今日は10月31日がハロウィンは本来は古代ケルト人の収穫祭と悪霊を追い出すのが起源とされています。日本でも秋祭りは農作物の収穫が出来たことを神に感謝し、五穀豊穣を祝います。
何故ハロウインで仮装するのは死者の霊がやってくる時に、人間に害をなす精霊や魔女なども姿を現すと考えられ、その対策として「精霊や魔女等と似たような格好をして、人間だと思われないようにしよう」ということから仮装したと伝えれています。
子ども達は変身したり仮装することは大好きです。前回このブログでも身につける衣装を楽しそうに作っていました。日本のハロウィンもどちらかというと信仰的な要素よりも、仮装して楽しむ行事的な要素が強いかもしれません。
先週28日(金)に皆で楽しんだパーティ―の様子です。当日の様子はフォトクリエイト社のカメラマン2名で撮影、後日インターネット販売を予定しています。
園バスも少しだけハロウィン仕様のバスに変身です。




着飾ってクラスごとに撮影しました。

グループで遊戯室に作られた魔女の住む森の中へ出かけます。年長組又は年中が年少組と手をつないで一緒に行ってあげたようです。


室内に入ると薄暗い闇の中で何か気配がします。
写真は雰囲気を損なわないために、フラッシュ撮影をしていません。感度をあげていますが、薄暗いため限界があり、ぶれたりしている写真がほとんどですが、ご了解ください。


お化けがス―プを作っているようです。中味はカエルのようです。




天井ではお化けたちが音楽に合わせて踊っていたようです。ぶれているので輪郭がわからず、ごめんなさい。


最後の出口では「トリック オア トリート」というと、魔女が「おどかさないでね」といって、ハロウィンにちなんだ飴をあげたようです。入り口からここまで色々な冒険をしながらたどり着いた勇気を称えたようです。





着飾り、仮装した子ども達が交代で三々五々職員室にやって来ては「トリック オア トリート」と賑やかに叫び、その度ごとに私が「後でお菓子をあげるから 驚かさないでね」と話します。
昼食を食べたころを見計らって、お菓子を持って各保育室を訪れました。行くとまたもや「トリック オア トリート」の声が響きます。
「お菓子をあげるから、もう驚かさないでね」と持参したお菓子を配りました。




持参したお菓子はハロウィンにちなんだ絵柄が描かれているマシュマロで、中味にチョコレートが入っています。

皆で「仮装すること」を楽しんだ1日でした。でも一番楽しんでいたのは私(園長)かもしれません。来月11月12日(土)の「オータムフェスタ2016」のイベントも劇、ワークショップ、ビンゴ、ペンシルバルーン、、スーパーボール掬い、綿あめ、駄菓子と盛りだくさんです。
誰でも遊びに来れますので、良かったどうぞ遊びにいらしてください。2日は午後からおやじの会のひとりのおやじと錦糸町の問屋に買い物に行く予定です。楽しい日々で夜も眠れない。(笑)
ハロウィンパーティー番外編
普段は園でも一番高貴な方で、謹厳実直真面目な方ですが、こうした遊び心をお持ちのようで、スタッフにその腕前を披露してくれました。掲載がわかると削除命令が出る可能性もあるので、今だけかもしれません。後が怖く、もしかしたら家から追い出されて、敷居を跨げずに路頭に迷うかもしれません。その際は温かな施しをくださいますように、この場をお借りしてお願い申し上げます。

- 2016/10/31(月) 17:29:24|
- 保育のひとこま
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
本日、つれあいと久しぶりに訪れました。来月の「オータムフェスタ2016」でいわむらかずおさんの絵本を使って、ピアノ演奏と読み聞かせの絵本や園児を対象にしたプロジェクターを使っての絵本の読み聞かせのための使用許可の申請書類の提出も行いました。FAXや郵送でも良いとのことですが、企画展「絵本の花と鳥」を楽しみにしていました。
著作権があるので、プロジェクターで投影する際は絵本は一切加工しないことや有料ではなく無料で子どもたちのためにするのが礼儀です。
昨年も読み聞かせの件で申請許可をお願いにお邪魔した際に、偶然いわむらかずお氏ご本人がいらっしゃり、その場で自ら書類に目を通されながら、子ども達のためならと快諾してくださいました。
園にも14匹のシリーズは全冊揃えていますが、読むたびに新しい発見があります。子ども達への読み聞かせにもお薦めです。
紅葉も色づき始め、暮れゆく秋の一時を楽しみました。
何度訪れても、里山の自然を楽しみながら、ゆっくりと過ごせる素敵な場所です。








全景

*絵本の読み聞かせ風景・・・詳細は2015年(平成27年)6月21日付のブログの記事をご覧ください。
- 2016/10/30(日) 22:27:17|
- その他
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
今日の午前中、約1時間ほど2回目の平成29年度入園にむけての説明会を行いました。
土曜日ということもあり、ご夫婦やお父さんのお姿もお見かけしました。貴重なお休みの時間を使ってご参加いただき、どうもありがとうございました。
約j1時間弱、幼稚園教育について「幼稚園教育の基本」というレジメを基にお話させていただき、その後本園で大事にしていることや特色また入園に際してよくいただくご質問についてお話させていただきました。
最後に個別に質疑応答の時間をとらせていただきました。参加された皆さんが熱心に聞いてくださり、大変ありがたく思っています。
途中、パワーポイントも使い、給食の説明や常日頃の園庭で遊ぶ様子の動画もご覧いただきましたが、操作に慣れておらず、もしかしたら、お聞き苦しい点もあったかもしれません、この場を借りしてお詫び申し上げます。
本日でお伝えしたことやお伝えしきれなかった補足を含めて以下に書かせていただきましたので、よろしければ入園選択の際の参考のひとつにしていただければ幸いです。
幼児期はある意味人生の黄金期です。慈しんだ家庭を離れて、初めての社会集団の中で、子どもが子どもらしく、自らが主体的な活動を通しながら、学べる最良の時期です。それ故、幼児教育は植物の根や建物の基礎に例えられます。見えませんが、大事な部分です。
佐倉市内には私立10園、公立3園の幼稚園があります。このブログでもお話ししていますが、幼稚園は文部科学省の管轄にあり、
家庭を離れて初めて出会う学校であり、幼稚園教育要領に準拠して行われますが、内容や保育は全く違います。
それだけに噂や口コミを鵜呑みにするのではなく、できるだけご自身の目で見学されて、子ども達の様子や園の雰囲気や先生の対応等を見学させることをお勧めしています。
幼稚園に通園するのは子どもさんです。保護者ではありませんので、子どもさんの視線(立場)で考えられると、子どもさんにとっては何より嬉しいことだと思います。
・本園が大事にして育てたいものは「命」や「心」です。決して目には見えませんが、世界で一番価値のあるものです。お金では買えません。その価値を知り、大切に育む気持ちは友達との遊びから生まれます。特に「人とかかわる心」は集団生活の中でしか学べません。
・幼稚園は家庭や塾では教育できないことを学ぶ場。
・幼稚園を教育情報誌が「のびのび系」とか「お勉強系」とかで区別しているが、まったくナンセスです。幼児の園生活は全てが遊びであり勉強である。屋外でしか出来ない勉強(遊び)や机の上でしかできない勉強(遊び)があり、園生活の中でそれを子ども達にどのような形で学ばせていくかが大切。大人は何か机に座っていることを勉強としてつい見がちですが、幼児教育は違います。
一例としてこの時期は園庭にたくさんの木の実、例えばどんぐりが落ちているが、どんぐりはあくまでも総称であり、本来は椎、樫、クヌギ、アラカシ等きちんとした植物名がある。園児が拾ってきたどんぐりを先生が図鑑で調べることを示唆したり、3歳児のように年齢によっては一緒に見ながら、植物名を教えてあげることで興味を持たせていくことが学びである。どんぐりで終わりにしてはいけない。環境による教育又は屋外と室内の学びの連携の一例です。また集めたどんぐりの数を数えることで数に関心を持つことができる。そのどんぐりをままごと遊びで使うことで、ケーキをつくったり料理に使うことでまた幅広い学びにもつながります。
一見大人にとっては何気ないことでも、幼児にとっては計り知れない学びになります。そうしたことが小学校での学びにつながります。本園は学べる環境を重視し、各保育室に図鑑を常備しています。
*写真参照
・はじめての幼稚園だけに子ども達がぞれぞれに楽しい思い出深い園生活を経験させてあげたい。先生が主導するのではなく、自らが行えること。それには友達と一緒にドラマ(実体験)作れる園環境も必要。そうした園生活での思い出は「原体験」と呼ばれ、今心身の成長するうえで大事ではないかと注目されています。人とかかわることで学べる原体験をたくさん作って欲しい。
・幼児教育の大事な学びのひとつに、人間関係を育てるすなわち心のやり取りを学ぶことがあります。それには友達同士で遊びこむことでしか人間同士の心を育むことはできません。それがある意味幼児教育の醍醐味です。家庭や塾では決して学ぶことはできません。
友達同士で色々な経験をする中で仲良くなり時にはけんかもするかもしれません、でもそうした経験を重ねて、人間の付き合いの基本を学びます。友達の良さや自分が必要な人間また愛される喜びを知ります。こうしたことが青少年期に活きてきます。
毎日連続して1時間はそうした環境が必要です。そうした環境がないと遊び込むこともできず、お互いに心のやり取りができません。
説明会でお伝えしたように、連続した時間が確保されないと、遊びが展開できません。同じ30分でも15分を2回と連続した30分ではそこで学べる質が違ってきます。
人間は集団の中で生き、社会を構成していきます。独りで生きていくことはできません。人間関係が上手くいかないと生きる力はもとより、人間関係が気になり勉強もおろそかになりがちです。家庭はもとより地域の子ども集団が希薄した今、とても大事なことだと思います。
・自立と自律を大事にする。
→自ら色々なことを経験する場。園が何かをしてくれる場というよりも、子どもが園で何を学び育っていける場なのか。
子どもは本来好奇心が旺盛です。色々な事に興味や関心を持ちます。だから生き生きしているわけです。
・幼児にとって意味のない時間は極力さける。学ぶ時間を大事にする。 園内で園や大人のために、子どもにとって教育上意味のない時間はなくす。あまり意味のない体育指導等も同様。信頼のおける科学的なデータ(論文)の検証も必要。
→具体的には園バスの長期乗車時間や着替え等の時間(体操服は採用しない)を極力他の有意義な時間に使う。
2年間ないし3年の園生活では膨大な無駄な時間。
仮に1日10分としても仮に1年間の保育日数を220日と計算して、3年間で660日分、時間に換算すると660×10分=6600分。約110時間の無駄になります。20分なら220時間の無駄ですし、約9日間の換算にないます。
園バスはあくまでも手段であり、目的ではない。
3歳児などは着替えだけでも時間がかかります。その時間をもっと有効に使ったほうが子どもにとって有意義。親が子どものためと思うなら、その辺も考慮してあげると良いと思います。
体操服がなくても運動には支障ない、それに幼児は身体の発達が著しいので、3歳で購入しても5歳でもう一度購入するのはもったいないと思います。
園は子どもが生活する場であり、親でありません。子どもの気持ちも時には斟酌してあげることも大切です。
・非認知能力を育てる。
→以前のような単なる知識の取得だけでは、これからの時代は困る。コンピュータ―の発達に伴い、現在の仕事の大半はロボットに変わられると予測。もちろん最低限の基礎学力は大事だが、これからは「何かを知っている」だけの教育から「何かをつかってできること」問題解決能力を育む教育が求められる。それが「生きる力」につながる。
・失敗ととらえず「学び」として見る
→子どものすることを大人の価値観で失敗ととらえない、気づかせてあげることで学ぶ。
学べた経験として肯定的にとらえる。 大いに実体験をする。自立と自律にもつながります。
・園児を複数の目で見る 。温かな家庭的な雰囲気(空気)の中で生活する。
→6クラスの規模なので園長以下教職員誰も全園児を知っている。園児も全職員を知っている。
複数の目で見れる。原則毎日職員会議の中で、園児の情報を話し、職員間で共有する。
園が大きくなればなるほど、園運営したり園児を動かすために園児に負荷がかかる。決め事も細かくしないと動けないのは自明の理。各学年2クラスのために園外保育なども臨機応変に適応できる。
・五感を通して学ぶことの大切さ大事さを園生活(園環境)の中で大事にしている。
→例えば園庭の土でも色々な種類の土がある。川砂、山砂、粘土層。泥団子に適した土、ままごと用の土、土粘土に適した土等様々である。 川砂の遊び場と山砂の遊び場を作り、日常的に遊べる。
・初めての集団生活を通して自己肯定感ができるように配慮する。
→自分が愛されている事を知る大切さ、自己肯定感がないと青少年期で困る。自分を愛することができない、自分を大切にしない人は人を愛したり人を大切にすることはできない
・質の高い玩具、絵本や遊具で遊ぶ。
→玩具、絵本や遊具は子どもにとってはとても大事なことです。できる限り木製品を重視している。
自然環境に気づいてほしい。また自然はいつも違う姿を見せるので、子どもたちもいつも違う環境と向き合える。保育室の床やドアーまた靴箱や道具箱といった調度類はすべて無垢材。
説明会の間、職員が子どもさんを預かっていましたが、終了した後も、ブリオの汽車で遊んでいて、夢中で離れませんでした。質の高いおもちゃはやはり子どもの心を魅了します。質の高いおもちゃはそれなりに高価で家庭ではなかなかそろえにくいので、幼稚園でできるだけ揃えて子ども達に遊ばせるようにしている。また良質の絵本の蔵書もそれなりにあるので、これからも園児達にできるだけ還元してあげたい。
以上が説明会でお話した内容に補足しています。入園に係ることは、なんなりとお聞きいただければ幸いです。城南幼稚園では前述したことを園生活の中で具体的にどのような形で教育しているのかといった幼児教育についてのご質問も大歓迎です。
また入園に係るどのような質問でも、どうぞご遠慮せずにお聞きいただければありがたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
*年長の子ども達が園庭で拾い、図鑑等を使って調べ、分類して区分けします。また自分たちで字を書いてわかるように伝えます。学ぶことの具体的な一例。
- 2016/10/29(土) 23:40:40|
- その他
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
東日本大震災から5年が過ぎ、6年目を迎えています。東京電力福島第一原発事故もいまだに終息が見えず、現在も廃炉作業が行われています。
佐倉市では学校については月に1回園地を測定してHPで上で公開しています。もちろん園児が遊ぶには問題ない数字の放射線量です。本園では市役所と別に園庭が雨天等で遊べない日や園外保育で使わない日以外は園所有の線量計で震災以降に毎日職員が測定し、その記録は園のパソコンで保存しています。もちろん園児が遊ぶには全く問題ないのですが、時には愚直なまでにこうしたことを継続することも、スタッフの安全意識を啓蒙する意味でも大事なことです。
再度、何か想定外の事故で放射線が大気に飛び散り、園庭を汚染することはないと思います。しかしながら園児の生命を預かる以上、また特に放射線は目には見えないものだけに、万に一つを考えて測定する日々です。
本園では放射線量測定に限らず、園児の生命の安全安心に向けて、できる限りの対策をしています。これで大丈夫と思った時点で安全ではなくなるというのが私の考えです。リスクとハザードの区別も大事です。
園児の将来の危険回避能力を身につける観点からも、何でも危険では成長して大人になって時点でかえって危険予知能力が育たず危険です。
そういう意味からも遊具の選定も大事です。そのへんの判断は色々な講習等で学ぶことも必要です。
本園は現在は幼稚園として3歳児から5歳児までの子どもがいます。
認定子ども園や保育園を見学して思うことはやはり3歳児までの遊具と園庭と3歳児以上の園児が遊ぶ遊具と園庭の区分けが、お互いの成長を促す意味でも理想だと思います。前述した遊具を使って遊ぶ中で身につく危険予知能力や回避能力を育む上でも、3歳で分けたほうがどちらにとっても有益なように感じます。
待機児童対策として設置基準の緩和で園庭がない部屋だけの駅前保育所が認可されいます。0、1、2歳児対象の小規模保育所はまだしも3歳児以上の子ども達が土や水やお日様がない場所で1日中過ごすことを考えると、私はいたたまれなくなります。以前そうした施設を見学させていただいた時に、途中で切なくて何故か涙があふれ、見ていられずに退出したことがあります。もちろんその施設の保育士の皆さんはそうしたことを知っていて、公園などに連れて行くなど懸命に頑張っていたので罪はありません。そうした保育士の皆さんの努力と現状に何故か悲しくなりました。リスクとはハザード云々以前の問題です。そういう環境の中で子どもたちは身体を使って学べることができるのか、はなはだ疑問です。
国は質の高い幼児教育の充実をと叫んでいますが、その言葉とは裏腹に大人(社会)はある意味残酷です。
「どの大人にも子ども時代がありました、子ども時代があって大人になれます、大人は自分の都合にあわせて、それを思い出したり、忘れるときがあります」(園長の独りごと)
園庭では園庭、砂場、堆肥場、池付近と場所をあらかじめ決めて測定します。


パソコンに記録していきます。

- 2016/10/28(金) 13:43:40|
- 幼稚園の風景
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
先日の運動会の紅白玉入れで勝敗を決めるために、籠に入った玉の数を数えました。「ひとつ、ふたつ、みっつ・・ここのつ、とう、じゅういち・・」と園児達と復唱しながら、数を数えました。
毎年お招きいただいている学区の小学校や他の幼稚園の運動会で紅白玉入れの種目を観覧する時がありますが、どの学校や幼稚園でも籠に入った玉の数を数える時に「いち、に、さん、・・」と数えます。「ひとつ、ふたつ、みっつ・・。」と数えたことのある学校の記憶がありません。日本語の使い方から考えると、ものを数える以上、「つ」をつけたほうが良いと思っています。
小学校には国語を学んだ専門の先生もいると思うので、その辺の事情も聞いてみたい気もするのですが。
ご承知のように日本語はものを数える際に助数詞や単位が必要になります。そういう意味では日本語は数え方が難しいし、助数詞を覚えるのが大変として簡略化しがちです。でもそこに世界の言語の中で類を見ない日本語の豊かさの特長があり、私個人的にも大事にしていきたいと思います。季語も日本の四季と関連した言葉の豊かさを表していると思います。
幼稚園や小学校で今は英語の導入が焦点をあびています。外国の文化を知る観点からは良いと思いますが、幼児期は日本語も満足に話せません。特に言葉を話しはじめた時期は母国語をしっかり学べる良い機会です。先ずは紙芝居や絵本また素話等耳から言葉(言語)を聴き、そこから相手に伝える手段として遊びなどを通して、言葉をしゃべり会話を楽しみます。そういう期間を経て、今度は小学校に進級して、字を専門的に習い、自分でも音読ができるようになります。
自国の言葉や文化を深く知ることで、逆に異国の文化を知り、尊重できると思います。逆に自分が生まれ育った母国の文化を知らないと、相手からは自分の国のことも知らないのかと内心は良い印象を与えないと思います。
今はSNSの発達にともない、「数え方」も簡略化の傾向があります。こういう時代だからこそ、教職員が園児に話す時には「数え方」にも気を付けて欲しいと話しています。
そういう点からも、数え方がわからない時にこの「「数え方の辞典」はとても便利ですし、職員室に常備してスタッフも時々確認しているようです。

*ちなみにこの本によりますと、動物の数え方は人間の大きさを基準に動物を数え分けるそうです。
人間より大きい動物は「頭」、人間より小さい動物は「匹」、人間と同じくらいの動物は「頭」でも「匹」でも良いとのことです。ウサギは習慣的に「羽」で数えることもできるそうです。
- 2016/10/27(木) 12:52:43|
- その他
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
暦の上では秋もだいぶ深まってきましたが、今日の日中は汗ばむほどの陽気です.。毎年秋になると届けてくださる佐倉市菊花愛好会さんからの菊の花が届き、秋の風情を感じさせてくれます。
私事ながら、お蔭様で足もだいぶ良くなり、走ることは控えていますが、歩けるようになり、家人も日々送迎に辟易していてうんざりしていただけに、私の回復を喜ぶというよりも送迎からの解放感からか、自然と顔がほころぶようです。「貸しがあるから、私に何かあったらわかっているでしょうね」という脅迫にも満ちたようなセリフに、素直にうなずくしかありません。男の沽券など、とうの昔に死語になっています。これからも忠実なしもべとして生きて行く宿命を今回の怪我を通して改めて再認識しています。(笑)
夫婦のあり方は十人十色といいますが、こればかりは結婚してはじめてわかることも多い、本当に人生のドラマそのものです。
以前幼稚園の就職の話を学生相手に話した時に、結婚を例えに話をしたことがあります。私立幼稚園は本当に色々な幼稚園があるので、相手(幼稚園)をよく見て就職するように伝えています。今は幼稚園教諭は金の卵で引く手あまたですので、園を選ばなければ必ず就職できます。でも大学で学んだことが本当にいかせるのか、園児達とドラマを作れ、ともに成長しあえる幼稚園は残念ながら多くはありません。園児は心身とも自由な環境の中での遊びを通して自分の本当の姿を見せます。そうした中で先生が子ども達の気持ちを汲み取り、その琴線に触れ、共感しあえることで、お互いがより深い信頼関係を築き、ともに成長できます。
また先生達も色々な葛藤特に最近は職場の人間関係や保護者からのクレーム等などによる心身の疲労から離職や休職する先生が多いといわれています。でもそういう時でも踏みとどまり明日への希望を持てるまた辞めないでとどまれる一番の助けは、子ども達との学校生活の中でのドラマからもらう力(気持ち)だと思います。
学生さんにはそうしたことができる幼稚園や王道の幼児教育(幼稚園教育要領をきちんと自己流ではなく、園児の立場から理解し実践している)をしている園の見学や就職を勧めています。もちろん良い幼稚園は個人的な趣向もあるかもしれませんが、あくまでも子ども主体の園は結局のところスタッフを大事にする園ですので、そうした園を見つける大切さを説いています。
結婚については私は語る資格はありません。見ていただいたり、このブログをお読みいただければ、おわかりのとおりです。(笑)
さて今日も金曜日に行われるハロウィンパティーの衣装づくりに園児達は余念がないようです。
保育室で色々な装飾作りに楽しんでいるようです。
明後日のパーティーが楽しみです。
昼食後は全員で遊戯室に集まり、12月に行われる音楽発表会で披露する年長と年中組の合奏曲を披露しました。
園児達にとってなじみのある曲なので、よく聞いてくれていました。
曲のアレンジは各学年の人数、楽器の種類や数を勘案して、園オリジナルとして編曲します。さすがにこればかりは専門家でないと難しく、幸い副園長兼音楽講師のK先生が専門家なので、常に作ります。夏休み前から各クラス担任と曲決めをして、試行錯誤しながらようやく完成しました。
通常販売しているよくある発表会向けの合奏曲の楽譜ですと、前述したことを考慮していないので、できないとは言いませんが、合奏する園児にとっては時には無理があり、無理があると楽器を弾いていても心地よくない時があります。
子ども達に音楽に親しんでほしいからこそ、曲も皆で合奏の楽しさが実感できるアレンジを心がけています。
年中組の曲を披露

年長組の曲を披露

毎年この時期になると届けてくださる菊の花です。佐倉市菊花愛好会の皆さんが手塩にかけて育ててくださいました。
- 2016/10/26(水) 17:37:50|
- 保育のひとこま
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
運動会も終わり、また日々の保育の中で各学年ともそれぞれの学びの一日が始まっています。
そんな中、いくつかのクラスの活動の一端をご紹介します。
年長組は先ずは皆で運動会の表現「ソーラン節」を踊り余韻を楽しみ、それから各クラスごとに保育室での活動に入りました。

年少組は今週28日に行われるハロウィンパティ―で着飾る衣装の模様作りに取り組んでいたようです。4月に入園して早半年が過ぎました。園生活にも慣れてきて、今では机に座り、先生の話も聞けるようになりました。人の話を聞く姿勢や態度はとても大事なことです。幼稚園ではそうしたことも入園してから習慣として身につけていきます。
桃2組の保育室から


パスやハサミの使い方もずいぶん上手に使えるようになりました。


桃1組の保育室から



年中組は遊戯室でクラスごとに音楽講師のM先生の指導の下に秋のイメージにちなんだリトミックを楽しみました。
写真は赤組です。黄組は来客中で撮影出来ず、ごめんなさい。

- 2016/10/25(火) 23:14:37|
- 保育のひとこま
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
昨日は時折薄日の差す天候でしたが、無事に運動会を終えることができました。今日は午後から園で書類整理をしていましたが、職員室から園庭に時折目を転じると、昨日の熱気が嘘のような静寂な一時です。
唯一残念だったのは、全園児での参加が叶わず、4 名の欠席者がいたことです。
園児の競技の審判は最初の種目のかけっこから年長組のつなひきまで、全て私が行いました。紅白帽子(頑張れ帽子)をかぶり、「赤も白も両方とも頑張ったけれど、今日は(今は)○○の勝ちと」声高らかに勝敗を告げました。
園児たちの姿を一番知っているのもちろん各クラスの担任です。でも不肖私も園長として、当然ながら全園児のことはわかりますし、日頃の園生活や運動会の練習に向けての様子は知っています。例えばかけっこのスタートの時の子ども一人ひとりの思いや時には緊張感が見え隠れする時があります。そうした時に園児達の気持ちに寄り添いながら、笛の合図のタイミングや日頃の練習での様子から、言葉かけやタイミングや流れまで、細かく配慮しながら笛を吹いています。ただ機械的にスタートの笛を吹けば良いというものではありません。また紅白の勝負がある綱引きや玉入れも公明正大にやりながら、終了の笛を吹くタイミングを見極めることも大切です。
本園の運動会のコンセプトである「ルールを守って楽しむ」という目的を園児一人ひとりが達成できました。また友達を応援したり最後まであきらめないで、一生懸命頑張っている姿もみられました。
閉会の挨拶でも少し触れましたが、「頑張る」ということは勝ち負けの勝負について頑張ることもさることながら、例えば障害物リレーで一本橋から落ちた時やバトン(帽子)の受け渡しに失敗した時に、遅れてしまうからまあいいやとごまかしてそのまま走ってしまう気持ちに負けないで、やり直す気持ちが頑張る気持ちです。転んでもまた立ち直って走る気持ちも同じです。
端的に言えば自分のそうした気持ちに負けないで、悔しくてもルールを守って行うことができる気持ちです。上手くいかなかったけど、またもう一度やり直して頑張ってすることができる気持ちを、この運動会という行事を通じて育むことが大切です。
写真は運動会の様子です。審判等やりながらの撮影ですので、全ての種目ではありませんが、雰囲気を感じていただければ幸いです。
間もなく始まります。


先ずは皆で保育体操を行います。


年少組による表現、後ろの年中組の園児席では応援を兼ねて踊っている子どもたちもいました。
運動会当日は先生達は園児達の演技を見守ります。


年長障害物リレー、ルールを守って楽しむ気持ちまた前述した頑張る気持ちがみられました。

保護者による綱引き、迫力ある様子に子ども達も力をもらったことと思います。女性は10秒、男性は15秒一本勝負です。
たくさんのご参加をどうもありがとうございました。




未就園児レース「ようこそ ようちえんへ」に遊びに来てくれて、どうもありがとうございました。ひとりでお兄さんお姉さんのところまで、ボールを取りにいけたかな。


年少組による紅白鈴割です。


赤はなかなか割れませんでした。でも最後まであきらめずに、頑張って投げ続け、自分たちの力で割ることができました。
年中、年長組の園児席からも「赤、頑張れ」とたくさんの声援が飛び交いました。


午前中最後の種目は年長組による表現、裸足になり園庭いっぱいに広がります。声も大きく躍動感あふれる動きが展開されました。一人ひとりが楽しそうに踊っていた姿が印象的です。先生にさせられている踊りと自分たちで自ら楽しんでいる踊りの違いがこうした表現でよくわかります。自分で目的をもってするという自立心の大事さがよくわかると思います。またこうした表現で大事なことは園児達に十分な踊れるスペース(環境)をきちんと確保してあげることも大切です。そうしないとのびのびと身体表現ができません。保護者席よりも園児達のスペースが優先です。ご賢察ください。


午後の最初の種目は卒園生レース「まってたよ~ハッピーハロウィン~」です。
毎年のことながら、本当にたくさんの卒園生が来てくれました。何よりも嬉しいことです。小学校1年生から5、6年生また中学生も来てくれました。そして社会人(大人)になったおにいさんやおねえさんも走ってくださいました。どうもありがとうございました。
来月11月12日(土)には「オータムフェスタ2016」を予定しています。卒園生の皆さん、良かったらまた遊びに来てくださいね。




年中組による紅白玉入れ

運動会最後の種目(トリ)は恒例の全園児(年少組は午前中で解散なので有志)による旗体操です。
今年も秋空に青と白の旗が翻りました。

手伝ってくれた保育を学ぶ学生さん達、お休みのところを手伝って下さり、どうもありがとうございました。

運営をしてくださったおやじの会のおやじ達です。全てを終え、スタッフと一緒に記念撮影を行いました。午前中であがられた年少組のおやじ達や終了後あがられたおやじ達もいて、残念ながら全員ではありませんが、総勢26人のおやじ達に感謝です。
この後、小一時間スタッフと一緒に反省会をしながら、来年度に向けて真剣に話し合いをしました。子どもたちの最善の利益のために、子ども目線からの提言は本当にありがたいことです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
- 2016/10/23(日) 19:33:03|
- 行事
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
今日は午前保育(昼食なし)にさせていただき、午後から明日の運動会の設営準備を行いました。またボランティアで保護者の有志の方で当日に土足で行き来できるように、トイレや廊下を養生シートで敷いていただきました。お力添えに感謝いたします。
明日は曇り時々晴れで雨の心配はないようです。気温も23度との予報です。
秋晴れのもと運動会日和になりそうです。
園庭では万国旗も飾られ、準備も終わりました。
明日は全園児が参加して、子ども達ひとりひとりがそれぞれの思い出に残るような運動会にしたいと思います。また明日ボランティアをしてくださるおやじの会のおやじ達26名(1名増えました)の皆さんもどうぞよろしくお願いいたします。
幼稚園に入る前のお友達のレースも午前11時前後に予定しています。
また卒園生レースは午後の部の一番最初の種目になります。(午後1時頃)今年は色々な豪華なおもちゃ( ?) を取り揃えました。およそ10種類の中からよりどりみどり好きな物を選べます。都合つきましたら、是非元気な顔を見せにきてください。
また退職した先生達も応援に駆けつけてくれる予定です。
私も恒例の紅白帽子(別名・がんばれ帽子)を被り、声高らかに審判をします。
皆さんのご協力のもと成功させてたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
保育室内にも園児達が描いた日の丸と家で描いて持参してくれた外国の旗を交互に飾りました。

明日はこの園庭でどんなドラマが見れるか、今からとても楽しみです。先ずはひとりの休みもなく、全園児での参加が一番の願いです。

今日はお手伝いをしてくださり、どうもありがとうございました。写真は最初に撮影したため、後からお見えくださった1名のおかあさま、どうかお許しください。
- 2016/10/21(金) 19:26:30|
- その他
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
次のページ