦礫と放置された車や建築物が散乱して、最近ようやく道路だけが開通し、鉄道の復旧はまだ先とのことです。報道やインターネットと現地で実際に見るのでは全く違うことを実感し、津波の凄さに声もありませんでした。海岸沿いの道に車を走らせながら、風光明媚なリアス式海岸の景色のむこうによこたわる穏やかな海からは想像できないほどです。被災された1園は間借りしており、3学期から仮園舎に移る予定だが、将来はまだわからないとのお話でした。2園とも地震発生後も迅速な避難で幸い園児の人的被害はないが、事情でお迎えに来て自宅に戻った園児が今でも行方不明なのが気がかりとのことでした。幸い土地柄、地震後の避難訓練は折に触れ、行っていたので、危機一髪難を逃れたが、1園はそれでも全園児が避難してから約8分後に津波が襲来して、2階天井部分に到達しており、常日頃の訓練の大切さを力説された話が心に残ります。
また仮設住宅が建てられていましたが、場所によっては平地がほとんどないので、わずかな土地を見つけては建てられていましたが、中には山間のほとんど日がささないような冬場の厳しい寒さが想像できる厳しい土地にもたくさん建てられいて、特に年配の方は住み慣れた我が家から一変した生活環境の苦労がしのばれ、自然災害の凄まじさを思い起こします。
色々と考えることが多い今回の視察でしたが、一番感じたのはどの市町村にいってもあちらこちらに様々な支援に対する感謝のメッセージや言葉が掲げられていたのがとても印象的でした。自宅の敷地内や学校前や商店街等たくさんの言葉を目にしました。当事者ではないとわからない様々な悲しみや苦労を背負われながらも、支援等に対する感謝の気持ちを表現する心に敬意を表するばかりです。「生きる希望をありがとう。○○中学校」のボードは忘れられません。
人間が生きていくうえで時にはむきあう様々な悲しみやつらさや苦しさを救ってくれるのもまた人間だと思います。楽しみや喜びを分かち合えるのも人間です。人間力を育むのも幼児期からの教育です。今回の視察で改めて幼児教育の大切さをかみしめています。今はけんかも満足にできず、子ども同士がもまれることを避ける教育(保護者からの苦情が多くなる)が主流で、友達同士で自由に遊ぶことで心の交流をする時間をもたない幼稚園が流行っていますが、そうしたことが子どもの将来にとってどれだけ不幸か、子ども達の園生活等を通しながら若い保護者の世代にメッセージを送るのも大事かもしれません。どうしてもすぐに見えるものや結果に目が行きがちな考えの方も少なくありません。まして子どもは社会の宝ですし、未来への希望です。
ガイドさんが「忘れられてしまうのが怖いので、是非観光でかわまないので訪れて欲しい、被災地だからといって、私達の心情を思いやる気持ちも良くわかりますが、来てもらえることで支援にもなります」と話されていました。広報委員として同意の下、被災された幼稚園のあとかたもない園舎等や様々な被災後の痕跡も撮影しましたが、このブログではあえて掲載はしません。
東日本大震災での被災地への息の長い支援が大事なのはいうまでもありません。1日も早い復興を祈るばかりです。



遠野は内陸部にありますが、昔から今回被災された海沿いの町と物流を始め、色々と人的にも物的にも交流があり、今回の震災でもいち早く動き出されたそうです。
- 2019/03/12(火) 00:56:58|
- その他
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
今日は日中は外気温が高く、春到来を思わす陽気でした。
独り園庭に佇みながら、春の息吹を感じていました。ただ花粉症の方にはつらい季節だと思います。花粉が飛び交うこの季節、くれぐれもご自愛ください。
午前中に来週12日(火)に予定しているお別れ遠足で行く佐倉城址公園に下見に行ってきましたが、梅は満開、カワヅサクラは3分咲きぐらいでしょうか。それでも大勢の人で賑わっていました。
今年は桜の開花も早いと言われています。春は色々な草花が咲き乱れ、まさしく春爛漫です。四季それぞれに良さはあるのですが、個人的には命の息吹を感じる「春」の季節が好きです。木々の芽吹きの中で、子どもたちの心身の成長を身近で感じることができる仕事はありがたいものです。
先日、新聞紙上である民間会社の実施した将来小学生のなりたい職業のベスト3の中に幼稚園教諭の仕事が入っており、嬉しく思います。それだけに仕事に見合う給与や労働時間等処遇改善に向けて、一刻の猶予も許されません。もちろんその対価としての園の教育の質の向上も大事です。まだまだ幼児教育の勉強が狭義の「勉強」という言葉で一括りにされ、知識を教えることに偏重した教育が主流です。非認知能力等AIではできにくい力を育める遊びを中心とした教育はまだまだ認知されていません。
毎年のことながら、音楽劇の過程を見ていても、子どもたち(特に年長組)の自ら学ぼうとする力に改めて目を見張ります。
このブログでも時には子どもたちの日々の園生活を通して、発信できればと思います。

年中組が秋に植えたチューリップの球根が芽を出しはじめています。来週は年少組と年中組で畑にじゃが芋の種芋を植えに行く予定です。
- 2019/03/09(土) 14:07:24|
- 幼稚園の風景
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
今日は3月生まれの誕生会を行いました。2月生まれ1人(2月誕生会欠席)と3月生まれ15人の誕生をお祝いしました。
クラスごとに入場します。

誕生日の園児が壇上に揃いました。

皆で「たんじょうび」の歌を歌ってお祝いします。


今月のプレゼントは青組が作ってくれました。
これから誕生日の友達にプレゼントを手渡します。



青組のO先生がプレゼントの説明をしてくれます。


プレゼント名は「あおくみ 春の お花写真立て」です。

お楽しみは職員劇です。準備の間、手遊びで楽しみました。

職員劇は城南幼稚園版「竜宮城」の劇です。先日の各クラス音楽劇のシーンや歌も取り入れました。歌の場面では子ども達が一緒に唱和してくれました。
浦島太郎が亀を見つけます。


竜宮城に着いた浦島太郎達は乙姫様達から歓待を受けます。


ご馳走をいただいたり、素敵な踊りを見せてもらったりと、時間をたつのを忘れて楽しみました。



竜宮城を去る時に、乙姫様からもらった玉手箱を開けた浦島太郎ですが、どうなったでしょう。それは子ども達のそれぞれの心の中で想像して欲しく、玉手箱を開けるところで幕が閉じられました。(終)
- 2019/03/08(金) 18:27:19|
- 幼稚園の風景
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
今日はあいにくの雨模様の天気でしたが、園舎内からは元気な声が聞こえてきます。
年長組は午前中は卒園式の練習を行いました。来週は予行練習もあり、私も立ち会います。
午後の自由遊びでは「大相撲~城南幼稚園場所~」が開かれました。
「はっけよい のこった」行司の掛け声とともに、ぶつかります。
男女混合で取り組み、時には男の子が負ける時もあります。思わず我が身を振り返り、ついつい応援に力が入ります。
溜席からは応援の声が飛び交い、勝負が決まると賑やかな歓声がこだまします。
本日の取り組みの好勝負をご紹介します。









- 2019/03/07(木) 18:20:34|
- 保育のひとこま
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
来週16日(土)の卒園式に向けて準備も始まっています。今日は毎年保育証書に園児氏名を書いてくださっている書道の先生が証書を届けてくださいました。今は卒園証書も印字から印鑑までパソコンですべてできる時代ですが、さすがに証書本体の文字は印刷ですが、園児氏名と証書の幼稚園印を含めた3箇所の押印だけは、人間の手で思いを込めて〆たいと思います。
朝の体操も1年間のリバイバルをしています。今日は運動会の年長表現の「よさこいエイサー りゅうきゅうおう」 を踊りました。
運動会では間奏時に隊形移動をしたのですが、今日はそういう訳にもいかず、少し戸惑った年長組の子どもたちもいたようです。よく覚えているなとレンズ越しに見ながら、感心してしまいました。
この園庭で踊れるのもあと少しですが、大人(先生)の思惑をよそに、時々小学校に進学する憧れと喜びを教えてくれる時があります。そうですね、子どもは今と未来を見て生きているのです。そうでなくてはいけません。
「過去(思い出)は大人の感傷かもしれません」ブログの写真を選びながら、言い聞かせています。


年長組側から撮影





- 2019/03/06(水) 19:21:00|
- 保育のひとこま
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
昨日の天気から一転、暖かな陽気でした。子ども達も早春の日差しを浴びながら、思い思いに遊びに興じていました。
年長組にとっては残り少なくなってきた園生活だけに、心ゆくまで楽しんでほしいと願っています。
緑組は今日はツリーハウスの上で食べたようです。青組は桃2組と一緒に桃2組の部屋で食べていました。
そんな春めいた中、菜園のブロッコリーが食べごろで、昼食時に皆で食しました。
有志の子ども達に葉をとってもらう等お手伝いをお願いしました。
冬から春へ、一歩ずつ春の足音を感じます。



- 2019/03/05(火) 19:11:43|
- 幼稚園の風景
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
今年もそろそろかなと思っていたら、いつの間にか五つも顔をのぞかせていました。
雨に濡れた蕗の薹を愛おしく思いながら、しばし眺めていました。
春もすぐそこまで。

- 2019/03/04(月) 11:11:13|
- 幼稚園の風景
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
「三寒四温」の言葉ではありませんが、昨日の天気とは一転、雨の降る寒い一日になりました。
昨日は劇終了後、スタッフと昼食を食べながら、記録用に撮影したビデオを見ながら振り返りをしました。見直すべきところは来年度にいかしたいと思います。今日も夕食後、家人と劇のビデオを見ながら、振りかえりをしていました。
今日、明日と久しぶりの2連休で劇も終えたこともあり、ほっとしています。もっとも劇については責任はとるので、後はスタッフに基本的に任せており、唯一の仕事らしい仕事は、テーマに合わせたお菓子(おやつ)の用意ぐらいでしょうか。(笑)
午前中以前から気になっていた佐倉市立美術館で開催中の「秋山庄太郎展」を見に行きました。私は美術館、映画館、図書館、博物館等「館」がつく建物も好きなので、時間があれば出かけていきます。旅行先でも訪れるのが楽しみです。
ポートレートや花の撮影でも著名な写真家ですが、氏の半生を写真とともにたどった展示は見ごたえがありました。3月17日(日)まで開催中です。

- 2019/03/03(日) 23:23:32|
- その他
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
前のページ 次のページ