東日本大震災から今日で7年が過ぎました。このところマスメディアで取り上げられることが多いので、お気づきの方も多いと思います。
今でも色々な困難を抱えながら、生きている方もたくさんいると思います。またいまだに故郷に戻れない方もたくさんいらっしゃいます。
当日、私は船橋市内に出張した後で、船橋市内に着いてしばらくくしてから、地震に遭遇しました。すぐに園に連絡をとり(その時は携帯電話がつながりました)、園児の安否の確認や園の状況を聞き、怪我や園舎の被害はなく、また園バスも最後のコースが出発し、くまキッズ(預かり保育)の子ども達が残っていますとの報告を受けました。安堵して、会合場所まで行きましたが、交通網が止まり、船橋市内まで行けない人が出てきたため、急遽会合は中止になりました。
私も園に戻ろうとしましたが、JRや京成とも運転が中止しており、しばらく回復の見込みがないとの放送でした。その時点ではかなり大きな地震のために線路の安全確認が済み次第再開するだろうと思い、駅構内で待機していました。しかしそのころには園に電話で連絡してもつながらず、そのうち東北で大きな地震があったらしいと待っている人から聞かされて、旧式の携帯電話の私はワンセグが写らず、急遽テレビやパソコンが使えるマンガ喫茶店を見つけ、初めて入りました。
テレビで見ていると、思っていた以上に地震による被害や交通網の復旧が難しいため、しばらくは帰るのが難しいかなと思いながら、待っていました。幸い翌日が土曜日で、また園舎や園児も被害がなく、また家人の実家が市川市内なので、いざとなったら佐倉はともかく市川でしたら歩ける距離なので、覚悟していたように思います。
またマンガ喫茶店は泊まることもできることを知り、それでもいいかと安堵したように記憶しています。
夜、夕食をとるべく街に出ると、たくさんの人であふれかえり、また国道を列をなして歩いている人を見かけました。またコンビニエンスストアーはほとんど商品(特に飲食物)が売り切れていたようです。また駅の地下街にも待っている人であふれていました。
喫茶店でまんじりとしない一晩を過ごし、翌日の昼頃に運転再開したJRで帰宅しました。
当時は卒園式を控えており、また余震情報や計画停電またインフラの心配もあり、そうした対応で園を3 日間臨時休園してから、再開しました。
千葉県も津波による人的物的被害や液状化現象の被害がありました。
熊本地震もそうですが、日本はいつ天災があってもおかしくありません。子どもの命を預かる大切さを改めてかみしめたいと思います。
昨日、外出先の上野で見かけた夜桜です。
- 2018/03/11(日) 14:52:37|
- その他
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8日(木)は桃1組、9日(金)は桃2組がそれぞれ音楽劇でともに楽しんだだるま2体と一緒に記念撮影をしました。
劇が終わった今でも各クラスにそれぞれ鎮座しているだるまに、登園すると挨拶したり、撫でている子どもたちもいるようです。
すっかりクラスの一員のとしてなじみ、親しまれているようです。
そんな思いを写真で思い出として残しました。
桃1組

桃2組

- 2018/03/10(土) 14:45:02|
- 保育のひとこま
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音楽劇が終わるまで遊戯室が各クラスが交代で練習する関係で、卒園記念品としていただいた木製の大型積み木で遊ぶ機会がなかなかありませんでした。
先ずは年長青組と緑組2クラスで心おきなく存分に遊ばせていただきました。
子ども達も披露して、よくわかっていたので、歓声をあげて遊び始めたようです。2月6日のブログにお披露目の様子を掲載しています。
幼稚園教育の醍醐味のひとつは友達との協同遊びを通して、学ぶことです。
言葉を交わすことで言語の発達、相手の気持ちと自分の気持ちを学ぶ社会性等家庭や習い事では学べない勉強が楽しめます。
新品は木目の美しさがひときわ目立ちます。




- 2018/03/08(木) 19:54:13|
- 保育のひとこま
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今日は昨日までは打って変わって寒い1日でした。明日も寒く1日中雨も降るようです。
子ども達は寒さなどどこ吹く風のように、砂場では滝の水を出しては楽しんでいます。
長縄跳びや縄跳びまたサッカーボールで楽しむ風景も見られます。
先日年長組のある女児が「園長先生、園庭でも遊べるのもあと○〇日だね」と一瞬ドッキとなることを話してくれました。
卒園式もまだまだ先と思っていたら、いつの間にか3月です。
卒園式まで今日を入れてあと12日間です。
春夏秋冬、1年中水遊びで賑わう砂場です。


広場には劇で使った大道具が並びました。
土俵で相撲をとったり、鳥居の前にはお供え物があるようです。

「こんにちは」と思わず挨拶して、撫でたくなる達磨です。しばらく滞在されるようです。お会いになりたい方は、今のうちにどうぞ。
記念撮影もどうぞご一緒に、喜んで。
- 2018/03/07(水) 18:34:05|
- 幼稚園の風景
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今日は平成29年度「のびのびすくすく」最後の1日でした。第1週、第2週合同で行い、「旅立ちコンサート」と称し、この1年間ののびのびすくすくを閉じました。登録者の9割の方が参加され、盛況のうちに終えることが出来ました。
参加された皆さんからも「楽しい時間を過ごせました」、「参加者同士の昼食時間」、「園庭でたくさん遊べたこと」を感謝してくださった方もいます。
少子化の中で、少しでも園児獲得のために言葉は悪いのですが、入園を前提に囲いこむような形で1歳児や2歳児の子どもを未就園児教室のような形で獲得するやり方には、個人的にはどうしてもついていけません。
他園の理事長(法人経営者)達からは「本当に経営下手で人が好すぎると」時には皮肉を込めて揶揄される時があるのですが、不謙遜に聞こえるかもしれませんが、園の教育方針を理解してくる人が来てもらえるのが一番だと思います。
未就園児教室は、本来は子どもを3歳児入園につなげるものではなく、こうした教室に参加することで入園前に慌ただしく見学して早急に決めるよりも、1年間通うことで園がより見えてきます。そうした中で入園に際し、市内の私立や公立の良き選択の情報とした方が理にかなっていると思います。
気をつけていただきたいのが、保護者の皆さんの中で未就園児教室に通園したほうが、園に慣れてスムーズに子どもに入園するように思う方がいますが、全く別問題です。
幼稚園の園生活は4月入園してから、はじめてその幼稚園に入園して徐々に慣れるようなカリキュラムを組んでいます。ご安心ください。
常々話すように学校は税金で助成されています。税金を還元する意味でも、日々子育てしながら、悩んだり頑張っている保護者の皆さんにそうした情報を自然な負荷をかけない形で知ってもらうことも大事な親子支援だと思います。
またこうしたのびのびすくすくに参加して、子育てしている親同士の子育て情報交換の場や悩みを打ち明ける場また喜びを分かち合う場にして欲しいと思います。
是非色々な幼稚園で実施している入園を前提としない未就園教室に通われながら、入園情報として大いに活用してもらいたいと思います。
毎年本園の「のびのびすくすく」に参加されながら、他園に入園される方もいらっしゃいます。でもそれも自由ですし、入園への魅力が伝わらなったのは、私の責任です。
平成30年度もほぼ今年度と同じような形で、5月から開講します。資料は本日のびのびすくすくに参加された皆さんにはお渡ししました。在園生の方には明日お持たします。また近くHP上でも掲載します。お問い合わせいただければ、郵送も可能ですので、園までご連絡をください。
申し込み人数は今年と同じく月の第1週20組、第2週20組の計40組です。時間は午前10時~午後12時30分頃
一般の方は4月5日(木)受付開始で、5月から始まります。
詳細は案内書を熟読ください。来年度もどうぞよろしくお願いいたします。
4人のスタッフでコンサートを行いました。

演目
・さんぽ
・ディズニーメドレー(3曲)
・夢をかなえてドラえもん
春の季節にちなんで、一足早く桜の花が舞い始めます。音楽に合わせて子ども達が自分の心の表現を思い思いに楽しみます。


桜の花が舞い降ります。


桜の花びらを集めて、透明の袋に入れて遊びました。


昼食後は、のびのびすくすくのスタッフが演目を変えて、在園生にもコンサートを開いてくれました。
- 2018/03/06(火) 22:49:38|
- 子育て支援
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ここ数年は私の音楽劇発表会での唯一の仕事は劇のテーマにちなんだお菓子を見つけることです。
子ども達も喜んで食べてくれたようで、何よりです。
年少組と年中組は劇を終えて、教室に戻ってから食べたようです。年長組は劇を演じる前に、成功を誓い食べたようです。
桃1組・桃2組
中味は餡が入つた達磨の人形焼きです。

黄組
相撲の聖地国技館内で売っているようです。8種類の相撲力士の絵柄が楽しいですね。

赤組
クジャクのお菓子がとうとう見つからず、急遽取引のあるお菓子屋さんにお願いして、どら焼きにクジャクのイラストを別に添えて、焼き印にしてもらうようにお願いしました。私にとっても思い出深いどら焼きです。

青組
ご存じの方も多いとも思います。昔からある著名なお菓子です。

緑組
「しゅりけん」をかたどった堅焼きのお菓子です。忍者の里で有名な伊賀産です。

- 2018/03/04(日) 12:11:58|
- 行事
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今日も暖かな1日でした。お蔭様で無事に終えることができました。残念ながら全員での参加ができず、年少組で1名、年中組で4名が欠席しました。ただ唯一の救いは園での最後の舞台になる年長組が全員参加できたことです。
今年も来賓として佐倉市内の幼稚園の先生、リトミックや子育て支援事業「のびのびすくすく」の非常勤で音楽講師をしてくださっているM先生、旧職員で年長や年中の保育にかかわってくれた3名の先生また実習された学生さん1名の来賓をお迎えして、力強い応援をいただくことができました。
ご多用の中、遠路ご足労いただき感謝申しげます。
特にOBの先生達は今の年長組が年少時代や年中組の担任していた先生達だけに、それぞれの子どもたちの成長ぶりに成長に驚いていたようです。
またあいにくの手狭な会場でしたが、最後まで子ども達の演技を温かく見守り、応援してくださった保護者の皆様にもこの場をお借りして改めて感謝申し上げます。昨日のブログでも少し触れさせていただきましたが、園児達の気持ちを考えると常日頃から練習して慣れ親しんだ遊戯室が一番適していますし、発表する場としてこれ以上ふさわしい場所はありません。ご賢察ご理解に深謝します。
ある来賓の方が、子ども達がのびのびと楽しそうに演技している姿が印象的で、雰囲気が温かく感じましたとお話しされていました。これもひとえに保護者の皆様のお気持ちがそうした雰囲気を醸し出し、空気感を作ってくださるお蔭と感謝します。
空気感は目には見えませんが、園児たちはそうした空気の中でいつも過ごすだけに、とても大事なことです。
今年もまた2部制にしてそれぞれの部で年少(3歳)、年中(4歳)、年長(5歳)の年齢ごとによる成長の違いを「劇」をとおしてご理解いただけるように演目を組みました、実際にご覧いただき、いかがでしたでしょうか。
あいにくの拙い滑舌の悪い司会で、お聞き苦しい点も多々あったかと思いますが、席上で申し上げましたように、園の音楽劇への思いはプログラムの冒頭に書かせていただいた「音楽劇発表会にあたり幼稚園からのメッセージ」の中に、書かせていただきました。見ただけで、思わず引いてしまいがちな長文に飛ばしてしまう方も多いかもしれません。このブログでも時々長文です。(笑)
劇をご覧になった後に、機会ありましたら再度ご一読いただけると、ありがたいです。
席上でも触れましたが、私は子ども達に幼児期に必要な勉強をたくさんして欲しいと願っています。年長組の園外保育も学びのひとつです。
これからも子どもたちに色々なことを学べる環境作りに頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
私自身ご好意でそれなりに色々な園の発表会を見聞し勉強させていただく中で、劇をとおして「子ども達は何を学び、成長するのか」といつも自問自答してきました。従来の良くある劇や大人の感覚(目)でのみ評価しがちな劇について、いつも「子どもは本来はその年齢にあった伸ばせる力があり、園や大人の都合でつぶしてはいけない」という思いをもっていました。市販されたCD劇にあわせたり、時には夜なべをしながら作ったきらびやかな衣装を着たり、自分の立ち位置まで細かく指導されたり、一糸乱れぬ振り付けまた園生活とかけ離れた題材を使う劇は、日々の練習と先生の厳しい言動を使えば可能です。でもそこには、子ども達の生き生きとした表情やさせられている感じが見えがちです。主役はあくまでも子どもです。
また衣装作りで疲労困憊するスタッフやそうした身につけるものがクラス担任の評価になりがちな劇はどうでしょうか。
本来の子ども達の持つ特性を考えた時に、劇を通してもう一歩成長ができることが可能です。ご覧いただいたように園や保護者のための劇ではなく、自分たちの劇という思いが今日演じた園児達の表情や動きからも読み取っていただいたことと思います。
自分たちが作り上げた劇だからこそ、お互いに戒め合ったり、注意したりまた年長になるとこうしたイメージの曲が欲しいと話すと思います。
また練習の時と雰囲気が違うことで、少し様子が違った子どもさんもいましたが、こうしたことも子どもさんの成長過程のひとつとして温かく見守っていただければありがたいです。
今日の劇の出来栄えもさることながら、この場に至るまでの過程やそれを通しての子どもさんの成長ぶりに目を向けてあげることも大事です。劇で使用した曲は間奏や効果音を含めて全て劇中の子ども達の表現するイメージに合わせるため、園独自のオリジナルの作詞作曲です。作詞はクラス担任が中心となり、作曲は本園の専任音楽講師が担当しています。特に年長組のエンディングの曲には、作詞したクラス担任が途中で退園し一緒に卒園出来なかった子どもたちへの思いやクラスの絆またこれから卒園して小学校へ進級する子ども達への未来を切り開いていく激励へのメッセージも込められています。
今はとかく見えるものだけに価値や評価を求めたり重視しがちですが、人間がともに生活をしていく中で、目では見えにくいが、豊かな社会を送るうえで大事な価値(友情や命)の素晴らしさを歌詞に謳っています。
このことは幼児が初めて集団(幼稚園)としての園生活の中で育んで欲しいという思いでもあります。
副園長兼専任音楽講師のK先生はこの期間は文字通り寝食を忘れて曲作りに没頭し、またクラス担任も限られた期間で曲をマスターしなくてはいけません。それだけにやり終えた今、充実感とほっとした気持ちが交差していることと思います。スタッフにとってはある意味大変な作業ですが、子どもへの思いと日々の子ども達の成長する姿が原動力だと思います。 また各担任は1月~2月は日々遅くまで残り、劇に向けて頑ってくれました。
年長組や年中組の劇は子ども達同志の話し合いを通しながら作り、時には担任が整理したり方向性を示唆したり、また子ども同士で折り合いをつけながら考えていくため、かなり試行錯誤をしたようです。
大人から見れば「劇を作るうえで話し合う」ことは一見なんでもないように思われがちですが、4歳、5歳の子ども同士が話し合いながら作ることは正直難しい面も多々あります。その土台は日々の園生活の中で友達同士が関わり、人間力を育まないと、話しあったり劇のイメージを共有することはできないと思います。
実は日々の人間同士のつきあいがないとこうした劇は作れません。
私は「行事のため保育ではなく、日々の保育の延長上に保育がある」とお話していますが、真意はそうしたことにあります。
そして自分達で劇のイメージを膨らませ、調べたり学んだりしていく過程を経て、作り上げることで園児にとっても「劇」を自分達自身で演じる大事なものとしてとらえ、役にのめり込んでいける気持ちをもつことで、舞台での演技の表現につながると確信しています。 このブログでも取り上げましたように、青組は都内のお台場にある船の科学館、緑組は大多喜町の千葉県立中央博物館大多喜城分館に出かけたり、佐倉藩に伝わる立身流師範の2名の武芸者(免許皆伝)の方にお越しいただき、実物の刀を使って試し切りや剣術また四寸鉄刀(しゅりけん)を使った技等立身流演武を見せていただきました。
また今回の各クラスの劇の小道具材料の段ボールは佐倉市内工業団地にあるレンゴー株式会社佐倉工場様より、地域(学校)のためにということで、無償でたくさんわけてくださいました。記して深謝申し上げます。
これからも前述しましたが「自ら学ぶ力をつけ、学ぶ力を育める幼稚園」を目指していきたいと思います。狭義の「勉強」ではなく意味のある勉強が育める園を目指していきたい思います。
幼児だからこそきちんと向き合い、子どもだからと見下げたり、親受けだけするような保育には常々疑問を持っています。園生活はあくまでも子どもが主役であり、大人(保護者)ではありません。
今年の劇をご覧いただき、お気づきの点など教えていただければ嬉しく思います。そうした建設的な意見をいただけることは、保育へ還元される幼稚園への応援メッセージであると、常々前向きに考えていますので、是非ともクラス担任あてに忌憚なく教えていただければ嬉しく思います。
今日のこの劇を演じてくれた園児たち
温かな応援をしてくださった保護者の皆様
応援に来てくださった来賓の皆様(劇終了後には、1時間近く色々な視点から教示してくださいました)
劇のために力を貸してくれたたくさんの皆様
全ての皆様にスタッフを代表して御礼申し上げます 。
- 2018/03/03(土) 17:18:04|
- 行事
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今日も暖かな1日でした。午前保育に日課変更し、午後からは明日の劇の舞台作りを行いました。子ども達にとっても普段練習している場所で本番の舞台を演じることができるのは何よりの子どもたちへのサポートです。
毎年のことながら、手狭な会場になり申し訳ありませんが、保護者の皆さんのご理解とご協力に感謝いたします。
最近「保育サービス」いう言葉を時々目にします。また研修会でそうした言葉を使う講師の方もいます。そもそも教育の世界にサービスという言葉に違和感を持つのは私だけでしょうか。「保育サービス」という言葉を使うなら「子どもの最善の利益」という言葉に置き換えたほうが、まだしっくりします。
サービスが子どもよりも保護者を優先してしまうと、教育が教育でなくなる恐れがあります。
私は「大事な愛する子どもに質の高い教育環境を用意すること」が親への一番のサービスと考えています。
そのためにこのブログでも小園の教育方針を現場での実例を基に掲載したり、お話しさせていただいています。
私は常々「何故佐倉城南幼稚園ではこういう教育をするのか」という質問や疑問にお答えするのは、無上の喜びです。あくまでも視点は子ども達への最善利益が優先です。でも「教育に絶対はないし、100%正解」はありません。それはまた違った意味で怖いものです。
行事を行う場も同じことです。子どもさんにとっては、いかなるどんな理由をつけようとも、常日頃から練習して慣れ親しんだ場で本番を迎える方が力を発揮できます。断言できます。
諸事情があるにせよ、自園以外の公共施設等を使ったりすることは、果たして子どものためという理由でしょうか。
仮に自園で入り切れなくなってきたらどうするか、たぶん各家庭ごとに人数の入場制限をお願いすると思います。一番の優先はもちろん園児の親と兄弟です。
幸い、いまだにそうしたことはしたことがありません。ただ少子化で園児ひとりに対して、お見えになる方が双方の祖父母の方を含め、増えてきており、園児数に比べ、観客が増えているのも事実です。大勢の方が応援してくださるのはありがたいのですが、一番肝心な親がゆっくり落ち着いて見てもらえないのもまた困ります。悩ましい問題ですが、自園の遊戯室で発表するスタンスだけは維持していきたいと思います。
なお本日予定していた私からのささやかなプレゼントは明日に延期になりました。もちろん園児たちには秘密にしています。午前保育ですとどうしても時間が限られ、ゆっくり味わえない恐れを考慮しました。やはり子どもたちのことを一番よく知っているのは、現場の先生たちです。自分の早まった思いに対して、先生達からのアドバイスはありがたいです。
明日はそれぞれの子どもさんなりに、精一杯持てる力を発揮して欲しいと願っています。
1部
1「おてらの だるま」・・・・・・・・・・・もも2
2「たぬきと むらびとの ちからじまん」・・・・き
3「かいぞくの ぼうけん」・・・・・・・・・・あお
2部
1「おてらの だるま」・・・・・・・・・・・もも1
2「さんぞくと こどもたちと もりの きれいな たからもの」・・・・あか
3「たいせつな なかま~にんじゃのものがたり~」・・・・・みどり


- 2018/03/02(金) 19:55:03|
- 幼稚園の風景
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今日は朝の登園バスは急速に発達した低気圧の通過による警報を鑑みて、1時間遅れで運行しました。幸い当初の予報よりも早く抜けたようで、正直肩透かしのような感もありますが、あくまでも結果論です。
午前7時前後の暴風雨に近い天気が続き、登園時間と重なり、子ども達が不慮の事故でもあったら元もこうもありません。自然を必要以上に恐れる必要はありませんが、謙虚に向きあいながら、園児の生命の安全を第一にこれからも園運営を考えていきたいと思います。
今日は春爛漫を思わせる春の陽気でした。明後日のひな祭りを前に全園児で自分たちで作ったひなあられをいれる容器を学年ごとに作り、ひなあられと白酒の代わりに乳酸飲料で楽しみました。
ホールには七段の段飾りを飾り、園児達の健やかな成長を願っています。
時折園児達が「お内裏様とお雛様・・。」と歌いながら、職員室前の廊下を歩いていきます。
桃の花が咲き、菜の花が咲く風景に、早く「春」」がこないかなと、時折春にちなんだ歌を独り口ずさんでいます。
今年の冬は例年に比べ、より厳しい冬だったように思いますが、いかがでしょうか。春の暖かさを待ち焦がれながら、子どもたちと初春の風景を楽しみたいと思います。

クラスごとに、ホールに飾ったひな人形を園児達に見せ、「うれしいひなまつり」の歌詞にちなみながら、お内裏様、お雛様、三人官女、五人囃子、雪洞、菱餅や白酒等飾られているものについて説明します。


雛あられは子ども達にも人気なようです。乳酸飲料(カルピス)も美味しかったようです。
- 2018/03/01(木) 18:27:28|
- 幼稚園の風景
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