連日良い天気が続きます。園庭も新緑の木陰で自然と戯れながら遊びに興じることができます。
先週から川の水(源流はアスレチックブリッジ近辺)を流し始めました。自分たちで水路を作ったり、ダムでせき止めたりと思い思いに興じています。
砂場の砂を掘るのと違い、地面を掘るだけにスコップも幼稚園用の物だと固い土を掘る時など掘りにくく、遊びが中断されがちです。
先日所用で都内に行ったときに合羽橋の食器店で見つけてきました。
ヒントはとある居酒屋で飲んでいる時に氷を取り出すときに使うのを見て、試しに購入してみました。インターネットショッピングも利便性はあるのですが、子ども達に使わせるだけに、最初の時は、必ず手に取り実物を見て、幼児に使わせる際の安全性等を確認してから、出すことが大事です。
川遊びの楽しい季節、水路やダムで楽しんでくださいね。
ステンレス製で刃先も鋭利ではなく丸くカーブしています。
透明の物はポリプロピレン製です。園児用シャベルも同じ材料ですが、砂場の砂の目的のため、使い勝手が悪くて、土を掘るには適していません。

川の水は最後は写真下のマンホールに流れます。井戸からくみ上げた水は衛生上滅菌器を通してから流します。循環用にはしていません。井戸水だけに夏場は特に冷たく感じるようです。
- 2015/05/31(日) 22:19:08|
- 保育のひとこま
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最近は5月に運動会をやる小学校が増えてきました。それぞれに事情があるのでしょうが、東京オリンピックにちなんで制定された体育の日の前後に行われ、秋の風物詩のひとつといわれた運動会の開催時期もだいぶ様変わりです。
今日(日付)も9校で行われ、職員で手分けして、卒園生の応援に駆けつけました。
私も午前中2校行き、午後も予定していましたが、事情ができ断念しました。午後予定していたS小は私の母校でもあるので、残念です。
五月晴れの中、自転車で回りましたが、昨日のお湿りで埃もたたず、また風もあり暑さもだいぶ柔らいだようで、まずまずの運動日和ではなかったかと思います。校長先生にご挨拶するために本部席で観覧することも多いのですが、グラウンドも広いので、卒園生を見つけるのは困難な時もあるのですが、それでも遠目にわかる時もあり、それぞれに頑張っている姿を見ることができるのは嬉しい一時です。
1年生も卒園して早2か月ですが、体操服姿がお似合いでした。
プログラムも仕事柄目を通しますが、それぞれの学校の取り組みが見えてくるので、それもまた楽しみです。
運動を通して生涯スポーツのきっかけになると嬉しいですね。
先週金曜日はお昼前後から雨が降りはじめたので、室内遊びになりましたが、時々桃2組前のフリースペースでワークショップを開きます。造形遊びで家庭でもできる簡単なものです。
「園長先生、なめてもいいよ」と子ども達が出来上がったペロペロキャンデーを持ってきてくれるので、私が舌を出しながら本気で舐めようとすると、「いやだ」と蜘蛛の子を散らすように逃げてしまいます。相変わらず不人気で苦笑しています。



- 2015/05/31(日) 00:27:55|
- その他
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今日は5月生まれ12人の誕生を皆でお祝いしました。
入場して、舞台の椅子に座ります。

お祝いの歌「たんじょうび」を歌います。

青組が作ってくれたプレゼントを受け取りました。

プレゼント名は「あおくみ たきのぼり こいのぼり」です。

スズランテープを使い、鯉が登ったり下りたりする動き楽しんだり、ふたりでテープの先端をそれぞれ持ってこいのぼりを動かすことで、ふたりでも遊べます。

お楽しみは4月誕生会同様、年長組による出し物です。
先ずは青・緑組に合同での合唱、歌は「ピクニック」です。

次は緑組による表現「ウイ・ゴー」です。

- 2015/05/28(木) 14:25:07|
- 誕生会
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山砂の遊び場に新しくダンプカー等5台を購入しました。5台ともドイツの*ブルーダー社製の車です。とても細部まで丁寧に作られていますが、丈夫です。こうしたおもちゃはやはり欧州のメーカーは1日の長があります。遊びの幅が広がってくれればと思います。


写真を撮影していたら、桃2組の園児達が昼食後の自由遊びに園庭に出たようで、早速楽しんでいました。
一緒に附属品でついてきた建設現場用の安全のための黄色のヘルメットがなかせます。



*ブルーダー社
ドイツのブルーダー社は精巧なものづくり技術を活かして作り出す16分の1スケールのプロシリーズ、同じ縮尺で2012年に新たに登場したビーワールド、低月齢児にも安心のロードマックスの3シリーズを展開しています。モノづくりの国のこだわりと、こどもの成長を見守る愛情が随所に表現された品質の高い『ドイツ製』フリクション玩具です。
ヨーロッパの安全規格に合格していることを表すCEマークを取得しています。また、アメリカの材料試験協会規格ASTMにも適合しています。
ブルーダー社の玩具は、なぜうごくの?どうやってうごくの?あそぶうちに、 自分で考えるきっかけを与えてくれる。そんな知育おもちゃなのです。子どもたちは大好きなはたらくクルマで夢中になって遊ぶうちに、自然とその仕組みを理解していきます。16分の1という少し大きめのスケールは、クルマの構造を本物そっくりに再現するのにも、動きの仕組みを見つけるのにも、最適な大きさなのです。そうした知育要素が認められたからこそ、本国ドイツをはじめ世界中で長きにわたって愛され続け、幼稚園などの教育現場でも遊ばれているのです。その精巧な見た目からは想像できないほど丈夫に作られています。もしどこかが割れてしまったり、壊れたとしても、可動する多くのパーツは取り寄せが可能です。
- 2015/05/26(火) 18:13:07|
- 幼稚園の風景
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久しぶりのブログです。年長遠足もいまだ掲載できず、ごめんなさい。もう少し待ってください。
今日のブログは悲しいというか残念なお知らせです。
先週22日(金)に畑を管理してくださっているUさんから「さつまいもの苗が盗まれたようです、一応警察には届けておきました」携帯に連絡がありました。約80本ぐらいだそうです。今年は1,200本植えています。でも本数ではなく、抜かれていたことが問題です。連絡を受けた時にすぐに現場に駆けつけたかったのですが、あいにく柏市内の幼稚園に所用で出張でした。
すでに10年近く畑をお借りしていますが、初めての出来事です。以前トウモロコシを栽培した時に、タヌキやハクビシンに食べられたことはありましたが、さつまいもの苗を食べる動物は聞いたことがありません。しかも植えて間もない時期です。
昨日日曜日に畑に実況見分に行きましたが、確かに二畝分に本来あるべき苗がありません。しかも園児達が植えてくれた畝の苗です。
このブログでもご紹介したように、園児達が苗を受け取り、嬉しそうに時には神妙な面持ちで植えてくれたことを思い出すと、なんともやるせない気持ちです。5月11日付ブログに苗植えの記事を掲載しています。
まだ園児達にはこのことは話していません。保護者の皆さんもこの記事を読まれても、子どもさんにはこの件は伏せていただけるとありがたいです。
このブログに乗せるかどうかだいぶ迷いましたが、保護者の皆さんの良識を信じていますので、ご配慮をお願いします。
保護者の皆様に知ってほしいと思い、掲載しました。今後園児に話す必要があると判断した場合は、園から話します。
証拠がないので、盗まれたとは断定できませんが、なんともいえない話です。
写真向かって左側の二つの畝に植えられていたはずの苗がきれいになくなっていました。

畑を管理してくださっているUさんが早速立札を作成してくれました。

じゃがいももだいぶ成長しました。あと少しで収穫です。

じゃがいもの白い花が咲き始めています。
- 2015/05/25(月) 23:54:41|
- その他
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気持ちの良い五月晴れが続きます。
新緑の濃淡に眼を細め、若葉の下で身体を動かしてると、日頃の不摂生な生活の中の澱みがどこかに行くような錯覚に陥ります。朝の体操を園児達とした後に、園庭をぶらぶらしていると新作のケーキを目にしました。
季節の恵みを使った美味しそうなケーキです。どうやってつくったのか、独かな友達と一緒にかな。色々想像しながらしばらく眺めていました。



今年は野グミが成り年のようです。木の下で赤く熟す前に落下したグミがたくさん落ちているようです。

- 2015/05/20(水) 18:16:30|
- 保育のひとこま
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先日の土曜日、日曜日2日間に特定非営活動法人「園庭・園外での野育を推進する会」(通称野育の会)が主催するセミナーに参加してきました。昨年発足し、私も個人会員です。お蔭様で昨年度はいくつかの幼稚園や保育園の園環境を勉強させてもらい、その見聞が本園の新しい遊具「山砂の遊び場」の誕生にもつながりました。
今回は神奈川県横浜市都築区にあるK保育園を会場に研修を行いました。かれこれ幼児教育に関わって早30年近くになりますが、長く続ければ続けるほど、奥深さと怖さ(幼児教育の大切さ)を知り、いつも自分の浅学に気づかされる事も多く、できる限り時間を作っては研修に行くようにしています。私立幼稚園はある意味理事長・園長次第でいくらでも変わります。特に園長は現場で子ども達から学ぶこととそれをきちんと考察する意味での研修をしないと、とても園長はできないと個人的に思っています。
また保護者の方から教育方針や何故こうした教育をするのかといった質問をされた時に、子どもの最善の利益の視点から理解していただけるように答えるための良い意味での理論の構築も大事なことです。
そうしないといつまでたっても「遊びと学びの表裏一体」や「幼稚園での本来の勉強」が誤解されてしまいます。
私自身そうした問いに答えるのが大好きです。
今回も色々と学ばせていただくことが多い、実りある研修でした。
およそ50名近くの参加者の内、北は北海道、南は宮崎県から集まり、しかも半数は飛行機を使ってくる遠方の参加者でした。若い先生達も多く、未来に希望が持てます。
講師の先生がお話していた「幼稚園や保育園また認定こども園は、子どもを預かるための預かり施設でなくて、子どもが育つための教育施設である」という言葉が印象的でした。ある年齢になって、お日様や水や土が身近にないまたはあってもそれを使って遊べない施設では心身が育たないのは当たり前です。子どもにとって園環境がいかに大事かを再認識したセミナーでした。
園庭には樹木が多いので、木々の若葉のしたでゆったりと見学できました。何人かの参加者は独楽回しに挑戦していました。

かなり高いツリーハウス、眺望は絶景です。


見ると欲しがる私の悪い癖。先生達とよく相談して考えます。(副園長の目が光り、怖い)

山砂場は作りましたし、奥の土を掘るおもちゃは買いましたが、手前の遊具が気になります。



私の好きな言葉です。私も新しい企画を考えるときにこの言葉が基本です。園児達もスタッフも同じ思いと勝手に考えるのが私の悪い癖かもしれません。副園長にもいつも叱られます。

園庭の環境も素晴らしいのですが、室内環境が素晴らしい。質の悪いものや安っぽいチープなものは置いていません。
おもちゃは木製品が多く、有名な玩具メーカーのおもちゃばかりです。一つひとつは高価です。
調度類も無垢の木製品が多くありました。

本物のドレッサーが泣かせます。

室内のあちらこちらに生花や植物が飾っています。お洒落な空間を醸し出します。

- 2015/05/18(月) 18:19:00|
- 研修
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