fc2ブログ

園長ブタゴリラ☆ブログ

安全運転者管理者研修

昨日11月29日は千葉市市民会館で実施された平成28年度安全運転管理者対象の1日研修でした。安全運転管理者対象の研修は1年に一度法律で義務付けられています。一定台数以上の使用する事業所において、事業主や安全運転管理者等の責任を明確にし、安全運転を確保するために、安全運転管理者制度が設けられました。当学園では私が管理者になっています。佐倉地区や隣接する市町村でも講習はあるのですが、なかなか日程があわず、ようやく受講することができました。

毎回受講しながら思うことは、車はとても便利で人間が生活するうえでも欠かせない乗り物ですが、交通事故は決してなくなることはありません。私を含め、常日頃はどこか交通事故はついつい他人事の様に思い、自分とは関係ないと思いがちですが、いつ何時些細なことが原因で加害者にも被害者にもなる可能性があります。
こうした研修を受講するたびに、改めて事業所の最高責任者として送迎用の園バス2台を運行しているだけに、身が引き締まる思いです。運転手には安全運転第一と常々話し、運行時刻も焦らないように余裕をもって組んでいます。また保護者の皆さんの利便性と震災等の際を考慮して園バス位置情報システムを取り入れているのはご紹介した通りです。幸い本園は園バスをご利用してくださる保護者の皆さんのご理解のもと、あまり狭い道や住宅街の奥までは運行しないようにしています。出産前後等のなんらかの事情がなければ自宅近辺までの送迎はしていません。

話しは少しそれますが、「保育サービス」という言葉を近頃聞く時があります。園経営に関わる研修にいくと、たまにサービスの一環として自宅送迎を売り物にすすめる研修に出会うことがあります。私などはそうしたことを保育サービスということで置き換えることに違和感を感じますが、少子化の中、園を選ぶ保護者のニーズが一番大事であり、学校はそうした民間企業なら当たり前にしているようなことすら、便宜を図っていないと指摘する講師もいらっしゃいます。
以前、某研修でそうしたサービスと教育の関連が良く理解できない私は経営者として失格であると判定されました。(苦笑)
「保育サービス」という言葉を使うのは自由ですが、サービスをすることで失うものと得るものを考えた時に、常々話すように「子どもの最善の利益」をこれからも判断の基準にしようと考えています。
もちろん、そうした基準が我田引水にならないように、これからも自省しながら学ぶ気持ちを持ち続けたいと思います。

さて研修の内容は多岐にわたっていましたが、話しの中で千葉県は昨年度平成27年度の交通事故による死亡者数は180人で全国ワースト3位だそうです。そのうち亡くなられた方の半数以上を65歳以上の高齢者が占めています。また発生件数は18,650件で負傷者数は23,262人です。負傷者とひとくにいっても中には身体の機能が元のように戻らなかったり、脳障害になったりまた寝たきりになる方もいます。

交通事故による死者数の多い県
ワースト1位 愛知県213人
ワースト2位 大阪府 196人
ワースト3位 千葉県 180人
ワースト4位 神奈川県 178人
ワースト5位 北海道 177人

私も車の運転歴は35年以上になります。若い20代前半にバイクで確か15キロオーバーの速度違反と同じく免許取りたての時に駐車違反の道路と気づかずに駐車違反で一度切符をきられたことがあります。それから30年以上無事故無違反ですし、1種免許は園バス運転に必要な大型またけん引免許(トレーラー)や大型特殊を含め全て所持していますが、やはり自分の運転を過信したりすることが油断を呼び、大きな事故につながると思います。「運転すると人柄が変わる」という言葉がありますが、むしろ逆で「運転するとその人柄が出る」と理解したほうが良いと思います。
事故は一瞬です。このブログを読んでいる皆さんもくれぐれも交通事故にあわないように気を付けてください。昨日の研修の中でも講師の方が事故によっては、家庭が崩壊することもあるそうです。まして飲酒運転で事故を起こしたらすべてが終わります。
また研修の中で日野市にある「いのちのミュージアム」の話がありました。機会があったら、一度訪問してみたいと思っています。

平成28年度(一般社団法人)千葉県安全運転管理協会 交通安全年間スローガン
「こんばんは 早めのライトで ごあいさつ」
  1. 2016/11/30(水) 19:40:35|
  2. 研修
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

花束

降園の園バスを待っている園児達の手にはそれぞれ花束があります。
思い思いに紅葉の葉を拾い集め、花紙とリボンでラッピングしています。
「誰にあげるの」そんな野暮な質問はご法度です。気持ちを花束に託す心がかわいいですね。

DSC_0051 (800x534)
  1. 2016/11/28(月) 19:11:30|
  2. 幼稚園の風景
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

映画『小さな園の大きな奇跡』

昨日は久しぶりの土曜日休みでした。以前から気になっていた映画を見にいきました。今は子ども達も自宅から出ていき、家人を誘ったのですが、にべもなく断られました。「たまには どうぞ おひとりで ゆっくりと 楽しんできてください、私は実家に行くので、帰りに待ち合わせましょう」と仰せられ、私はただうなずくばかりです。
無事に外出許可もいただき、後は先立つものをいただかなくてはいけません。普通のサラリーマンですと昼食代としてお小遣いをもらうのでしょうが、ご承知のように弁当もしくは給食のため、昼食代はかからない、しかも園長先生たちの間でも人気があるゴルフをはじめお金を必要とする個人的な趣味は全くなく、しいて言えば本代と今日のように映画鑑賞又は愛犬の散歩ぐらいです。また幼稚園と自宅は基本は自転車か徒歩また途中立ち寄るところもありません。土日の休みも仕事でつぶれることも多く、当然ながらお金を使う時間もありません。そうした諸々の事情から、お小遣いは必要ないと認定され、今日の様に出かける際は三拝九拝して恵んでいただくのが基本です。

さて懐も温かく、『小さな園の大きな奇跡』を鑑賞しました。すでにご承知の方も多いと思います。
香港映画というと、通常はアクション映画を思い浮かべるのですが、こうしたあらすじの映画を製作できるのかと半信半疑に思いながら、見ました。廃園寸前の幼稚園を新しく公募で赴任した園長先生が独りで5人の園児たちと向き合い、園児の保護者や地域を巻き込みながら、「教育とは何か」という本質を語りかけていく内容です。でもそれには日々の一見何気ない園生活の子どもたちの様子を愛情をもって接していく積み重ねが根底にあります。改めて教育とは何かという事を考えさせられた心に染み入る映画でした。
しかも実話に基づいて製作されており、今でもその園とその時の園長先生はいらっしゃるそうです。
普段はレンタルビデオを借用しての映画鑑賞がほとんどですが、久しぶりにスクリーンで見る映画の醍醐味を堪能しました。

良い映画でしたので、帰途パンフレットを買い求め、帰宅してからゆっくり読もうと楽しみにしていたのですが、うっかり電車の車内に置き忘れてしまいました。常々家人からは荷物を二つ以上持つと、注意力散漫なあなたは忘れがちなので、持たないようにと厳命されていたのですが、その禁を破ってしまい、ご覧のとおりです。帰宅後は、想定内でしたが、やはり忘れ物の件でお叱りを受けて、愛犬2匹と一緒にソファで会話を交わしがら、慰めてもらいました。

CIMG0514 (800x600)



  1. 2016/11/27(日) 23:33:09|
  2. その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

合唱

独りで歌を歌うのも楽しいが、皆で歌うことも楽しい。人と人が集まってできる楽しいことを幼稚園生活の中で学び、楽しんでほしい。
今日は音楽発表会のトリの演目である全園児による合唱の練習を舞台で初めて行いました。全園児集まっての舞台練習は恐らく最初で最後です。後は当日の本番を待つばかりです。練習で聞いてもなかなか壮観な合唱風景です。

歌はもちろん「虹のむこうに」です。
DSC_0028 (800x534)

DSC_0032 (800x534)
  1. 2016/11/25(金) 18:32:34|
  2. 保育のひとこま
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

職場体験学習

昨日、今日の2日間佐倉市立佐倉中学校2年生4名の学生さんが職場体験学習に来園しました。2名の卒園生も幼稚園時代の面影こそあれ、心身とも成長したようです。4人とも子どもたちと向き合い、一生懸命身体を使って遊んでくれました。また自分たちから何か仕事はありませんかとスタッフに声をかけていたようです。
昼休みに園児達に綿菓子を各クラスに運んでもらい、放課後は自ら楽しんでもらいました。

4人から了解をもらいましたので、掲載します。後日写真は学校に送りますね。
DSC_0051 (800x534)


  1. 2016/11/25(金) 18:32:11|
  2. 保育のひとこま
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

降雪

今日は千葉県では54年ぶりの11月の雪になりました。前夜から降雪との情報に、積雪して園バスが運行できない場合の対処や予報通り登園時はみぞれで、その後雪になった場合の帰りの園バスは運行できるのか、道路が凍結していないか等あらゆる場面を想定しての対処を自宅で過去の経験と照らし合わせて考え、何時もより早めに就寝しました。
翌日は午前5時過ぎに起床し、テレビの天気予報やインターネットからの天気情報を勘案し、最終的には本日メールでご連絡をしたように、通常の全日保育や預かり保育の実施、園バスも通常運行にしました。幸い佐倉市内は隣接の他市町村に比べ、積雪は少なかったようです。それでも午前中はひっきりなしに雪が降っていて、路地などでは積もったようです。
大人はともかく、子ども達の気持ちを考えると、雪遊びを楽しませてあげたかっただけに、積雪量的には少々残念です。

子どもたちは時々園庭を見ながら、雪が積もらないかなと期待を寄せていましたが。
DSC_0029 (800x534)

園庭も思わぬ雪化粧です。
DSC_0035 (800x534)

DSC_0043 (800x534)

DSC_0038 (800x534)

DSC_0046 (800x534)

DSC_0034 (800x534)
  1. 2016/11/24(木) 14:58:52|
  2. その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

合奏

音楽発表会を2週間後に控え、各楽器のパートごとの練習から全体での合奏による音合わせの練習をし始めています。
昨日の年長組の2回目の合同練習です。
また鍵盤ハーモニカは年長に進級して出会った楽器ということもあり、興味を持つ子どもたちも多かったようです。

DSC_0016 (800x534)

DSC_0013 (800x534)

DSC_0019 (800x534)

DSC_0020 (800x534)

DSC_0021 (800x534)

DSC_0025 (800x534)
  1. 2016/11/23(水) 23:54:03|
  2. 保育のひとこま
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

震災時の対応について

明け方午前6時前に福島県沖で震度5弱の地震があり、佐倉市内でも揺れを感じた人も多かったと思います。園児達の中にも今朝の地震で目を覚ましたと話している子ども達もいました。私も丁度起床したばかりでした。福島県海岸地方の津波警報を知らせるテレビのニュースを聞き、念のために東京電力の福島原発のことが頭をよぎりました。
登園時は雨あがりで、通常ですと園児は外で遊べないために、園庭の放射線量は測定しません。今回は何が起きるかわからないという最悪シナリオを想定して、念のために園所有の線量計で測定するとともに、午前中は福島原発に係る情報に注視していました。ニュースからも安全に問題はなさそうなので、午後から予定していた出張に外出しました。
大切な園児の命を預かっている以上、園としてできる最大限の安全対策を行うのは当然のことと思います。地震で原発の制御がきかず事故になるというシナリオはないとは思いますが、想定外という言葉でひとつで、園児の生命の安全に何かあるような愚は園長として避けるのは当然の責務です。
東日本大震災の時の様に爆発して放射線が大気に飛び散らない可能性がないとも限りませんので、測定を実施しました。
ちなみに午前8時30分過ぎの測定値は下記の通りです。

園庭 0.061
砂場 0.045
畑付近  0,054
池付近 0,052

震災時に、本園は内陸部にあるので津波の心配はありませんが、園児が在園した場合に避難の対処やその情報また園児の生命の情報を園と保護者とで連絡をとりあえ共有できることが大事であり大切だと考えています。
今後ともできうる限り震災に備えて、スタッフで安全について情報を深めていきたいと考えています。

職員室に防災ラジオを置いていて、万が一の際の情報収集に努めます。
P1120192 (800x531)

保護者の携帯電話から園バス位置情報システムのアプリを取得することで、園バスが送迎中はどの地点を走行しているのかがわかり、万が一の際に避難時を含めて、情報が掲示されます。
P1120196 (800x531)

幼稚園(学校関係)の電話は災害時優先電話になっていて、震災時に一般に規制がかかった場合でも、優先的にかけることができます。
P1120194 (800x531)
  1. 2016/11/22(火) 17:43:36|
  2. その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

暖飯器3兄弟からのメッセージ

ブログを読んでくださっている皆さん、今晩は。いつも「園長ブタゴリラブログ」を読んでくださり、どうもありがとうございます。主に代わり、厚く御礼申し上げます。
さて毎年この時期になるとこのブログに僕たちも一度は登場します。本当はもっとたくさん出たいのですが、こればかりはブタゴリラの胸三寸のところがあります。
折角の機会ですので、自己紹介をさせてください。普段は職員室の片隅に鎮座していますが、木枯らしが吹き始めるころになると僕たちの出番がやってきます。
3兄弟ですが、一番後から生まれた末っ子だけは生まれた場所(製造元)は違いますが、基本的な用途は同じです。 名前から少し誤解を受けやすいのですが、保温が主な役割です。また先ほど話した一番下の弟は身体は小柄ですが、保温・保冷機能があり、夏休みの長期預かり保育等にも食中毒を防ぐ意味でも保冷器としても使う時もあります。

僕たちは通常の保温設定温度を60度~65度ぐらいに設定して弁当を保温しています。この設定温度は雑菌の繁殖が少なくお弁当が美味しい最適温度とされているからです。ちなみに保冷の場合は、通常温度は18℃くらいで、この温度はお弁当が美味しい最適温度になり、それ以下ですと冷たすぎて美味しく有りませんし、20℃以上は雑金の繁殖が盛んになるので注意が必要といわれています。 僕達の役割はあくまでもお弁当を雑菌の繁殖しにくい温度で美味しく食べる為のものです。時間も最長で4~5時間が目安といわれています。 また自己紹介の写真をご覧いただいてお気づきのように、保温器から園バスの先生が取り出すときは温める場所により、素手で持つには少し熱い時がありますが(もっとも火傷をするとかの熱さではありませんが)、取り出して教室で配るころには素手で触っても問題ない温かさです。

毎朝年中と年長組はクラス当番4人でクラスの弁当を持って会いに来てくれます。年少組は先生(年少組は先生が二人いるので、担任もしくは副任)が弁当箱の入った箱を持ってきてくれます。そして昼食の時間になる頃に朝と同じクラス当番4人で僕たちが暖めた弁当を教室に運び、クラス当番がそれぞれの持ち主に届けます。
この記事を読んで、興味関心や会いたいという人がいたら、何時も職員室の入り口のところにいるので、是非会いに来てください。とりたてておもてなしはできませんが、僕達もお見えくださると嬉しく思います。
これから3月まで子ども達に温かなお弁当を提供できるように頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

昔ヒットした「団子3兄弟」ならぬ「暖飯器3兄弟」です。

真ん中の一番背が高いのが長男、左が次男、一番右の白い装いが三男、末っ子です。
P1120188 (800x531)

DSC_0055 (800x534)

P1120190 (800x531)

今日の黄組の組当番4人が取りに来てくれました。
P1120144 (800x531)

弁当箱を入れた箱を水平に保ちながら4人で協力して運びます。
P1120148 (800x531)

組当番が教室内で運ぶ様子です。(緑組にて)
P1120164 (800x531)

先生から弁当箱受け取り、友達のところまで運びます。
P1120165 (800x565)

P1120167 (800x565)

P1120172 (800x531)
  1. 2016/11/21(月) 18:15:00|
  2. 幼稚園の風景
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

焼き芋を楽しむ

暖かな小春日和が続きます。今日は風もなく、皆で落ち葉を集めて焼き芋を楽しみました。芋は先日の芋ほりで掘った芋です。

焼き芋のやり方
①芋を選び、水を張ったたらいで洗い、土を落とす。
②水に濡らした新聞紙で芋を包む。
③その上からさらにアルミホイルで隙間がないようにして包む
④灰の中に入れて、焼け具合を見ながら、芋を引き上げる。長時間入れておくと、芋が炭化してしまうので、注意が必要。

①~③までは年長組がしてくれました。
来客続きで、写真でご紹介できないのが残念です。頑張ってくれたようです。

芋を灰の中に入れて、頃合いを見計らって引き上げます。芋の大きさや置く場所によって、微妙に焼き上具合が変わるので、熟練の技が必要です。職員室で事務をしたり、のびのびすくすくを担当しているT先生が焼き芋職人の技を駆使して、美味しい焼き芋をご馳走してくれました。

*焚き火で焼き芋をする場合は佐倉市環境保全条例の遵守も大事なことです。今回も焚き火を使った焼き芋は学校教育法に規定される学校としての教育活動の一環として行っています。
P1120118 (800x531)

これから灰の中にいれます。
P1120100 (800x531)

美味しそうに焼けました。
P1120102 (800x531)

包んでいたアルミホイルをとると、こんな感じで出てきます。皮をむくと、ほっこりとほかほかに焼けています。
P1120116 (800x531)

こんな感じで焼けました。芋の甘味が広がります。
P1120111 (800x531)

P1120112 (800x531)

昼食後、年少組は大型絵本の読み聞かせがあるために、保育室で食べました。年中組と年長組は屋外で思い思いに好きな場所で食べていたようです。
焚火の周りで時には煙で目がしみながら食べたり、遊具に陣取って食べたりと、それぞれ思い思いに焼き芋を満喫したようです。
P1120109 (800x531) (2)

P1120108 (800x531)

P1120121 (800x531)

P1120114 (800x531)
  1. 2016/11/18(金) 16:54:21|
  2. 幼稚園の風景
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ